ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




もう春がきたか。

と、思うくらい、今日の東京は、暖かな一日でした。

 

きりっとした冬自体、空気がきれいだったり、天気の良い日が続くので嫌いではありませんが(鍋物とか美味しいものも沢山あるし)、

やっぱり暖かいって、いいですねえ(笑)。

 

なんのかんの申しましても、

僕たち動物にとって、基本的に、“暖かさは嬉しいもの”なんじゃないか、と思いました。

 

ぽかぽか、って気持ちいい。

ぬくぬく、って安心。

ほっこり、って嬉しい。

 

冬の寒さが厳しいのは、しのぎましょう。

いつか、また暖かい春が来るのは、分かっておりますのでね

 

約3年ちょっと前の 2009年8月30日に何があったか、皆さま、覚えておいででしょうか。

そう、この日は、前回の総選挙があったのですね。

日本史上初めての“M主党政権”が生まれた日でした。

この日のブログに、僕は、こんな言葉を書いていました。

 

期待、しちゃいます、政権交代。こんなにも、多くの国民が待ち望んでいたことなのですから。

 

……

 

この日は、投票に行った帰りに買ったメンチカツを食べたんですな。

今日は、つけ麺を食べましたよ。

 

ちょっと、どうなるのかわかりませんが、今日も、書いてみましょうか。

 

きたいしちゃいますせいけんこうた……こんなにもおおくのこくみんがまちのぞ……

……やめておこうかな、なんとなく。

 

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友達が「歴史とか勉強する意味ねぇよ。過去じゃん」と言ってきた。


僕は迷わず彼の右頬をぶん殴った。友達は半泣きになりながら「何すんだよ!」と叫んだ。

僕はもう一度拳を振り上げる。咄嗟に防御の姿勢をとる友達。拳を下ろしながら僕は言った。

「そうやって防御できるのも過去を学んだおかげだろうが!」


ハッと何かに気付いたように、友達は涙を流し謝ってきた。

 

 


僕はテキトーな事を言ったのに何コイツ泣いてるんだと思った。

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ネットにあったものです。

オチはともかく(笑)、ちょっと感心したりもしました。

 

などと、ちょっと皮肉っぽいこと書いてしまったので、

最後には同じくネットにあったもので、「おお」と思ったものを。

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真実なんていくつもあるので、別に6つじゃなくてもいいのですが、きっと少ないほうがややこしくなくていいのかもしれません。

ただはっきり言えるのは、人生の真実を求めている人は多いと思います。

ある人生の真実をご紹介します。

真実1.自分の舌ですべての自分の歯に触れることはできない

真実2.きっと大半の愚か者は、真実1が本当か試している

真実3.真実1は真っ赤な嘘である

真実4.きっとあなたは自分の間抜けさにニヤニヤしている

真実5.もうすぐあなたは別の愚か者にこれを教えようとする

真実6.あなたはまだニヤついている



むしろ真実でないほうがよかったという例です。
ええ、世の中の真実なんてこんなもんです。

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あはは、教えちゃった……ニヤニヤしながら(笑)。

 

ではー。



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小学校や中学校で、なんとか係とか、ほにゃららら委員とか、いいよいいよ委員長(なんだそれ)などを選ぶことがあって、

あの頃「自薦」とか「他薦」とかいう言葉を覚えました。

皆さんは、何係や何委員をやられたでしょうか。

 

僕は、……もうだいぶ忘れてしまいましたが、

それなりに一通り持ちまわってきたようにも思いますので、学級委員なんかもやらされたりもしましたが、

新聞委員(あれは“係”だったかなあ)、と、保健委員は好きでした。

 

学級新聞作るの、……なんか、今考えてみたら、僕、好きそうですよね(笑)。

学級新聞、「今回は模造紙5枚!」とかだったりして(笑)。

いえ、そんなことはありませんでしたが、でも、楽しかった印象があります。

 

あと、保険委員は、

クラスメイトから、保険料を集めて、いざという時に、こう……

 

……じゃないよ

 

保健委員だよ

 

もうこれは、なんといっても、

「せんせー、お腹痛い……保健室いきたいです」

という友達がいたら、

「そうか。保健委員、付いて行ってあげなさい」

と、自分はなんでもないのに、とりあえず、連れて行ってあげる間だけでも、授業を抜け出せるのが、ね(笑)。

 

あの、授業中の学校を、自由に歩くのが楽しかったなあ。

みんな勉強してる中、ガラガラの階段を上ったり、廊下を歩いたり

時々、先生に会って「何してる?授業中だぞ」と言われても、

「保健委員です」

というと、

「お、そうか。」

と許される。

 

そう、

 

保健委員だから、歩き回っててもいいんです!

