ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




最近お気に入りの、梅酢たくあんです。

 

見た目は普通ですけどね、ほんのりと梅の香りがして

 

 

う、

 

 

 

 

・・・うめー

 

 

 

 

とかなんとか言ってみちゃったりして(笑)。

 

 

しかしですね、たくあんを家で作って、それがおいしいなんてことになったら、これは大変素晴らしいことです。

 

どのくらい素晴らしいかと申しますと、ラーメンが家でできちゃうくらい素晴らしいのではないかと思っております。いや、テレビを家で作れちゃうくらいかな。いや、エコカーが家で・・・、

 

さすがにそれは大げさか(笑)。

 

たくあん作りね、「いつかやってみたいことリスト」に、昔から入ってはいるんです。

 

難しいのでしょうか

 

 

そうそう、あと昔から、たくあんの尻尾をかじるのが好きなんですが、

 

 

この梅酢たくあんには尻尾がないのですよ・・・。

 

どうしちゃったのかなー。無いわけないんですよねー。

 

 

し、尻尾くださいー。(結構本気で好き)

 

 

そうそう、どんうー買いましたよ。はい、安心、安心。仕事終わったら、あとで食べよー。

 

で、あと4個になるのね。覚えとかなきゃですよね。

 

 

とか言って、・・・いきなり2個食べたりしてね(笑)。

 

たくあん先生とは澤庵 宗彭(たくあん そうほう)さんのことです。

「沢庵漬け 」

ダイコンの漬物であるいわゆる沢庵漬けは一伝に沢庵が考えたといい、あるいは関西で広く親しまれていたものを沢庵が江戸に広めたともいう。後者の説によれば、徳川家光が東海寺に沢庵を訪れた際、ダイコンのたくわえ漬を供したところ、家光が気に入り、「たくわえ漬にあらず沢庵漬なり」と命名したと伝えられるが風聞の域を出ない。(Wikipediaより抜粋)


なんて難しい話は、眠くなるかな。でも、夜にはいいかな


ではー。



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首相の鳩○さんが夫婦揃っていない日本に、オバ○さんがいて、今日、都内のサントリーホールというところでアジアについての政策を語りました。会場に入れたのは、ホワイトハウスから招待を受けた人々だったとか。

なんか、ちょっと不思議な感じがします。

子どもが「おかあさーん、今日のご飯なにー」って家のキッチンに行ったら、おかあさんじゃなくて、近所のおばさんがエプロンして立って普通に料理してた、みたいな。ちがうかー(笑)。

 

今日は、そんなキッチンで、ちょっとした事件が

毎日のことですが、今日もお腹が減ったので、「どんうーでも食べようかなー」とキッチンに行ました。ほら、冷凍のどんうー、あれ、結構美味しいんですよね、シコシコとコシがあって

で、ここで、「そうだ、カレーうでんにしよう。」と思ったわけです。カレーはレトルトのでOK。なので、二つのお鍋にお湯を沸かして、一つにカレーを投入。

でも、カレーだけじゃなぁ・・・と思い、棚を見ると切り餅があるではありませんか

なので、これを二切れほど網に乗せて焼くことにしました。

 

力カレーうでん、読みにくいですね(笑)、えー、「ちからカレーうでん」です。多分そんなの無いと思いますが、僕はOKです。

学生の頃、立ち食い蕎麦屋さんで一番好きだったメニューが「カレー天ぷらうでん」でしたから。初めて頼んだときは、お店のおじさんに「えー、カレーと天ぷら、一緒にしちゃっていいのかい?」って訊かれたんですが、「いいの、いいの。きっと美味しいから」って言って試してみたら、本当に美味しかったのです。是非どうぞ。本当に美味しいですよ

ま、そんなわけで、天ぷらが無い代わりに、今日はお餅でね。そろそろ、お餅が美味しい季節ですしねー。まぁ、一年中美味しいんですけどね。

 

そうそう、お餅といえばね、誰かが、初めて日本に来た外国人にお餅を見せて、

「これ、毎年必ず、食べて何人か死んじゃう人が出るオモチっていう食べ物なんだよ。でも、日本の伝統的な食べ物で、みんな大好きなんだよ。おいしいよ。ひとつ、どお?」って勧めたら、「NO!」って言われた、って何かで読みました。間違ってはいないけど・・・ブラックですよね

えっと。

そうそう、で、オモチを焼いて、カレーも温まった。合間に長ねぎも切った。そして、いよいよ、メインのうでんを出そうと、冷凍庫を開けたわけですよ。

 

そしたらね、

 

 

 

・・・無いんですよ、うでんが

 

 

常備してあるはずの冷凍うでんが、一つも、無いんですよー

 

 

ガサゴソと冷凍庫を探りながら、記憶の糸をたどるんですけどね、思い出せない。でも、多分、夜中にきっと・・・いつだっけ。

 

とか考えている場合ではないのです。あー、どうしよう。

 

ということで、急遽棚にあったラーメンを茹でてみることにしたんです。ただし、カレーラーメンは、僕は実は、あまり認めていないのです(←何を偉そうに(笑)。まぁカレーとラーメンはそれぞれ別に食べた方がいいんでないかい?な感じ)。

 

でも、まぁ、試してみる価値はある、と思いましてね。で、もうそんなことしてる間に、どんどんお腹が減ってしまって、結局、ラーメンの麺を二人前、茹でたんです。そしたら、

 

それが、トップの写真ですよ。

 

多いんですよ、やたら。ずいぶん増えました(笑)。

 

で、ここにいよいよ、カレーをね、投入したわけですが、

 

 

なんかねー、うでんじゃない、ってだけで、

 

 

なんか違うんですよ。ってか、ほら、なんか、あまり・・・でしょ(笑)。

んー、スープが多かっただろう、というのはあるんですが、

中華スープとカレーがイマイチなのかなー。いや、でも、ラーメンとカレーライスのセットとかは結構アリだったりするんですけどねー

 

うーん。

 

写真、撮り損ねたんですけど、しかもこれに、お餅ですからね。

 

うーん、ですよね。

 

で、やっぱり食べてみると、バランスがイマイチで、カレー風味のラーメン、になってしまいました。お餅の絡みも、イマイチなような気も(←ネガティブ思考に陥っている(笑))。

 

 

 

冷凍うでんが無い、と気づいた段階で、ご飯を温めればよかったんじゃないか、と気がついたのは、この力ラーメンカレー風味を半分くらい食べたあたりでした。

 

そう、カレーライスでよかったんですよ、多分

 

お餅?

 

 

ええ、そしたらお餅は、ライスに添えますよ

 

 

力カレーライス。

 

 

あー、だから読みにくいっつーね(笑)。

 

 

ちからカレーライス

 

 

ダメですかね

 

 

あ、でも、そうすると、

 

 

・・・長ネギ困るかー

 

 

じゃ、どうすりゃ良かったんだー。

 

 

 

 

あ、・・・そうか、

 

 

・・・最初に、材料が揃ってるか確かめればよかったんだ

 

うぅ

 

でも、お腹は一杯になりました。実は最後は結構美味しく感じるようになってました(頭が切り替わった)。ご馳走様でした

 

ではー。



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昨夜はなんとね鈴川さんに家まで送っていただいたんです

打ち上げでは、てっきり鈴川さんも一緒に飲まれて、それで帰りはどなかたきっと運転を頼んでる方がいるものだと勝手に思っていたのですが、そうではなく。「僕はいいんだ。今夜はどうしても、ケン坊にも飲んで欲しくてさ」とおっしゃったのです。

うーなんてこった・・・。お酒、お好きなんですよ、鈴川さんも。お礼、しなきゃです。

しかも昨夜出演したアーティストでもありますタケウチタクヤくんにまで手伝ってもらいつつ、ようやく機材を下ろしたがのが、午前4時近くだったと思います。本当に、楽しい夜でした。

 

さて、トップのお写真は今回ももうおなじみになってきました、いつもの三段弁当・・・じゃない(笑)、三段セットです

下から、カワイMP9000、ハモンドXK-3c、コルグTriton Extreme。分かりやすく言えば、それぞれピアノ担当、オルガン担当、シンセ担当となっております。

 

