半年間、僕の良き相棒であり続けてくれていたのが、この機材たち。
彼らが(あえて擬人化してしまいますが)、いつもちゃんと正常に動いてくれていることで、僕は、安心して、プレイに集中できるのです。
(・・・まあ、ロック・イン・ジャパン・フェスティバルでは、まさかの事態がありましたが・・・(笑))
本当に、感謝です。
コンピューターが全盛の今は、実は、シンセサイザーの世界もでも
「ソフトウェア・シンセサイザー」といって、シンセがパソコンのアプリケーションになっており、
実際に、CD制作の現場でも、この略して「ソフト・シンセ」の出番の方が多くなっているくらいなのです。
僕がステージで使っているようなものは、今では、この「ソフト・シンセ」と区別するために「ハードウェア・シンセサイザー」などと言ったりします。
当然、昔は、シンセといえば「ハードウェア・シンセ」しかなかったのですけどね(笑)。
音質やら何やら、これらの違いや特徴について語り出すと長くなるのでやめますが(笑)、
ハードウェアシンセの一番の強みは、なんといっても、過酷なツアーに耐える「耐久性」と、パソコンと違って、不慮のフリーズなどが無い「安定性」。
・・・まあ、今どきのハードシンセは、コンピューターを内蔵しているものも多いので、・・・一概には言えないのですが(十年~二十年に一度くらいのことが、実際に先日ありましたしね(笑))。
それでも、パソコンをシンセとしてステージで使うのは、まだ、まだまだ怖いですからね。
そんなわけで、こうして、長いツアーでも、いつもしっかり電源が入ってくれて、いつも、僕の作った音をちゃんと記憶しておいてくれて、それをきちんと出してくれて。
こんな当たり前のことが、本当に大切なのです。
僕にとっては、シンセの音は声と一緒ですからね、
・・・勝手に「今日は風邪でして、音が良くありませんです」では、やはり困るわけですね(これまた、アナログシンセはあるんですけどね、これが(笑))。
・・・と、例外とかも沢山あるので、シンセを語り出すとほんと長くなるので、もう、ここらでやめましょう(笑)。
とにかく、ありがとう(笑)。
そして、その中でも、本当に、全公演に参加してくれたのは、彼。
日本国内の全てのコンサート、そして、韓国にも、香港にも、台湾にも行きました。
僕にとって、一番大切な楽器です。
ミニモーグ。
単音しか出ない(和音は弾けません)この古いシンセがなければ、今回のツアーどころか、今の僕は、ないと思っています。
本当に、本当に、ありがとう。
そして、半年間のツアーの締めくくりですからね、ここでスペシャルショットを。
はい、どん。
台湾公演、開演10分前です。
左から、ギターの武沢さん、マニピュレーターの松井ちゃん、ピアノの松田さん、ドラムスの田中さん、ベースの六土さん、キーボードの水餃子男、そして、ギターの矢萩さんです。
皆さん、本当にお疲れ様でした。
どうもありがとうございました。
そして、せっかくですからね、もう一枚、スペシャル・サービスショットをば。
はい、どどん。
上の集合写真の後の、くつろいだ一枚です。
プロマックスのT君が、撮ってくれていました。
こういう自然な写真は、なかなか無いので、嬉しかったので、皆さまにも。
もっとも、僕たちにとっては、これが普段の感じなのですよ。
安全地帯さん、松田さん、松井ちゃん、
・・・本当に、和気合々とした、素晴らしいチームです。
本当に、このメンバーだからこそのステージだったと思います。
はい、そして、これまた締めくくりということで、さらなるサービスショットです。
はい、どどどーん。
台湾公演終了後の打ち上げでの、一枚です。
勿論、僕がしがみついているのは、
日本が世界に誇る、正真正銘の音楽の天才・玉置さんです。
打ち上げも宴たけなわの頃で、台湾ビールと紹興酒で、ずいぶんといい感じになった挙句の、
玉置さんの力強い長い長いハグのあとの一枚でして、なんかもう、・・・デレデレのフニャフニャですね、僕(笑)。
とにもかくにも、安全地帯さんの音楽は、最高です。
本当の音楽の力を、教えてくれます。
本物の音楽なら何ができるかということを、思い知らせてくれます。
音楽で、救ってくれるんです。
安全地帯さんに、これからも、輝かしい未来が待っていますように。
そして、世界中のファンの皆さまにも、同じように、最高に幸せな未来が、待っていますように。
半年間、どうもありがとうございました。
また、どうぞよろしくお願い致します。
えー、さて、台湾の散歩レビューに関しましては、
・・・一日一枚ずつ写真をアップしていったとしますと、なんと3年近く、このネタで持ってしまうくらいの写真がございます(まあ、同じようなのもあるのですが、枚数的には、ほんとに1000枚以上撮ってました)。
というわけで、ちょっと僕自身が全然見きれておりませんので(笑)、
旅日記的なものは、またゆっくりと、ご紹介させて頂きますね。
・・・って、まあ、大体、食べ物の話なんですけどね(笑)。
よろしかったら読んでやってくださいね。
ではー。