 

……

 

いいんだから、いいんです

 

……いいんでーす

 

 

 

 

 

明日は、選挙がありますね。

まあ、当たり前かもしれませんが、こういう国関係の選挙には、学校の頃と違って

「他薦」

が無いのですよね。

やりたいって人だけじゃなくて、やらせたい、やってほしい、って人を選んじゃう。

で、全部混ぜて、投票

 

あったら、面白い結果になりそうなのですけれどもね。

 

ともあれ、大好きな日本、良い国になって欲しいです。

 

あ、なんで大好きかと言いますと、

 

何と言っても、

 

食べ物が美味しい。

とびきり、美味しい。

何を食べても、いつでも、美味しい。

こんな国は、まず他にはないでしょう

 

そして、大好きな沢山の仲間がいる。友達がいる。知り合いがいる。

僕にとって、こんな場所は、他にないのです

 

よい結果になりますよう。

選挙、行きましょうね。

どんな結果になろうとも、参加しましょう。

僕たちの国ですから。

 


「それまでと同じ考えや行動を繰り返して、異なる結果を期待することは狂気である。」

                                           ―アインシュタイン

美味しい料理も、失敗から学んだ工夫でできあがるのですね。

きっと、この美味しい国も、皆で学んでいけば……もっと美味しくなるのでーは

 


ではー。



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新年1月に行われる予定だった、椎名へきるちゃんのツアーが、延期になりました。

HEKIRU SHIINA LIVE TOUR 2013~Early Spring~ コンサート延期のお知らせ

 

「突発性難聴」という、診断を受けてのものとのこと。

ツアー初日まで、すでに一か月を切っての延期発表ということですから、よくよくのものだと思います。

これまで、本当に元気に、

一度でもへきるちゃんのライブをご覧になられたことのある方はお分かりだと思いますが、

……本当に信じられないくらい元気に、小さい身体から大きな声を振り絞って歌って、踊って、ステージを駆けまわって、

大勢のファンの皆さんと、ずっとずっと休まずに熱く、濃い、素晴らしい時間を作り続けてきたへきるちゃんが、

ツアーを延期せざるを得ない、という決断を下した(実際はドクターストップだったのですが)のは、本当に辛いことだと思います。

 

この時間を本当に楽しみにしていた、ファンの皆さん、

そして、誰よりも待ち望んでいた、へきるちゃん本人、

そして、僕たち長い付き合いの、家族のような、バンドメンバー、スタッフ。

誰にとっても、苦渋の、でも、仕方のない決断です。

 

延期は来年の8月と、少し先になりますが、

その分、しっかりと治療に専念してもらって、

また、ひとまわりも、ふたまわりもパワーアップして、元気モリモリになってへきるちゃんが帰ってきてくれるのを待ちましょう。

 

ちょっとのおあずけの分、僕たちも、そして、当然、へきるちゃんも、

夏は凄いことになると思いますよ。

 

どうか、その日を楽しみに、しっかり食べて、元気で、待つとしましょう。

 

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……その分、僕は年末年始に時間が出来ましたね。

考えてみたら、大みそかと元旦、このどちらもがお休みだなんて、もう、何年ぶりでしょう。

 

……年末年始って、どうやって過ごすものなのか、ちょっと忘れております(笑)。

 

とりあえず、食べてればいいのかな(笑)。

 

今日は、緑ちゃん倶楽部メルマガ、みどり通信第七号を配信させていただきました。

原稿用紙50枚分、約20000文字・・・

昨日と今日、大学での授業や緑ちゃん倶楽部のレッスンの合間に、なんとか書かせていただきましたが、

 

毎回、長いなー

 

・・・と、お読みくださっている会員様があきれていないか、心配です(笑)。

 

ではー。



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きましたよー

 

レコード会社のT社長さんから直々に、

「実は、僕のデスクにはもっと早く来ていたのですが、忙しくてデスクに戻れず、発送が遅くなりました。ごめんなさいね!」

とわざわざお詫びのメールまで頂いてしまいました。

……恐縮です。

同じ理由で、玉置さんや他のメンバーの皆さんにも、同じく昨日発送されたとのことですから、

皆さんも、きっと近々、おうちでゆっくり鑑賞会されるんでしょう。

となると、なんだか、例えば10日とか先に頂くよりも、こうやってメンバーの皆さんや、安全地帯さんファンの皆さまとほぼ横並びで観れるというのも、嬉しいですねえ

 

とかいって、

 

……まだブルーレイデッキを修理に出していないので(まるで暇がない……どうしよう……)、

 

僕のインチキテレビでは見れないのですが

 

困ったものだなあ。

 

……ん?あれ?テレビにパソコンつなげば見れるのかな?