・・・が、よく「なんでそんなに沢山ピアノが必要なんですか?」と訊かれます。はい、えー、あのー

全部「ピアノ」ではないのです。見た目はピアノの鍵盤と同じ形をしてますけどね(違うと弾きづらいです(笑))。キーボードっていう楽器は、色んな音を一曲の中で同時に弾いたりする必要があったりします。そして、それぞれ専用の楽器の方が音や使い勝手が良かったりするのですよ。

ピアノの音の出る鍵盤は、鍵盤自体が少し重たくなってて、ピアノを弾いているような感じになります。でも、オルガンはオルガンの音があり、作り方もあって、それに特化されたドローバーという棒がついていたりもしますし、そもそも、ピアノのように重たい鍵盤では奏法的に弾きづらいのです(逆にピアノは鍵盤が軽いと弾きづらい)。また、シンセは、本体に沢山音色が入っている必要があったりして、ピアノやオルガン専用の楽器では代用できないんですね

 

はい、もうこれくらいで眠くなったひとー。というわけで、そんな話は、おしまいおしまい(笑)。

 

昨日は、初めて伺う会場でしたので、事前に場所をチェック。

 

「えっ?ちょっとちょっと!ち、地名が餃子!?」

 

・・・「砂子」だってば。いや、本気で一瞬目を疑ったんですよ、朝(笑)。

 

12日前に一度リハーサルがあったきりですから、一応復習はしたとは言え、会場でも譜面のチェックを。赤とか青とかでチェックポイントをなぞったり、見やすいように太いペンでコードネームを大きく書いたりね。いや、僕は目はいいんですけど、とっさに「あっ、どこだっけ!」とか目が泳いだりすることもあって、・・・気持ちよく泳いでる間に、曲は進んじゃいますからね(笑)。

 

特に、あの例の難曲はね、入念に。

 

さて、右下の方に

 

 

「マイルドセブン」ってありますね。これ、実際にここで「マイルドセブン」って言ってるんです。言わないと数えられない、というね(笑)。

詳しくは長くなるので省きますが、これね「変拍子」といって、ここの小節だけ8分音符が7個で1小節になってるんです。

普通の4分の4拍子の曲で八分音符を数えるときは「12345678 12345678 1234~」って、8個なんですよね。でも、この小節だけ、「1234567」で終わっちゃうの。これ、難しいんですよ。

ためしに「12345678」と1から8までを同じスピードで声に出して言いながら、「1」と「5」のところで手を打ってみてくださいな。

「1(パン!)2345(パン!)678 1(パン!)2345(パン!)678~」

これ、簡単ですよね。

 

でも、この並びの中に一箇所だけ突然「1234567」が出てくると。

 

では、同じく、「1」と「5」で手を打ちながら、今度は、

「12345678 12345678 1234567(←) 12345678」と、8分の7を入れてみてください。どうですか、次の頭の「1」でちゃんと手が打てましたか?よどみなく数字を言いながらですよ

 

ね、難しいでしょ?なので、こういう奇数になったりして、ナチュラルじゃないときの小節を数えるのに、ものの名前を使うことがよくあるんです。7は「マイルドセブン」、5なら「ハイライト」、3なら「ワカバ」とかね(4とあか8はわりと自然なので、わざわざ置き換える必要は無いのです。3は3拍子の曲ならともかく、4拍子の曲に突然出てくるとね、結構これもクセものなのです(笑))。このタバコの名前に置き換えるのは、昔、先輩から教わったもので、もっと複雑に変拍子が混じったような場合なんかだと、「ワカバワカバ、マイルドセブン、ハイライト、ハイライト、ワカバワカバ!」とか言いながらフレーズ弾いてたりしました(笑)。

別に「ケイタイデンワ」とか、「ドラエモン」でもいいんです。「ギョウザテイショク」でもいいんです。覚えやすくて、慣れてる言葉ならなんでも

というわけで、昨日はこの小節のところになると「マイルドセブン」って言いながら音を伸ばして、「ン」の次の瞬間で次の音を弾くきっかけにしていた、というね。

 

ちなみに、この曲はブレッカーブラザーズという人たちの、「Some Skunk Funk」という曲でした。腕に覚えがある人や、難しいのが好きな人(笑)が、腕試しに演奏したりする有名な曲なんですよ。

こんなビデオもあります。12歳の女の子がこの曲を叩いてます。なんじゃこりゃー(笑)。

 

「Some Skunk Funk」が大好きで、「僕、譜面いりません」といいながらリハの最初から軽々とプレイしていたまっちゃんこと、松本直樹くんの後頭部とともに、昨日ご一緒させてもらった、若くて素敵なアーティストの皆さんに混じって僕の名前も書いていただいたスケジュール表なぞを、パチリ。本当にみんないい子たちでした。楽屋の雰囲気とか、めちゃめちゃ良かったですよ。

 

昔は対バンとかって、「よろしくおねがいします」とか言いながらも、内心はバリバリライバルだと思ってたりもするから時にはピリピリした空気になってたりもしてたものですけどね。昨日のイベントは、鈴川さんのお人柄でしょうねぇ。打ち上げも幾つかのバンドとご一緒しましたが、皆さん仲良くなってて、とってもいい感じでした。また会えるといいな。彼らからしたら、かなりお○さんですけどね。

 

はい、そこ。勝手に「じ」とか脳内補完しないように。「兄」という漢字でお願いしますよ(笑)。

 

ちなみに、このまっちゃんの頭は、5日に1回、知り合いの美容師さんに刈ってもらっているんだそうです。

 

そんな、昔バンドを共にしたこともある、マメなまっちゃんと共に、5日に1度、髪の毛を刈る生活は絶対にできなそうな人。

「ねむいなー、今日はいいやー」とか言って、そのうち普通に長髪になってるんじゃなかという、ね(笑)。

 

そんなわけで、何度も言ってしまいますが、とっても楽しい夜でした。 沢山のスタッフさんも皆優しくて、本当に素晴らしかったです。ありがとうございました。

「美味くいけパワー」も沢山受け取りましたよ。ありがとうございました。あれ?漢字が違う(笑)?

そして、会場でご一緒して下さった皆さん、本当に遅くまでありがとうでした。お手紙もありがとうでした。差し入れもありがたく、いつものように

 

・・・全部食べさせて頂きますね。(←いつもそればっかし(笑))

 

 

ではー。



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いやあ!

楽しい時間はあっという間(^.^)。

楽しかったあ!

遅くまでありがとうございました!

さて、こうなると、冷たいものが欲しいなあ(笑)。


今日は送ってもらえるんですよー(v^ー°)


と、個人的な喜びを書いてみるライヴ後


ではー。


---追記。---


写真は本番前の楽屋にて。沢山のアーティストさんが出たあとだったので、少し遅めの午後九時半ころ。


左から、恵美さん、鈴川さん、まっちゃん、高嶋くん、そして、ぎょうざ倶楽部4年連続会員


飲んだーっ

 

とってもおいしい冷たい飲み物でしたー(笑)。


ではー。



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いたなー(笑)。

---追記。---


勿論、考えました。


おー、食べちゃおっかなーって


しかし、人が並んでいたのでね、会場入り前でしたし、ちょっと時間的にアレかなと思って、断念。残念。


ま、いいのさ、もう会員ケンはあるわけですし、あせらなくても、と言い聞かせました。


いや、ちょっと待とう。別にあせって食べていたのではなくて、食べたいからたべていたのですよね。


・・・ええ、そうですよ



なんだなんだ(笑)。



あー、食べたくなってきた。やっぱり食べときゃよかったかなー。このお店はどんな味だったかなー、気になるなー


また今度ね。まってらっしゃいっ


ではー。


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というわけで、今年もめでたくゲットいたしました



来年も、わたくし、ぎょうざ倶楽部の会員を続けさせて頂く事となりました。


ってか、カードが地味ではないでしょうか、若干(笑)。



さて、明日はいよいよ、鈴川さん主催のイベントライブなわけですが、


なーんと。


先日のリハの翌日に書かれた鈴川さんのブログをご覧になった方もいらっしゃるかと思われますが、



こちらで触れられております、



「なんとオリジナル曲もやっちゃうわけよ!」


の曲は、なんと

 

 

なーんとなんと、




僕の曲、というね。

 

 

(あ、別に餃子の曲ではありません。)





うふふ。でも、なんか不思議な気分です

 

 

元々は歌モノとして書いた曲なのですが、明日はバイオリンの高嶋くんにメロディーを弾いてもらって、インスト(インストゥルメンタル=楽器だけで演奏する形態です)という形での演奏となります。

 

勿論、ほんと、初お披露目

 

 

鈴川さんに「これ、やらない?」って言って頂いてね。ありがたいことですー。

 

 

いやあ、緊張しますなぁ

 



してんのかいっ

 

明日お会いできる方々、一緒に楽しみましょうね

 

遠くから応援してくださる方々も、どうぞよろしくお願いします。「上手くいけパワー」、なるたけ沢山、お待ち申し上げております。

 

なにせ、

 

 

緊張してますからー

 

 

 

だから、してんのかいっ

 

 

ではー。



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うわー、連日とは。Kさん、すごい

はい、なんとまたメタルの話でアレですが(・・・んー、じゃあ何ならいいんだろ?という話もありますね。やっぱりラーメンとか餃子だったりして(笑))、LOUD PARK09、ライブレポその3、アップされましたであります。

えっと、今回は4つだから、2+4=7・・・-1+4で、10ですね、10。合ってますか?合ってますね(笑)?