 

かな?見れそうだな。

 

あとでやってみよう。

 

そうだそうだ、やってみよう(脳内一同の声)。←誰がいるんだよ。

 

 

でもね、とりあえず、特典映像だけ、作業部屋のパソコンで見たのです。

 

もうね、

 

……泣けてしまいました。

 

感動。

 

 

そして、

 

 

玉置さんが、色々とかっこいい事や凄い事を仰っているというのに、

 

 

そんな中、恥ずかしながら僕の言葉が一つだけ、収録されておりました。

 

 

なんとね。

 

 

 

僕の、この特典映像に残された唯一の言葉というのはね……

 

 

 

 

「〇〇が〇〇違う!」

 

 

……

 

 

これはいったい全体(笑)!

 

 

まだご覧になられてない方も大勢おられると思うので、

そこはネタバレにしないでおきましょう。

 

 

PCの前で、椅子から転げ落ちそうになりましたよ(笑)。

 

 

さあて、DISC1、見るかなー。

 

 

ながいぞー

 

いやっほう

 

ではー。



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本日、いよいよ、安全地帯さんの30周年記念ライブを完全収録したDVDが発売になりましたね。


30th Anniversary Concert “The Ballad House” [DVD]


今日、緑ちゃん倶楽部のレッスンにお越しになられた会員様に


見せて頂きました


……パッケージを(笑)。


そして、そのパッケージにサインもさせて頂きました。


……中身はまだ知りませんが(笑)。


今日は、やはりレッスンにいらっしゃった、もうお一方の会員様からも、少し内容を伺いました。

そうかー、そんな映像まで入っているとはー。楽しみだなー。


なんでしょう、この、なんといいますか……


腹ペコなのに、


おあずけの状態みたいなのは(笑)。



でも、お腹が減れば、その分、美味しさも倍増というものです(負け惜しみ)。


仕方ないので、今回のツアーの写真から、まだお見せしていなかったもの、お見せしちゃいましょう。

僕は、この写真を9月から知っているので(ってか、僕が撮ったのだから当たり前ですが)、

もうDVDをご覧になられている皆さんと、これでおあいこかな(何を張りあってるのか(笑))。


本番前、楽屋の田中さん。


同じく、武沢さん。


六土さん。


矢萩さん。


松田さん。


松井ちゃん。


トンボちゃん。


そして、


トンボちゃん……と玉置さんのマイク。


あー、楽しみだなー。

こいこーい、はやくこーい


トンボはいっぱい来たんだけどなー(笑)。


ではー。



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さむっ。

ってまだ、昨日の自分の発言に寒々しく思っているわけではなく(思えー)、

今日も本当に冷え込みましたねー。

 

僕は、ずーっと、海藻の一種だと思っていたのですよ。

思い起こせば……もう、大人になるまで、ずーっと……(遠い目で海藻中……もとい、回想中)。

 

……え、みなさん、知っておられた!?

 

なんとまあ

 

くらげって名前からしても、先入観として、海のものを思い起こしておりましてね、

くらげに似た食感の、海藻なんだとばかり。

 

だから、海藻コーナーで、買いそうになったり。

かいそう……になったり。

 

しかも、改装したばかりのスーパーでとか。

 

回漕式の水槽にあったとか。

 

かいそうしたばかりのお店のかいそうしきのかいそうコーナーでかいそうをかいそうになったとかどうとか。

 

 

ううっ

 

 

「ううっ」、じゃないっつーの。

 

 

Wikiに

「属名はラテン語の「耳介」に由来する。

種小名は「ユダの耳」で、ユダが首を吊った木からこのキノコが生えた、という伝承に基づく(英語でもほぼ同様に「ユダヤ人の耳」という)。」

こんなことが書いてありましたので、

 

「へー」と思って辞書を調べましたら、確かに「Jew's ear」と出てきました。

あと、なんだかわりと普通に、“cloud ear fungus”(クラウド・イヤー・ファンガス。よくわかりませんが、「不透明な耳風キノコ」なのかな)

って出てきましたが、

 

そんなことはともかく、

 

これは海草じゃなかった事のほうが僕には驚きで、

実は今でもですね、キクラゲ料理を注文して(大好きなのよ)、

キクラゲが出てきたときに、

 

「キクラゲだ。これは海草じゃないんだ。キノコなんだ。」

と、頭の中で、コンマ0.0数秒、考えてから、お箸を伸ばすのです。

 

そして、食べてる時も

 

「ああ、美味しいなあ、きくらげ。でも、これはキノコなんだよ。」

 

と、もう一度確認しながら味わっているのです。

 

……

 

僕は、ひょっとして、バ〇なのじゃないだろうか(笑)。

 

 

そんなキクラゲが素直にキノコだとは認められない僕ですが、

今日はT京音大で、年内最後の講義をやってまいりました。

 

楽しかったなあ

この講義も、勿論毎回、結構プレッシャーもありましたが、とっても楽しかったですし、あと一回で終わってしまうと思いますと、寂しいですなあ。

一月の最終回は……なんとオルガンとミニモーグを持っていっての、弾き倒し講義の予定です(・・・ちゃ、ちゃんと講義ですよ)。

 

そうそう、まれに、どうしてもC7(シーセブン)とC△7(シーメジャーセブン)の区別がつかない(←これ、音楽で使う“コード”の種類ね)、なぜか間違えちゃう、なんて方がいらっしゃいますが(・・・あ、音大生さんの話ではなくて、コードを学び始めの方の一般論として)、

それは、僕のキクラゲと一緒ですから(・・・えー?)、

弾く前に

「C△7だ。これはC7じゃないんだ。C△7なんだ。」

と思い起こして頂いて、弾いてからも、

「ああ、いい響きだなあ。でもこれはC7じゃなくて、C△7なんだよ。」

とよくよく、味わって(聴いて)頂いているうちに、そのうち、間違えなくなると思います。

あと、たまにしか食べないとまた間違えるので、しょっちゅう食べましょう。

もとい、弾きましょう。

 

キクラゲを時々食べても、海草とは間違えない皆さまになら、すぐに出来るようになると思います。

僕にもできるのですから

 

ではー。



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朝晩は冷え込み……どころか、もう一日中、すっかり寒くなりましたね。

完全に冬ですね。

 

ふゆー。

 

ゆーふー。

 

ひっくり返しても、別になにもないー(笑)。

 

僕がお世話になっております、N工学院というがっこーは、

……まあ、こちらでは伏せ字にはしているものの(笑)、緑ちゃん(本ね)やHPなどをご覧いただきますと、その名前もお分かりになると思いますが、

僕は、その三つある校舎のあるがっこーなのですが、僕は八〇子校というところに行っております。

 

最初は、「遠いなー」とばかり思っていたのですが、さすがに5年目ともなりますと、それにはやがて慣れました。

が、なんと言っても凄いのが、

 

一応、同じ東京都の中にあるとはいうものの、

 

その気温差、なのです(←こんなじゃないけどね(笑))。

 

でも、都内と比べると、日によっては、4度~5度くらい違うんですよ。

 

家を出る時に、例えば3度とかだったとします。これでも寒いですが、

がっこーのそばの駅で電車を降りると、氷点下だったりするわけですよ(笑)。

 

昔から頭寒足熱などと申します。

寒い時でも、頭は涼しくしておいて、足元をしっかり温めるのが、健康にもよいし、

熱で頭がポーっとしないので、勉強もはかどる、などと言われてきました(・・・よね(笑)?。若い人はいわないの?トシかな?)。

ですから、こじつけてしまえば、学ぶところなのだから、寒くてよいのだ、とも言えますが(たぶん、言えないな)、

それにしても、寒いのですよ。

 

特にね、こういう冬休みのように、学生さんがキャンパスからいなくなってしまうと、

それだけで見た目からしてものすごく寒いのです。

 

おーい、だれかー(笑)。

 

 

こちらのキャンパスは巨大でしてね。

なんと、東京ドーム八個分だそうです、聞いた話ではT京ディズニーランドとほぼ同じ広さの敷地があるのだとか。

僕自身、全部回ったこともありませんが、

キャンパス内に、教室やスタジオ等の学校設備とは別に、サッカー場やラグビー場や屋内プールなどは勿論、

学食なんて数階にわたっていろんな店舗が入っている専用ビルですし、コンビニも幾つもあるし、吉野家やうでん屋さん、サブウェイやマクドナルドもありますし、

なんと、ボーリング場まである(実際、僕は、行ったことないんですけどね、本当にあるらしい)。

 

その分、とーっても遠い。正門から入って「歩いていこうかな」なんて思ったら、一応、一度は行かなくちゃいけない教員室まで数十分かかるのですよ。建物についても、また、エレベーターで十何階とかまで上がらなくちゃ、という(なので、そもそも歩いては入らないですけどね)。

 

先日、楽器で指先をちょっと挟んでしまい、小さな怪我をしたんです(全然小さな、子どもがするような怪我で、もうすっかり治っています。どうかご心配なくです。)

でも、一応、バンドエイド(さびお!)が欲しくて、「あのう、ちょっと医務室行きたいんだけど」と言ったら、補助員くんが「あ、大変ですね!ではご案内します」と僕の前を歩きだしまして、

「近道しますね」といくつかの建物をするすると抜けていく。

 

(絶対に一人じゃいけないし、帰れない…)

 

と思いながら付いていくこと、なんと、7~8分。

 

救急だったら、大変なことになるんじゃないか、という距離でした((笑)←笑い事じゃないかな(笑)←って、笑ってるし(笑)←いや、遠すぎて、なんだかもう)。

 

しかも、その間、外を一杯通るので、寒いのです(笑)。

 