 

なぜか鍵盤が全然入ってもいないナパームデスの紹介が一番長いというね。出演しなかったバンドの話まで書いてるんですが、それが今日のトップの写真、「アナルカント」というバンドのファーストアルバムなんです(どうしても細かい字がつぶれてしまいました。見づらくてすみません。でも、ただ、この「あのナパームデスより速い!」と、とりあえずただ速さだけを売りにしちゃった、この無茶なコピーを見ていただきたくて)。

ちょっと、きっと「あなたの知らない世界」な話になりますが・・・、

もうね、さすがにこのバンド名は公の場で日本語には訳せませんし、アルバムタイトルもちょっと物騒なのでアレしましたが(ちなみにこのジャケット写真は日本人が撮った模様)、とにかく、すごい。

このアルバム、300曲入り。

 

でも、CDってそんなにインデックス打てませんから、いちおう、58曲入りということになってますが、一曲目のタイトルが「まず何曲かプレイするからよ!」で、二曲目が「じゃ、さらにもう数曲聴いてくれ」で、それぞれの曲の長さが、一曲目37秒、二曲目49秒、と言った感じです。

そもそもタイトルとか付けるのがめんどくさいみたいで(笑)、「意味のない曲名を沢山つけなきゃならないんなんて、もううんざり」というタイトルや、「だから曲名なんてでっちあげなのよ」という曲名があったりします。「俺たちゃ、インフルエンザにかかって凄ぇ具合悪い」とかね(笑)。やっぱりそれぞれ一分くらいしかないです。

まあそんな感じで58分40秒、とにかく、「ゴー」って言ってるだけ(笑)。リットーさんのサイトから飛べるリンクの曲なんて、これらからしたらかなり曲っぽくて、まともな方ですよ(笑)。

そうそう、昔出したシングルが5643曲入りとかね。シングルですよ、シングルー。

あ、セカンドアルバムも持ってますが、二万曲入りでした(笑)。

 

・・・実は最初にこのCD買ったときに、僕、これが何なんだか、まるで理解できなかったのです。なので、試しにヘッドフォンで集中して聴いてみたんですよ。58分40秒、メモ用紙だけ手元において

聴いてるうちに、だんだん色々なことが頭をぐるぐる回りだして。

で、途中でね、思ったんですけど、これ、海外のバンドで、このCDは海を渡ってやってきたわけで、僕は日本でこれを3000円というお金を出して買って、こうして一人部屋で一生懸命理解しようと聴いてるわけで。

 

この状況って凄いな、と。そして、彼らには何かが絶対にあるんだよな、と、思ったんです。だから、彼らの音楽(・・・音?)がCDになり、はるばるここまでやってきたんだ、と。

そう思ったら、なんか最後には好きになってて(笑)。

 

メモに「これ、すごい!いいんじゃないの!?」って書いてありました。当時、僕25歳くらいでした。

その当時の彼らのライブのビデオがYoutubeにありましたので、おいておきます(こちら)。曲的には、2分50秒あたりの感じが、「まず何曲かプレイするからよ」の感じとそっくりです。だから、その曲かもしれませんし、全然違う曲かもしれません。それはわかりません(笑)。

ただ、このビデオを全部飛ばさずに、集中してみてみると・・・。

 

やっぱり、「何か凄いんじゃないか」とは思われるかもしれません。

 

いや、出だしからして無理、6分間なんて、絶対無理、苦痛で苦痛で仕方がない、とにかく無理ー!、という方も多いと思います。

 

たぶん、それが、

 

 

正常なんだと思います。

 

ちなみに、彼らの音楽はいわゆる「メタル」ではありません。「コア」と分類されるものの中で、さらに「グラインド・コア」とか「ノイズ・コア」といわれる、かーなーり、特殊な部類のものです。これを聴いた後だと、普通の「メタル」の、いかに洗練されていて、耳障りが良くて、聴きやすく感じることか(笑)。まあ、その真逆を行き続けるバンドだからこそ、アナルカントは凄いんですが。

 

 

それにしても、このビデオで見ますと、彼らのライブはお客さんもなんか凄いですね。この閑散とした会場で、こういう盛り上がりをするというのは、ちょっと驚きでした。もっと大人数での集団トランス状態みたいなのならありえると思うんですけど、これは、ビックリ。しかもお客さんがどうも子どもに見えるんですよね。すごいなぁ(笑)。


で、最後の方のメンバーは、もう、なんか悲痛ですよね。お客さん、冷ややかだし。これは、切ない。「あぎゃー」って叫びが、本当に叫びに聞こえてきます。なんか、泣きそうになったです。

でも、この人たちには、この音で表現したいことってのがあるんですよね。

音楽は、ほんと自由です。


ちなみに、当時来日もしました。確か、ロフトかどこかのライブハウスでの公演だったと思いますが、チケットは即日ソールドアウトだったんですよ

 

さて、またしても長い前フリをしました。しかも、ほんとかなりコアなね。でも本当はこれ、このレポの中に書き足したいたいくらいですが、多分ダメでしょうね(笑)。

 

では、その3です

 

『ヘイトブリードは、コネチカット発のハード・コア・バンド。
グラミー賞にもノミネートされたということで、ファンの方の期待も大きかったんじゃないでしょうか。なので、ちらっと観たら最初からもうメチャメチャ盛り上がっていたのですが(後で確認したらこの日のベスト・アクトじゃないか、という声もあった)、この後のロイヤルハントに備えて、もう少しお腹を満たしておきたくなってということもあって、残念ながらほとんど観れておりません。


どんだけ食べるんだ。


いえね、メタルはお腹減るんですよ。
でも、次回があったら、絶対に観るぞ!
そしてキーボーディストの皆さんにはおなじみのロイヤルハント。


93年の日本デビューからもう16年もたっているデンマーク発のベテランですね。ロシア生まれのキーボーディスト、アンドレ・アンダーセン。初めて生で見ることができました。

鍵盤セットは、正面を開けたコの字型。ドラムとシンメトリックに舞台上手にセッティングです。6台のキーボードを、各曲ごとにあちこち移動して、実によくコントロールされたパフォーマンスを観せてくれました。

音色は、オーソドックスなものが多く、オルガンに、ピアノ、数種類のストリングスに、オーケストラヒットなど。さすがアンドレがリーダーのバンドだけあって(メンバー紹介のMCも担当していました)、キーボードが目立つ構成の楽曲が多数を占めており、こういったイベントの中では異色でしたが(でもギタリストのヤコブもめちゃめちゃ上手でした)、キーボーディストとしてはうれしい限り。アンドレのベテランならではツボを押さえた堅実なプレイっぷりは、若手バンドのような勢いやスリリングさは希薄な反面、安心して聴けるプレイでした。


"そうそう、それそれ!"