 

ってか、よく思いますが、こんな中、昔は毎日半ズボンで過ごしていたんですからね、考えるだけで寒いです。

思い起こせば、雪が降ると、手袋なしで、長い時間、雪をいじりながら遊び歩いてたこともありました。

 

もう、東京と八〇子の気温差がどうこうというより、

子どものころと今で、僕自身の体感気温というか、気温耐性は、たぶん、

……15度くらい違ってしまっているんじゃないでしょうか。

 

そのうち、36度くらいあっても、「さむい!さむい!」って言うようになったりしてね。

 

 

36度……36……三六……さ、む、

 

だけ……

 

……に

 

 

ううっ、さむすぎる

 

きっと北海道より寒い。

 

ともあれ、皆さま、暖かくしてお過ごしくださいねー

 

ではー。



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母の個展、本日、無事に終了の運びとなりました。

こちらをご覧の本当に沢山の方に足をお運び頂きまして、本当にありがとうございました。

母も、(手伝いをしてくれていた叔母や姪、母の友人、また画廊の方も、皆さんも)とても喜んでおりました。

僕も昨日、モーガン氏のライブの前にちょっとだけ顔を出した時に、偶然にもお一人にだけお会い出来ましたが、なんだかとても嬉しかったです。

僕の母の個展に、僕のブログの読者の方が訪れて下さる……ふと考えてみますと、とても不思議なことだと思いました。

 

絵の飾りつけを手伝って下さったという、母の古くからの友人と、昨日少し話をさせて頂いたのです。

その方も、ご自分でも絵を描かれるとのことですが、「私はそんな、全然へたくそで(笑)」と謙遜されておられましたが、

「でもね、絵を描くことを通して、それまで知らなかった方とお話しができたり、友達になれたりするのが楽しいのよ。」

「一緒になってああだ、こうだ、と絵を見せ合ったり、それからお茶をしたり、いろんな話をしたりね。」

「絵を上手に描くことよりも、そうやって、自分の世界が広がっていくのが、何より楽しいし、私は、一番、素敵なことだと思うのよ」

そうおっしゃっておられました。

そして、

「きっと、音楽なんかもそうよね」

 

はい、仰るとおりだと思います

共通の、大好きな音楽のことを、同じ好きな人同士で語っている時間ほど楽しいものはありませんものね。

(僕の場合は、マニアックな楽器の話などもそうですが(笑))

 

決して、音楽が上手になるため”だけ”の為に音楽をするのではないのですよね。

思った通りに表現できることで、誰かに、心の感動を伝えられたり、その気持ちを分かち合えたりしたいのですよね。

その為に、僕は、今よりも、もう少し、上手になりたい、って思うのです。

そう思ってきたのだと思いますし、これは、これからも、きっとそうです。

 

そして、面白いのは、芸術は、その“観客”に自分が含まれることですね。

そして、自分で、自分に音楽を聞かせてあげることができる。

これって、ものすごく素敵なことだと思うし、とってもとっても、贅沢なことだと思います。

 

また、楽器なら、自分で、思ったようにとか、一度ではできなかったことが何度かたって上手に弾けた時「やったあ!」とか「よっしゃー!、できたぞー」って、ものすごくワクワクしますよね。

ああいう達成感のような気持ちって、人生で味わう気持ちの中でも、最高のひとつなんじゃないかと思います。

 

いいことずくめだなー、と。

 

いや、思わず広告に目がとまったもので…。可愛いなあ、と(笑)。

 

---

僕が買った母の絵は「余韻」というタイトルの、落ち着いたトーンのバラの花の絵でした。(コメントでも、お褒め頂きまして、ありがとうございました)

母の絵の中では、シックな感じで、少し珍しい画風だったのですが、逆に、それがすぐに目を引き、気に入りました。

個展の開催時、幾人かの人と、その絵を飾るかどうか、やめるか、という話になったそうですが(やはりトーンが他とは違うので)、

母が「私は、この絵は好き。是非飾りたい」と言い張ったのだそうです。

なんといいますか、全体としてね、明るく、きれいで、楽しく、だけじゃないところが、また良かったなあ、人間的だよなあ、と思ったのです。

やっぱり、夜の闇があるから、朝の明るさが心に沁みる、というような。

人生、両方あるからこそ、面白いのだと思いのですよね。

 

母は20代で、2歳少しの僕を抱えて、まったく突然一人の身になり(父はまったく急なの心不全で亡くなりましたので)、

以来、基本的にはいつも笑ってはいる人ではありますが、心身ともに、大変な苦労をしたと思います。

 

今日の夕方、「大成功だったわ!沢山の方に来て頂いて嬉しかった!音楽の中での個展、夢が叶いましたよ。ありがとう!」

というメールをもらって、僕も、とってもホッといたしました。

 

皆さま、重複になりますが、本当にどうもありがとうございました。

心より、感謝いたします。

 

「余韻」という絵は、いつか、何らかの形でお目にかけさせて頂ければと思っております。

できれば、余韻、さめやらぬうちに……。

 

 

……

 

 

あ、その前に、代金の振り込みしなきゃじゃん、母に(笑)。

 

 

ではー。



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今日は、イギリスの伝説的バンド、モット・ザ・フープルのキーボーディスト、モーガン・フィッシャーさん(同バンドへは1974年、サポートを経て加入)の、

「日本外国人特派員協会」という、日本で働く外国人ジャーナリストの集う協会で行われたライブ・イベントにお邪魔してきました。

(モーガン氏につきましては、本年の5月25日のブログ「MOTTOな夜」もご参照下さい。)

 

いやー、素晴らしかったですー。

「アナログ大好き」というモーガンさんらしく、というか、マニアック度では僕なぞははるかに超えて、

「なんです?この楽器は?

という珍しいシンセ、キーボードや、

 

もはやキーボードですらないようが楽器(左上のとかね。でもこれ、スズキ(現在、日本でハモンドオルガンを売っているメーカー)まで、素晴らしいセンスで弾きこなしておられました。

 

あのね。

モーガン・フィッシャーさんと写真に納まるとかってね…

ちょっとありえないんですけどー

 

 でも、せっかくなので、

ライブの合間に、教えをこう、餃子倶楽部会員。

「今度、僕のスタジオに遊びにおいでよ」

とおっしゃって頂けて、大感激。

 

「是非!では、ワインを持ってお邪魔します!」

と言いますと

「おお、ワイン!?キミはいいやつだ(笑)!そういうことなら、いつでもおいで!」

 

みたいな(笑)。

 

しかし、そもそも今日誘ってくれたのは、こちらのブログが長い方にはお馴染みでしょうか、

僕の20年来の古い友人でもあります、イギリス人ジャーナリストのF氏。

 

 緑ちゃんの、60ページの写真の人です。

あとのお二方は、左がオーストラリアから日本に教えにいらしているとう、国立大学の語学の先生で、

赤いお洋服の方は、イギリス人のジャーナリストの方です。

 

会話は英語ですので、僕はたぶん半分……どころか、80%くらいは、たぶん分かっていなかったのですが、

それでも、とても楽しい夜でした。

 

このライブの前には、母の個展に顔を出してきました。

こちらをご覧になって下さっている沢山の方にいらして頂いているとのこと、母がとても喜んでおりました。

皆さま、お忙しい中、本当に、どうもありがとうございます

 

僕も一枚、気に入った絵があったので、

「これ、……僕、買おうかな」

と言ったら、

「あら、!?嬉しいな、ありがとう!」

といい、

 

ちゃんと、

 

 

「ではこれね

 

 

と、請求書をくれて(笑)、

 

 

帰りには「お買い上げありがとうございました」と(笑)。

 

 

うむー(笑)。

 

 

(でも、少し割引きしてくれましたケンども)

 

手伝いに来てくれていた叔母(母の妹で、負けず劣らずのおっちょこファミリーの一員です)が、

 

「あらー、あなた偉いわね。親孝行ね。私は『お姉ちゃん、この絵、貸して』って言ってるのに(笑)」

 

って笑うのです。

 

絵を「貸して」ってなんだろう(笑)。

いつ「これ、ありがとう」って、返すんだろう

 

なんだか、色々と面白いなあ

 

ではー。

ヴァーデン・アレン (1969-1972)
(同バンドへは1974年、サポートを経て加入)



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そうですかー、では、全曲解説(川村ケン目線)、書きましょうかねえ・・・。

長いと思うんですけどねえ・・・((笑)しってるー)。

 

この写真のごはんを食べた後のライブが、完全収録されているのです

 

でもね、まだそのDVD、届いていないのですよ。

一応、なんとなくは、まあ、えー、僕も出演者だとは思いますので(映ってないかもしれませんけどね)、

おそらくソニーさん、お情けで一枚くらいは送ってくださるとは思うのですが、

まだなんですよね。

毎日、朝から晩まで、家の前で待ってるんですけどね

まあ、まだ発売まで五日ありますからね、いつか届くでしょう。

いつか(五日)、だけに。

 

・・・ぞわっ

 

そういえば、玉置さんの「Offer Music Box」も、実はブルーノート東京のライブが終わって一週間くらいしてから届きましたからねえ(笑)。

いえ、楽しみが先になるのは、美味しいおかずをね、最後にまとめて食べられるようで、これはこれでいいのですよ。

みんなが食べ終わって「ああ、美味しかった!」って言ってるのを見ながら、「さあて、いっただっきまーす!」って食べるのです。

悪くないでしょ((笑)←どーでもいいのでは)。

(でも、せっかくですから、年内には観たいなあ。)