みたいな、痒いところにしっかり手が届く、シンフォニック・メタル好きには孫の手のようなプレイとサウンドです。新曲では、レイドバックした渋いウーリッツァーの音色も聴かせてくれました。

また、女性コーラスの声がいかにもヨーロッパといった趣で、彼女とアンドレのピアノ(おそらくヤマハ製のデジタル・ピアノ)だけのパートは個人的にはクラシカルで、ちょっと懐かしいカーブド・エアのような美しいプログレ世界を思い起こさせてくれ、とても気持ち良かったです。


しかしアンドレって、あんなにサービス精神が旺盛な人だったとは。何度もセットを離れ、大きな身体でステージ最前まで走ってきて笑顔でファンを煽っていました。きっと、楽しい、いい人なんでしょうなぁ。


ただ、PAがあまり良くなかったのが残念!プツプツと音切れもしてしまっていましたし、各楽器の分離も今ひとつ良くなかったように思います。
知名度もあるし、お客さんも沢山集まっていたのになぁ、と、ちょっともったいなかったです。メモには


"でかいなぁ、アンドレ"


ってありました。
そこは、音楽と関係ないじゃーん。


一転、再度アルティメット・ステージにナパームデスを観に行きます。
このステージ間の移動が"ううー、次のステージはどこだー、メタルが欲しいー"というメタル・ファンたちの民族大移動のようで、もちろん僕もその1人だったわけですが、客観的になると面白かったです。みんな、メタルが大好きなんだなーって思えて。

さて、ご存知、世界最速のバンド、ナパームデスです。
(*実は"あのナパームデスより速い"と
世界最速をうたったバンド、アナル・カント、がいますが、
あれが本当に速いのかちょっと分からない場合があるのと、
認知度の問題で、やはりナパームデスを最速としましょう。
ちなみにアナルカントは2~3秒で5~6曲は演奏します。
昔、CDを2枚も買ってしまった。完全復活を望みます。)


 もうステージに近付くまでもなく、かつて聴いたことがないほどの鋼鉄のサウンドが聴こえてきます。 広い会場の隅々から天井一杯まで、ミッチハリスの"極悪"なギターが、すべてを食らい尽くすモンスターの触手ように染み渡っていくのが、目に見えるようでした。


そして、ギター・サウンドが目にしみたのは初めてでした。よくホラー映画で、閉ざされた水槽にどんどん水が入ってきて、段々呼吸できるスペースがなくなって、天井付近に必死に口先を出して空気を求めて呼吸する・・・なんてシーンがありますが、ナパームデスのライブは、まさにあれでした。なんでしょう、逃れられない、"本当に悪い"音といった感じ
(いや、しかしギターの音は実に良かった)。

 そして、ダニーのブラストビート。本当に速い。しかし、興味深かったのは、フルパワーでズッタンズッタン!って叩くのではなくて、スティックを短めに持ち、ズトトトトト! と思っていたよりも軽いタッチで叩いていたことでした。まぁ、あの速度を出すには、振りかぶっている時間はないですから、言われてみれば当然なのでしょうが、あの短いストロークであれだけの迫力の音を出すと言うのは、やはり恐るべしモンスターです。


ベースは、もう全部の弦を弾くストロークだったような・・・。完全に壁になっていました。ボーカルはもはやキーから解放されているので、どの曲でも、デスボイスで叫んでいる。腹を空かせた熊のようにステージをグルグルと徘徊しながら、すごい汗で、ただただ叫んでいる。 バンドの音も含めて、"こんなに悪い音が世の中にあるのか"と思いました。メモには、ただ


"すげえ!"

って書いてありました。

ほんと、圧倒的でした。ある意味、僕が見た中ではこの"迫力"はどのバンドも超えられなかったように思います。 メンバーチェンジはありつつも、これを20年やりつづけているバンドには、脱帽ですよ。 "次の新曲、こんなのどうよ?"とかって作ってるんですかねぇ。興味深いです(とにかく曲の区別が付きにくいので)。しかし、何度もマークは"サンキュージャパン!"と言ってくれて、やっぱりいい人なんだろうなぁ、と。いや、すごかった。


カリフォルニア発のパパローチは、もう貫禄でしたね。タイトな演奏と、パンキッシュなルックスや曲調で、このイベントではちょっと異色に感じましたが。あ、でもいい意味でね。「ゲッティング・アワェイ・ウィズ・マーダー」のキャッチーなメロディなどは、ニルヴァーナとかはもちろん、さらにはグリーンデイ好きな人にも普通に受けそうな感じ。まぁ、ギャラが今回の出演バンドの中で一番高いという触れこみでもありましたが、やっぱりポップな一面も併せ持つというのは、一般的な支持を受けると意味では大きいのですねぇ。聴きやすいですし、それでいてハードな面もちゃんとありますから、どちらのファンをも虜にできる要素があるわけです。


パフォーマンスも実にライブ慣れしている感じで(2曲目でいきなりジャコビーはフロアに跳び下りてました)、ファンと一緒にライブを作るという、自分たちの"売り"を理解しているステージングは、1曲聴いただけでも"ああフル・ライブも楽しそうだな"と思わせてくれるものを持っていたように思います。

部分は全体、ですからね。ジェリー・ホートンのギターはハード・サウンドはもちろん、クリーンなサウンドでも粒立ちが良く、きちんと聴かせる高いテクニックを披露していました。ルックスもいいですしねー。メモには、


 "悪い! ハデ! 楽しい!"


と書いてありました。
うん、我ながら結構マトを得ているような。

 

パート4へ続く』

 

 

・・・そう、まだ続くのです。長いですねー。読んでくださって、どうもありがとうです

 

あ、そうそう、僕のレズリースピーカーには、アナルカントのステッカーが貼ってあるんですよ、もう15年も前から。(おお、過去の写真に写っていましたー。シルバーの「AxCx」ってやつです)

 

ではー。



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この僕もやってる手の形ね、日本では「メロイックサイン」(←最初、『メイロック』って打ち間違ってましたー。もーほんとすみません。ご指摘ありがというございました。ロックするヤギかよ、という・・・(笑))、って言うんですが、メタルサインとかって言うかな?(Wikipediaでは「コルナ」という見出しで出ています)

んー、別に言わないんですけど(笑)。

あ(笑)、ってのはー、「ねぇ、その手、何?何なの?」とか、わざわざ指摘したり、話したりしないって意味でして、メタルの話とかしたり、メタルを聞くと、ミュージシャンなら自然とこういう手をしてしまうというね。

 

・・・ほんとかなぁ(←なんだそれ(笑))。

 

あ、でも有名なところではWikiの説明にもありましたが、レインボーにいたロニー・ジェイムズ・ディオとか、オジーオズボーンがやってたイメージが強くて、自然と真似してたんですよね。

 

あ、・・・オジンオズボーンではないですよ

こないだ、学生と帰りに一緒になったので、「どこいくの?」って訊いたら、「ライブ行くんですよー」というので「誰の?」って行ったら「オジーオズボーンです」って言うものですから、

「えぇっ!来日してるの?」

って聞き返したら、

「え?来日?・・・オジンオズボーンって、日本人ですよ」

 

ってな会話があったりして。まぁ、わざと訊いたんですよ、わざと(笑)。

 

ちなみに、この学生さんはオジーの曲は残念ながら知りませんでした。超有名なカリスマ的ハードロック・アーティストなんですよ。

 

Mr.Crowryのイントロは、鍵盤弾きなら皆一度は弾くし(皆かどうかは、わかんないですけど、ハード系好きなら、たぶん、おそらく(笑))、あと CrazyTrainとかが有名です。この20秒くらいから出てくる有名なギターのリフ(テーマとなるようなフレーズね)なんですが、これと、聖飢○Ⅱさんの「蝋人○の館」のリフが似てるよね、ってのも有名で、よくスタジオなんかで誰かギタリストがCrazyTrainのリフを弾くと、「あー、それ、蝋○形の館でしょ」「だからー、ちがうっつーの!」という会話が定番です(笑)。

あと、僕が好きなのは、Bark At The Moonかなー。オジーのところはギタリストがよく変わるんですが(それがまた面白かった)、当時のギタリストがジェイク・E・リーっていう日系の人でね、そんな人が世界的なハードロックのカリスマのバンドにいるのが新鮮で、めちゃめちゃカッコよかったんですよ。

この曲のエンディングのところのフレーズなんて、今でもよくスタジオなんかで練習がてら弾いている人いますよ。僕、中学生の頃大好きでねー、この曲の入ったアルバムはLPで持ってます、「LP」で(笑)。26年も前に買ったってことですよねー。古い話ですねー。ちなみに、サビが「バッカッだもーん」って聴こえるのも有名です(笑)。