 

というわけで、

書くとしましても、来年のみどり通信でー。

 

・・・ってか、今月のみどり通信かかなきゃですよね。

 

でも、次回が長いのが確定なのでしたら、今回は短く・・・

えー、原稿用紙、20枚くらいにしようかな。

 

全然、短くないですよねえ。

 

なんでこんなに長いのかなあ。

 

わからないなあ。

 

あ、そうそう、そういえばね

 

 

・・・とか、こうやって話を長くしちゃうんだなあ。

 

 

はやく書かないとなあ。

 

でも、今日、一月のレッスンカレンダーも公開させて頂いたので、

 

ご予約の調整とか、ご連絡が、大量にあるのですよねえ。

 

みどり通信までたどり着くのかなあ。

 

どうかなあ、

 

あ、そうだ。今日は地震がありましたね。

皆様、大丈夫でしたでしょうか。

 

スペース緑で、レッスン中だったんですけどね、

ちょうど僕が見本にとピアノを弾いていた時でして、

ノリノリで弾いていたせいか、最初、全然気づかずで、

「あ、揺れてませんか?」

と言われて、「え?」と手をとめて、

「あっ」、て。

 

今日のは、とても揺れが長かったので、怖かったですね。

メルマガは長くてもよいのですが(よいかどうかはわかりませんが)、地震は、長いのは困りますね。

 

そして、少し酔った頭に飛び込んできた、津波警報。

恐ろしいですよね。

緊迫しましたね。

この寒い中での避難、さぞかし大変で、そして不安だったことでしょう

 

僕たちは、おそらく・・・もう、これから先、地震のたびに、ずっと昨年のあの記憶を思い出すんでしょうね。

でも、絶対には忘れてはいけないことですね。

でも、言っても仕方がありませんが・・・できることなら経験したくなかったことでしたね。

もう、後戻りはできませんけれども。

 

せめて、たくさん、学ばなくてはですよね。

皆様、どうかお気をつけてお過ごしくださいね。

安全な、よき、年末になりますよう。

 

ではー。



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写真は、ステージに出る直前の、ステージ袖から見る角度からのものです。

土器土器と、テンションが高まる光景です

 

来週、2012年12月12日に、

この9月に行われました、安全地帯さんの 30周年記念ライブを完全収録したDVDが発売になります。
30th Anniversary Concert “The Ballad House” [DVD]

 

「これでほぼ完成」のものを、ブルーノート公演の直前の時期でしたが、玉置さんのお宅で拝見いたしました。

その後、「より臨場感やライブの躍動感が出るように」ということで、何度かカメラのカット割りなどが手直しになったそうです。

僕も、最終版はまだ観れていないのですが、

ともあれ、凄まじいDVDですよ、これは。

 

全31曲。

玉置さんが歌われたのは30曲(30周年にちなんで、だと思います)、そして、ギターの武沢さんがお作りになった「夕暮れ」という、バンドだけのインスト曲が1曲、計31曲。(一応、メニューにあるだけで、アンコール後のものはカウントしておりませんで)。

 

玉置さんが、このツアーのリハーサルの何日か目に、全曲をライブさながらに通して歌い終えられた後、

「素晴らしい一体感だったね。この完全復活後の2年、このメンバーでやってきたことは、無駄じゃなかったね。今回のメニューは、まさに、安全地帯のバンドサウンドの集大成だよ。」

とおっしゃったのが印象に残っています。

そして、嬉しかったですね。

「安全地帯の5人。そして、松田さんと、ケンと。これは、最高のライブになるぞ。」

そんな玉置さんの力強い言葉に、思わず、スタジオの端と端にいた松田さんと目を合わせて、頷きあったのを覚えています。

 

 

安全地帯さんのライブでは、基本的にMCというものがありません。

今回も、ありませんでした。

この31曲が、“ノンストップで”演奏されるのです。

 

水を飲む暇も、ほとんどありません。

曲と曲の間のわずか数秒の間も、音色のチェンジ、確認などがありますから、

汗を拭くためにタオルに手を伸ばそうにも、よほど余裕がないと、もう田中さんのカウントが入って、「あわわわ」と、大変なことになりますので(笑)、

ドキドキしながら「こ……ここは大丈夫だよな……」と、ドキドキしながら、ものすごい速さで、水を飲み、汗を拭くのです。

 

まして、僕は曲の間の“つなぎ”(僕だけが何か演奏して、間をつなぐこと)を担当することが、キーボードという楽器の特性がら多いのです。

ということは、他の皆さんがお水を飲んだり、汗を拭かれているときにも、僕は、なにかをしていることがあるということで、

 

 

……だから、本番前に、沢山食べて、飲んでおくんですよ

 

 

えー、それ、ほんとか(笑)。

それは、単なる、食いしん坊じゃないのか(笑)?