 

あー、なんでここで語ってるんだろ。これからまた長いのにー。あんまし興味のない方には、まるで興味のない話ですよね(笑)。

 

えっと、そういうことで、この手は(そうそう、その話だったですね)、メタルの象徴的なサインでして、決して

 

・・・影絵のキツネではないのですよ、というお話でした(笑)。

 

はい、そんなわけで、先日のブログ、「16分の2」でご紹介したその1に引き続きまして、LOUD PARK09二日目、ライブレポのその2が、本日リットーさんのサイトにアップされましたー。今回は、前回に引き続き4つのバンドのレポ・・・のはずなのですが、まぁなんと言いますか、読んでいただければ・・・(笑)。だってー、休み無く続くものでしてー

 

はい、今回も、文章だけはこちらでもー

 

『ヒートのあとはサブステージとなります、サンクチュアリ・ステージへ移動。
こちらは少し小さいだけでなく、ヴィジョンがありません。
なので、前の方で見るべしです。

さてさて、CROSSFAITH。日本のバンドとのことですが音楽的な予備知識は全くなしで観ることになりました。

まず、"ドラム上手っ"というのが第一印象でした。
2バスがものすごく速く、しかもタイトで心地良い。

音色は、刺さるよう鋭利なアタックを強調したいわゆる"デキデキ"な音作り。
粒が際立って聴こえてきます。ほかのメンバーもとても上手で、よく練習してるバンドなんだろうな、と思いました。

全体の出音もクリアで良かったし、一気に引き込まれました。
ひところのイヤーエイク・レーベルのアーティストを思い起こさせるような、"純然たる"デス、というかグラインドコアのような歪んだボイスにおいしいキメ満載の曲。
さらに面白いのは、デジタル・ストリングスなどを中心に、かなりのシンセのシ-ケンス・サウンドに彩られていたことです。

キーボードというわけではないのですが、(Vision/Prog)として輝という少年の名前があり、この少年のサウンド・センスが非常にバンドに貢献しているんだろうなー、という印象でした。

シーケンスの勢いがすごいんですよ。ちょっと妙な表現ですが"若さに満ち溢れたシーケンス"とでもいいましょうか。
ステージではこの輝くん、短めの髪を振り乱しながらの遠目にもよく目立つ猛烈なベッド・バンキング。
首が転げ落ちるのではないかと思ったくらいですが、あれ、やってるほうも気持ちいいんですよねー。
ライトがキラキラ目に入って、クラクラしてきて。
ただ、久しぶりにやると翌日筋肉痛で辛いですが。

最初に少年と言いましたが、・・・・・・本当に少年です。
なんといってもバンドの平均年齢19歳(!)。
僕の書いたメモには、
"爆風のようだ"

とありました。これからの活躍が期待されます。ってか、日本人、負けてないですよ、ほんと。

あと、MCも堂々としていてかっこ良かった!


時間的にCROSSFAITHと重なっていたので、途中からの参戦となりましたラザルスA.D.。
アメリカはウィンスコンシン出身のバンドです。

メタリカとかパンテラに憧れて始めたという正統派スラッシュ・メタル・バンドですね。
うーん、なんかさっき書いたことをひっくり返すようですが、パワーがすごい。
やっぱり外国人は身体がデカいですからねー。
ちょっと使い古された表現を使ってしまいますが、CROSSFAITHがカミソリなら、こちらはナタ、といったところ。
しかも、重たい大型のナタです。

しかし、そのナタの目つきがおかしいし、どうも見た感じ赤いので"さてはー"と思ったら、案の定、ステージ上でビールをグイグイいってました。

そして、MCでは"F×××in○○!"の連続。

何をそんなに怒ってるんだ!と思いつつも、でもまぁ、あれが普通なんだろうなぁ、とも。
スラッシュ(というかロック全般かな)ってこういう"怒り"は大切なエネルギー源ですもんね。

PAが割れてしまっていたのがちょっとだけ残念。
PAさんも、何かに怒っていたのか、はたまた・・・・・・赤かった、のか(まぁ、そんなことはないですよね)。

手元のメモには、

"ベースが聴こえない!"

とありました。
それだけギターが太かったということでもあるんですが(←上手だしルックスも○)、まぁ、スラッシュ系にはありがちの現象ですね。

ともあれ正統派ゆえ、こういうバンドはファンの支持を受け続けるんだろうな、と思いました。

王道っていいですね。
いいから王道なんですが。


お次、ヒブリア。
激ウマのバンド、ドラマティックな曲、ハイトーンでありつつも決して痛くない声と、嫌味でないビブラートが美しい歌が超カッコいいバンドなので見たかったのですが・・・・・・
ああ人間、本能にはかなわぬものでして・・・・・・どうしてもお腹が減ってしまって、会場で売っていたグリーン・カレーを食べながら遠くから漏れ聴こえてくる音を聴けたのみでした。

それでもカッコ良かったですけれども、次にチャンスがあったら、絶対に観たいバンドです。
ご存知ない方は「タイガーパンチ」だけでも聴いてみてくださいね。
 


そして、お腹が落ち着いたところで、再びサンクチュアリ・ステージにて行われた、わが日本発、GALNERYUSのライブへ走ります。

なんと、あの小野正利氏がボーカルとして正式参加した新生ガルネリ。
ポップス歌手としてでなく、ハードロックの歌い手としても評価の高い小野氏が、バンドに加入。これは絶対に外せません。

しかも実は個人的にも小野さんを存じ上げておりまして、数日前にも

小野:"実はラウドパークに出るんですよ"
川村:"えー!僕、取材兼ねて見に行きますよ!"
小野:"えーそうなのー!"

なんて会話があったりして。

しかし、とにかく小野氏のボーカルは、ガルネリ・サウンドにドンピシャでした。
コントロールされつくした完ペきなピッチと、独特の稀有な音色の甘いハイトーン。
いや、来年のツアーが楽しみですね。


 

そして3台のキーボードを下手に配した、YUHKIさんのキーボード・セット。
客席からその指先が見えるように横向きにセットされており、ガルネリ独特の細かいギターとのユニゾンやハモリを華麗に決めている姿が良く確認できました。

役割的には厚みををつけつつも、時にはツインギターのようでもあり、多彩な一面を観せてくれましたね。

打ち込みによるクラシカルなSEやFantom(たぶん)で奏でられたピアノも美しく、一番下にセットされたオルガンもバッキングのみならず、積極的に速弾きソロ・プレイにも使っていたのが印象的でした。

しかしやっぱりギターとオルガンのユニゾンには思わず胸が熱くなりますねー。
だって、好きなんですもん!

メモには、

"コブシを感じる!"

とありました。
いや、歌にコブシがあったわけではないんです。
ただ、なにか"和"を感じたんでスよね。
さすが日本のバンド!

(パート3へ続く)』

 

しかし、Kさん、どのページにも僕がいるっていう今回のレイアウト・・・なんか恥ずかしいでーす(笑)。

 

ではー。



---追記。---

レポのバンド数、前回が16分の2で、今回がプラス4つ。


2+4は


6。


こればっかりは、



絶対に、



6。



・・・うぅ、・・・小学校一年生の算数


いえ、グリーンカレーをひとつと数えたんです


・・・んなこたーないか


すみませんでしたー。でも、自分のバ○さ加減が面白いのと戒めで、タイトルはそのままにしときます(笑)。だから、次回は1引かなきゃね。めんどくさいねー(笑)。


ではー。



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嬉しい事を書いた日に、とっても素敵な話を寄せていただきました。

ありがとうございました。嬉しいお話、大歓迎です。

僕からも、おめでとうございます

 

人間の原動力は、そこなんですよね、きっと。

 

その形や向ける対象は、人それぞれだとしても。

 

 

 

 

 

 

全ては、愛、なんですよね

 

 

 

 

 

 

 

おー、なんか、まともなこと言ってる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、愛の力は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、万能ね

 

 

うわー、自分で台無しにした(笑)。

 

 

ではー。



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絶好のお天気に恵まれました今日、長年の友人の結婚式がありました。

教会で行われた式から参列させてもらうことに。

 

式の間中、ステンドグラスを通った幻想的な虹色の光が、ずっと二人の背中に当たっていてね。

本当に綺麗でした

 

そして午後には、さらに仲間も集まり、パーティーが催されました。

 

ずっと笑顔で、時折お互いの顔を見合って笑う二人。

 

人と人が愛し合っている姿って、最高に美しいものだと改めて感じました。

 

 

守る手。

 

 

支える手。

 

 

 

 

末永く、お幸せに

 

 

 

 

昼間のお酒は、よくまわりますね。でも、それがまた美味しいんだなー。今日は、とびきりの肴もあったことですしね。って、肴にしちゃ悪いかな(笑)。

 

でも、まあ、いいですよね。幸せなんだもの

 

ではー。


---追記。---

昨日、久しぶりに再会できた仲間たちの中に、キーボーディストであります潮ちゃん、こと、潮崎裕己さんがおられました。僕が昔バンド時代に、潮ちゃんは当時UP-BEATでプレイしていて、対バンしたり、今や俳優として大活躍の高橋○典くんのツアーメンバーとして(当時、毎年年間数十本のライブツアーをやっていたのですよ)、僕と前後してプレイしていたり、というとっても古いお付き合いをさせて頂いている、優しい先輩なんです

昨日も色々とお話させてもらって、とっても楽しい時間を過ごしましてね、夜、昨日僕のカメラで撮っていたスナップ写真を記念にお送りしたんです。

その写真のうち数枚が、潮ちゃんのHPの中のダイアリーコーナーにアップされておりますー

 

昨日は、○典くんとも久しぶりでした。会うなり「おー、ケン坊!久しぶりだなー。でも、みんなもそうだけど、会うとやっぱり昔と同じだな。おまえも変わんねーなー」って言われました。これは、いいのか、悪いのか。わかりませんが、まあ良しとしましょう(笑)。かっつ(←昔、そう呼んでいたのです)も、やっぱり会えば変わってなくてね、懐かしい昔話なんかにも花が咲きました。ワサワサと

式ではよもやま話をしたまま一緒に教会に入ったので、そのまま彼と二人で並んで参列させていただきまして、お祝いの言葉を一緒に朗読しましたよ。テレビでも分かりますが、真横で聞いてるとね、ほんといい声なんですよー。また沢山歌声を聞かせて欲しいなぁ、と思います

僕は2ndアルバム「HEEL」にレコーディング参加させてもらったのが、かっつと知り合ったきっかけでしたが、特に大好きなのがこのアルバム。これらの曲は時期的に僕はほとんど全部ツアーで弾いていましたが、弾いていても、聴いていても、本当に盛り上がるんです。よろしかったら(・・・なんだか、ビックリするほどの価格で手に入れられるようですしー。ちなみに、このサイトでアーティスト名のところに二人の名前が書いてありますが、このアルバムにかっつ一人のソロです。このけっこう後になって、仲○さんとデュエットのシングルを出されたのが、ごっちゃになってるのかなぁ。で、その時の映像がありました。こちら。もう、粗くて自分でも自分なのか99%わかりませんが、この日のことは覚えていますので、僕です。懐かしいー)


こちら、パンダ携帯で撮った一枚です。こうして2ショットなんて撮ったの、10年ぶりとかだと思います。あの頃、三年連続でハワイで行われたのライブのビデオ(ファンクラブ限定発売でした)とかもあるんですが、これは・・・超笑えますよ(←金髪長髪時代の僕がね、サングラスにアロハ着てて、ものすごく変なんです(笑)。かっつはかっこいいです)。


ではー。



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お昼はお弁当でいいや、なんて言ってフライパンを握る少しの時間を惜しんだりするくせに、それでも夜になるとちょっとでも一杯飲んで寝ます。

まぁ、生活の句読点のようなものですから

なーんて言えば聞こえが良いかもですが、要するに好きなんですよね。でもね、「よし、これで今日はもう終わり。もー、なんもしないよ」という、自分への合図というか、儀式というか

 

深夜、お供はもっぱらケーブルTVのニュース、映画、録り溜めてあるドキュメンタリーなどが多いわけですが、実は前にトミヤバンドのバンマスの高橋竜さんから薦められていたアニメーションがあったのを思い出し、ちょっと前から少しずつ見ていました。

東京マグニチュード8.0

上のサイト内ですが、予告編はこちら

Wikipediaでの解説はこちら

「夏休みに入ったばかりのお台場。

中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。

「毎日毎日ヤなことばっかり…。いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに」そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。


東京を襲った、マグニチュード8.0の海溝型大地震。

 

連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊―。一瞬にしてすべてが変わった東京。未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら世田谷にある自宅へ向かう。


果たして3人は無事に家に帰ることができるのか―。」

(公式サイトより抜粋しました)

 

竜さんから「三茶(さんちゃ=三軒茶屋)とかがめちゃめちゃに壊れてる映像もあるんだけど、すっごいリアルだから、よかったら見てみて」と言われていたんです。

確かに、壊れた街の様子や人々の混乱の様子など、かなり検証されて作っているのでしょう、本当に「・・・うわー、こんな風になるのか」と、恐ろしい気持ちで見ていきました。

なんたって、起こる可能性の方が高いわけですものね、もう。

 

でもね、そのリアルさもさることながら、これはアニメーションですから、この子どもたちのドラマを追うわけで、

 

そのお話がね・・・、なんつーか。

 

もう、最後(のほう)、

 

 

ボロッボロに泣きました。泣き崩れましたよ

 

 

アニメでこんなに泣いたのは初めてです、多分。

 

・・・こちらから見れます(動画を選択したら、赤い矢印をクリック、緑色になったら、さらにクリック、で始まります。)。次の話が見たい場合、上の検索ボックスの末尾の数字を「01、02、03~」と入れていきます。全部で11話ありますから、どうぞごゆっくり。

英語やスペイン語の字幕付きでも見れて(『SUB ENG』などとあります)、ちょっと勉強になりますよ。

あと、画面がカクカク止まってしまったりする場合は、HDモードになっていないかチェックしてみてください。これは動画によります。切り替えられる動画の場合は、画面の上あたりに切り替えるかどうかのメッセージが出ます。画質が綺麗なのは、HDモードの可能性があります。ノーマルモードにすると、画質は落ちますが滑らかに再生されるものがあります。それでも止まったりする場合は、しばらく動画がパソコンにバッファされるまで待ってから、改めて再生するなどするといいかもしれませんです。

 

スペイン語なんて、さっぱりですが(笑)。英語字幕は面白かったです。もうほとんど全部忘れましたが、こういう日本語のドラマや普通の会話を英訳してくれると、「ほほー、そう言うのか」と、勉強になるような気がします。

 

まぁ、とか言ってても、

 

 

結局、最後は泣いちゃうかもですけど。


でも、よろしかったら。


 

 

うー、こうして書いてると、思い出して泣けてきます

 

 

そして涙と共に、勉強したことも流れていく・・・

 

ダ、ダメじゃないですか、それじゃ

 

ではー。

 

---追記。---

すみません。

先ほどご紹介したサイトは、一日で、ある一定量を見るとその日は無料ではもう見れなくなっちゃうようです(そこまではお試し無料サービス、あとは有料となるという。勿論、会員登録しなければ勝手に有料にはなりませんですよ)。

なので、どうしてもまとめて観たい、続きが観たい、止まらない!という場合は、他にアップされているところを探す、ということになります。例えばこういうところとか、こういうところですかなー。

 

でも、ちょっと観てみて気に入ったら、必ずDVD、買って下さいね!

・・・と書いとかないとまずいよなぁ、と思う深夜三時半

ではー。



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朝ご飯を食べる(いつものシリアル)。急いでいたのでバナナはジュースにはせずに、刻んでシリアルに入れました。

 

↓移動

 

一時間半後にお握り(鮭。酒、ではない)を食べる。

 

↓ワイワイ。

 

二時間後にお握り(鮭←好き。)と、白身魚のフライパンを食べる。

 

↓また二時間ほど、ワイワイワイ。

 

まだそんなにお腹が減っていたわけではないのですが、これからびよ~ん室なので、途中でお腹が鳴ってもなぁ、と思い、移動の途中で天玉うでんを食べる。掻き揚げに銀杏が入っていてゴキゲン。

 

↓びよ~ん室

 

さすがに伸びたのと、あと、週末に慶事があるので、一応身だしなみでね。ちなみに、久しぶりに黒髪にしましたよ。これは慶事とは関係なくて、久しぶりに何となくしてみたくなったのです。でも、この長さの黒は本当に記憶にないくらい久しぶりみたいで、まだ鏡見ると、自分でちょっとびっくりします(笑)。

 

ちなみにびよ~ん室が改装されていて、シャンプー台が恐ろしく快適になっておりました。椅子が歯医者さんのみたいになってて、バックシャンプーになっていて、今までよりもゆっくり時間をかけて洗ってくれるようになっていたんです。もー、これがね、やたらと眠くなる、眠くなる(笑)。最後の方は本当にうとうとと寝てしまいました。あれはやばいですわ。

 

↓渋谷にて降りてみる。

 

というのも、お腹が減った気がしたので。

 

というか、

 

「えっと、お昼から何か食べたっけ?」

 

と真剣に思った。

 

・・・で、

 

ラーメンを食べました。

 

ご飯もつけて。

 

 

で、食べ終わってお店を出て、

 

 

「あ、さっきうでん食べたんじゃん。どおりで、最後苦しいわけだ」

 

 

と気づいた、という。

 

 

 

 

お○いちゃーーーーーん、さっき食べたでしょーっ

 

 

 

ま、シャンプー台の気持ちよさからくる眠気のせいだった、ってことで(笑)。

 

 

で、帰りには寝過ごしました

 

 

寝なきゃいかんですな、こりゃ、ほんと(笑)。

 

 

・・・えっと、で、夕ご飯は、今日はもう食べなくてもいいんだっけ

 

 

ではー。



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先日行ってまいりました、日本全国のヘビメタさんの祭典「ラウドパーク09」。メタルがどうこうというよりも、あのフード写真が○○イということで(笑)、こちらではまだご記憶に新しいかと思われます(こちらこちら)。

いよいよ、僕の書いた当日のライブレポが、キーボードマガジン等の音楽雑誌の出版社でありますリットーミュージックさんの音楽情報サイト「Rittor Music port」に本日よりアップされました。トップからも見つけらるかと思いますが、一応・・・僕の書いたレポ記事はこちらです。(http://port.rittor-music.co.jp/keyboard/livereport/loudpark091018.php)

 

 

サイトでは、バンド名などからリンクに飛べたりして、とても分かりやすく見られるようになっています。また、当日撮影された、バンドのオフィシャルライブ写真などもあったり、また僕の写真などもあったり(笑)しておりますので、是非。

しかし、携帯からうまくアクセスが出来ない方の為にも、ここは文章だけは載せて読んで頂いちゃおうかな、と。なんたって、丸一日缶詰になって書いたものですから(笑)。

専門関係のサイトですから、難しい機材の話とかもありますが・・・まぁ、そのあたりは上手いことスルスルーって読んでやってください。

 

ではでは、どぞよろしくー

『【ライブレポート】ケン坊のLOUD PARK09レポート①

2006年から始まった、ヘビー・メタルの祭典、"LOUD PARK"。その4回目にあたる"LOUD PARK09"にお邪魔してきました。


このLOUD PARK、過去には、モトリークルー、マリリン・マンソン、スリップ・ノット、ディオ、ハノイロックス(←メタル!?いや、色々な音楽が聴けるのもこうしたフェスの魅力ですね)などなど、そうそうたるビッグネームも出演し、早くも威厳あるフェスの様相を呈してきています。

そして、数え切れないほど多くの、勢いに乗りまくる中堅どころ、そしてフレッシュな新人バンド、それにもちろん日本のメタル・バンドなども含め、連日15バンド前後のヘビー・メタル・アーティストが、それはもう文字通り一分の休みもなく、次から次へと3つのステージでそのド迫力の演奏を繰り広げ合うわけです。ビッグネームばかりでなく、単体では来日のないバンドのライブもまとめて体験できる、メタル好きには外せない一大イベントなんですね。

決して数は多くないのですが、毎年キーボード入りのバンドも参戦しており、今までにはドラゴン・フォース、ソナタ・アークティカ、オーペス、アモルフィス、ウィズイン・テンプテーションなどが出演してきています。
ヘビー・メタルと言えば、やはり激しく歪んだギター、そしてパワフルなドラムが花形メイン・プレイヤーですよね。あまりにこれがすごくて、ベースが全然聴こえないじゃない!なんてことも多い程です。


そう、時にあのぶっといベースの音すらかき消してしまうほどの爆音の中で、キーボードがどれだけ対等に渡り合えるか、いや、対等でなくとも、どうやってその存在を知らしめていけるか、世のハード・サウンド大好きキーボーディストにとっては、永遠の課題であり、非常に興味のあるところではないでしょうか。それでは最新の鋼鉄現場(製鉄現場、ではない)に潜入してみましょう!

前日から止まらない期待ホルモンを体中から放出しながら(←臭くはないですよ)、いよいよ僕が参戦することになったフェス2日目、10月18日を迎えました。

前日の初日公演もネットなどで見ると、すこぶる盛り上がったらしい。うーむ、楽しみです。でも、朝7時半起き。なかなか健康的なメタル・デイの幕開けです。朝 マックで腹ごしらえをして高速を飛ばして会場へ向かい、メッセの駐車場に車を止めますと、あたりにはすでに定番の黒いメタルTシャツを来た人々が集まり始 めていました。


心地良い晴天の秋空の下、パスとメモ用紙がバッグに入っているのを確認し、会場へ向かう沢山のメタルTさんたちの列に途中参列。
なにかこう、歩いているうちに"儀式"へ向かう信者になったような厳かな気持ちになっていきました。そして、これから約10時間ほど、事前の想像を超える爆音世界に身を委ねることになったのです。

入り口で写真などを撮って浮かれていたら、会場に入った時にはすでに午前11時からのデッド・バイ・エイプリルの演奏が始まっていました。
時間きっちり。音に引き寄せられるように、メイン・ステージであります、ビッグ・ロック・ステージへ。ステージが見えてくるにつれ、身体が震えるのがわかりました。これは武者震いの類ではなくて、爆音で、です。

"え! 一発目からこんなか!"

と、正直ビックリしました。ありったけの大声で隣の人に話しかけても聞こえないくらい、と言えばお分かりになるでしょうか。
朝イチからこの音量・・・・・・。これはすごいことになりました。

さて、デッド・バイ・エイプリルのサウンドですが、バンド・メンバーに正式なキーボーディストはいませんが、サウンド作りにはデジタル・シンセのシーケンスやオーディオ・ループがふんだんに使われており、これが実はこのバンドのかなりの特徴になっていると思います。スウェーデンからやってきたルックス抜群のメンバーたち。ボーカルもデス・ボイスと伸びやかなポップな美しい声の両方を聴かせてくれ、とても魅力的。

彼らのファースト・シングルの「ルージング・ユー」はライブでも人気曲となっています。すぐに覚えられるようなキャッチーなコード進行と美メロ、そしてなん と言ってもイントロのディレイのかかったピアノのシーケンス。僕、こういうのに弱いんですよね。とても聴きやすく、メタル初心者の女性にもオススメのバン ドです。

そしてそんなサウンドの美しさに、力いっぱいの渾身のプレイ、見ていて盛り上がる激しいパフォーマンス。朝イチのアクトだったにもかかわらず、沢山のオーディエンスが詰め掛けていた理由がすぐにわかりました。ライブを観ながら走り書きしていた手元のメモには

"ジミー(Vo)、何度も『Thank you Tokyo!』と連呼。きっといいやつなんだろうなぁ"

と書いてありました。当たり前ですが、"えー? ここは 千葉だぜ"、とか意地悪なこと言う人は一人もいなかったです。みんなで暖かく"イエー!"って盛り上がりました。とってもいい空気。今日は一日、いい日になる予感がしました。

て、お隣のアルティメット・ステージでは、すでにヒートの演奏がスタンバイされていました(またもスウェーデン勢。元気です)。平均年齢で22、3歳という若いバンドとは思えない、80sの香りが非常に香る往年のロック・バンド・サウンドは前評判も高かったので、個人的にも期待大でした。

もうね、オープニングのSEからして、あのイーグルスのグレン・フライのヒット・ソロ・ナンバー「ヒート・イズ・オン」(映画『ビバリーヒルズ・コップ』の挿入歌)ですからね。うーん、懐かしい! モードはすっかり80s。"来て欲しいとろこにくる"日本人好みの泣きのツイン・リードに、ハイトーン・ボーカルとメンバーによる分厚いコーラスが美しい、メロディアスな正統派ハードロック。

ちょっとぽっちゃり目で、宣材写真では控え目に写っていたボーカルのケニーは、笑うとやけに可愛らしい表情を見せて、アクションも元気で茶目っ気たっぷり。なんだか小動物みたい。あれは、母性本能をくすぐるのではないでしょうか。もうね、ずるいくらいですよ。でも男の僕も、こちらも思わず微笑んでしまいましたから、いいんですけれど(なにがだ)。

キーボートのヨナ・ティーも元気一杯に長い手をあげ、積極的にファンをあおります。舞台下手にL字型にセッティングされた彼の使用機材は正面にヤマハMotif XS7とSY77、中央向きにノードNord Electro(多分73鍵モデル)。曲のイントロSEなどではMotif XS7が活躍していました。曲中はNord Electroのオルガンを多用しており、往年のハードロック・キーボード・プレイをしっかり踏襲しているといった感じ。後半、バラード調の曲でボーカルのケニーと2人だけでワン・コーラス聴かせてくれたプレイは、普通ならピアノでやりそうなところを、あえてアタックのあるデジタル・シンセの音色(ジャーニーの「セパレイト・ウェイズ」のイントロのローランドJupiter-8の音みたいな)でプレイしていましたが、これが非常に心地よい音色で、過度にメロウになり過ぎず、なかなかに効果的だと思いました。

とにかく終止楽しそうにメンバー同士が顔を見合わせ、お互いを盛り上げながら繰り広げられるステージは、見ているこちらをとてもハッピーにさせてくれるものでした。バンドっていいなぁ、楽しそうだなぁ、と思わせてくれたヒート。手元のメモには

"動きが若い! 小技が効いてる!"

とありました。小技・・・・・・? あ、そうそう! 曲エンディングがいちいち変わったキメになっていて面白かったんでした。ご覧になるときは、そんなマニアックなところも要チェックですよ!

(パート②へ続く)』

 

そう、続くんです。というのも、当日の全16バンドのうち、まだここまでのレポはたったの2つ・・・(笑)。

あの缶詰の日、僕は全バンドのレポを書き上げました。

担当の編集者、Kさんには、最初「鍵盤入りのバンドを中心に、ひとバンド250~500文字くらいでしょうか」などと言われていたのですが、「でも、ネット掲載なので、そんなに文字数は気にしなくていいですよ!川村さんの好きに書いてください!」とも言っていただいていたので・・・

結局、トータル文字数、14000文字強

・・・ちなみに、先日の鳩○首相の所信表明演説が約13000文字でした(演説は50分に及んでいましたね)。

 

編集のKさんには「すみません。長くなりました。適当にカットしてください」って書いて原稿を送ったんですが、「川村さん、これ、基本的にこのまま全文載せたいと思いました。それと、もったいないので、ちょっと何回かに分けるという形をとりますね」と仰っていただけました。もったいない、というよりも、さすがにスペース的に難しかったというのもあるのでは・・・と思ったりしつつも、僕のあの日の10時間執筆の労を汲んでくださったKさんには、心から感謝しております

ではでは、是非サイトの方にも訪れてくださいね。そしてまた、次回が上がったら、お知らせしますね。

ではー。



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用事があって、よろず北原屋と昼と共にすることに。

「ケンさんオススメのラーメン屋があるならそこで」

というので、クルマで少し走ったところまで行ってみました。

もやしラーメンに玉子入れて、大盛りで。この組み合わせは、もう定番ですねぇ。どこに行っても(笑)。

 

よろず北原屋が、最近クルマを買った話は書きました。

 

けっこう頻繁に、日光だの江ノ島だのにドライブにでかけ「写真撮りました。どうでしょう。見てください。水平はどうでしょう?」と僕に素敵な風景の写真などを送ってきます。うらやましい。

 

どうでしょうったって、素晴らしい自然の風景に文句などひとつもあろうがありません。

 

ただ、

 

「水平は、微妙だなぁ」

 

とかは言いますけど。

(あ、水平がでてなかろうと、別に良いんですよ。ただ、気にするなら、ということです。モノを斜めから撮る写真などはとっても難しいです。遠近法が働きますから。そういう時の見方、・・・どこを基準に取るかは、その時々なんですねー。ちなみに、昨日のうでんの写真は、水平出てませんです)

で、どうも北原のカメラが右下がりに撮れるのではないか、ということになり(先日の「見てください」の時もそれが気になっていたのですね。たまにそういうものがあるというのは聞いていましたし)、近々一度検査に出すのがいいのでは、という話になりました。うーむ、精密機械、僕たちではいかんともしがたし。でも、まっすぐ撮りたいのに、まっすぐ撮れないってのは、困るんですよね・・・。



 

そうそう、今日、ラーメン屋に行くにあたって、北原号に便乗したのですでが、ちょっと驚いたこと。

 

 

これは冷蔵庫用の脱臭剤では

 

「やっぱり、ダメですかねぇ。」

 

と(笑)。

 

ダメじゃないけど・・・どうかなー、効いてる

 

「石鹸でも髪の毛洗えるじゃないですか」、うーむ、・・・でもそれとはちょっと違うと思うんだよなー。

 

そうだなー、例えて言えば、・・・なにかなー。

 

どなたか、うまい例えでよろず屋くんに、一言お願いします

 

(ミニ追記:本人いわく「なんか、あんまり効かないんですよねー」とのことでしたー

 

ではー。



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また今日は一段と寒いすねー

 

がっこーに、もうセーターにマフラーしてきてる子がいたから、「ありゃ、すっかり冬の格好だね」と言うと、

 

「だって寒いですよー。せんせーそれで大丈夫なんですか?・・・見てるだけで寒い・・・」

 

って言われました。いや、一応Tシャツの上に、羽織りものは一枚着ていったんですけどねぇ、薄いのですが(笑)。

 

さてさて、今日は(先に)夜食を食べましたよ。肉うでん玉子入り

やっぱり食べると元気がでますなー。特にこういう寒い日は温かいのがいいです。おいしく頂きました。うでん最高

よっさ、もうひとがんばり、がんばルンバ

 

 

そして、鈴川さんが、ブログに昨日のリハーサルのことを書いてくださっておりまするー。僕の送った写真も使ってくださっております。って、ほんと時間の関係もあって、写真、全然撮れてなかったのが残念です。無理してでも集合写真を撮っておくのでした

-------

そういえば、ちょいと遅くなりましたが、また今レコーディングでニューヨークに行っているトミちゃん。彼女のサイトに、先日、9月16日のライブ(こちらや、こちら)から、二曲、映像が上がっていますよ。

 一曲はアコースティックコーナーで監督とかっちゃんと三人で演奏された「裸足のキッズ」。トミちゃんの路上時代の思い出の詰まった楽曲だということでした。この歌詞、大好き。この歌聴いてると、元気になるんだな。

 もう一曲はこのライブで初お披露目となりました「Take Care」

自称「楽器、何にもできない、全然できない」トミちゃんが、ギターに初挑戦の一曲でした

「こんな夜中に何やってんだー!」という歌いだしが最高なんですよね(笑)。みんなでコーラスもやって(僕も参加)、なんと最後の部分では、僕が一番高いパートを歌うことになって、声がぎりぎりなうえに、トミちゃんがわざとエンディングで引っ張って・・・、みんなもう声が伸びなくて、何度も歌いなおして・・・・

本当に最後は咳こんじゃいましたよ。トミちゃんに指差されて笑われてるところまで収録されていました、ちゃんと(笑)。

あとで「伸ばしすぎだよ!息、持たないって!」って言ったら、「わ・ざ・と(笑)!」って言ってました。Sだ!

「TakeCare」・・・「お大事にネ」みたいな意味でしょうか。

歌詞の中で「Take care of yourself」「Take care of myself」と歌われます。

 

明日も寒いようですね。皆さんも、くれぐれもお風邪など召されませんよう。また、体調を崩されていらっしゃる方は、早く直るように温かくしてお休みくださいね。

 

Take Care

ではー。



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