 

でもね、途中でお腹が減っても、バナナすら食べる時間がないのですよ。

あれば食べるのか、という(笑)。

 

……ええ、食べたこと、ありますよ。ステージ上で(笑)。

 

DVDが発売されましたら……もしかして、また、みどり通信(緑ちゃん倶楽部のメルマガ)で、全曲解説とか書いたりして…

えー、31曲!?

一回じゃ無理っぽーい(笑)。

 

でも、ご要望があれば……。

ひょっとして、お読みになりたいでしょうか?というか、また長ーいの、お読みになって頂けるでしょうか。

僕目線ですからね、当然、多少、マニアックになりますが、それでもよろしいでしょうか(笑)。

それでもよろしければー

(勿論ね、安全地帯さんのファンの方だけじゃなくても、皆さんに楽しんで頂けるように、いちミュージシャンとして、いちキーボーディストとして、実際に、どんなことを考えてライブをやっているか、どういうことをしているのか、などが伝わるようなものにしたいですー。)

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最後に緑ちゃん倶楽部の業務連絡をさせて下さい。

緑ちゃん倶楽部会員No0052番、北海道函館市にお住まいのM様。

本日、緑ちゃん倶楽部関係のご連絡メールを皆さまに送信させて頂きましたが、どういうわけか、何度送信しても、宛先不明で戻ってきてしまっております。先月初旬にお送りしたメルマガは送信されていると思いますので、ここ一か月のことですね。

お手数ですが、もしこちらを読まれておられましたら、ご登録アドレスのメールの送受信状況をご確認の上、改めまして、こちらから送信可能なメールアドレスをお教え頂けないでしょうか?

どうぞよろしくお願い致します

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ではー。



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安全地帯さん、玉置さん、そして、その他にも、幾組もの存じ上げているアーティストさんが出演された、

今夜のFNS歌謡祭、しっかりと見せて頂きました。

 

こんなにも長い時間、テレビの前で民放の放送を見るということは、ほんとうに久しぶりでした。

一年に一度もあるか、ないかという感じなのすが、

 

……いえね、まだあのブルーレイレコーダーが壊れたままでして。

修理に持っていく時間がないのですよ……。

なので、何も録画できず、録画してあったものも観れず(笑)。

一応ね、ケーブルテレビがあるので(専用のチューナーでケーブルの番組なら録画もできます)、

特別に何か見るものに困ることはないのですが、

いい加減に、なおさなきゃね

 

もしかしたら、新しいのを買うよりも修理費の方が高いのかもしれませんが(ソニー製品は修理費がとっても本当に高いことが判明……)、

でも、消すわけにはいかない録画データがあるのですよ。

「SONGS」や「僕らの音楽」、「ミュージックフェア」とか、あれやらこれやら。

こうなると、画質はともかく、物理的にその都度手元に残るビデオテープの方が、こういう時にこまりませんねえ。

……こまったなあ(笑)。

 

FNSでは、皆さんそれぞれに個性があり素晴らしかったのですね。

個人的にも、特に何組かのアーティストさんの歌唱が、とても心に残りました。

懐かしさに涙が出そうだったP〇〇〇〇〇P〇〇〇〇〇さん、そしてやはり昔からファンだった石〇〇〇さんの、変わらぬかっこいい声に曲、そしてサービス精神旺盛な楽しいパフォーマンスや、

〇柳〇〇さんの、まさに圧倒的にパワフルな歌、

それに〇原〇〇さんの久しぶりに聴いたあの歌、とても心がこもっていて、思わず気持ちが動かされました。

あと、やはりM〇.〇〇〇〇〇〇〇さんのポップセンスにはうならされましたしね…。

プロデューサーの小〇〇〇さんが弾かれていた、CP80M、よかたなあ。存在感のある楽器ですよね(って、楽器の話かい(笑))。

なつかしい柑橘系二人組さん、近畿方面出身の同じく二人組さんなど、

一緒にお仕事をさせて頂いた方の歌も懐かしかったです。

 

勿論、玉置さん、安全地帯さんは、もう、言わずもがな。

最高でしたね

 

時間に限りがあることとはいえ、もっと見たかったなあ。

 

本当に、……誰もが音楽を楽しめる音楽番組、というものが減ってしまいましたね。

今日、年内最後だったN工学院の授業の後も、上の先生と色々と話をして帰ってきました。

 

音楽業界も、長い過渡期です。

コンピューターやインターネットの発達で、実に色々なものが様変わりしてきました。

功も罪もあるとはいえ、これはおそかれはやかれ、避けて通れぬ道であったことでしょう。

 

今は、「日常的に音楽を聴く人口」、というのが、15年前と比べると、半分くらいになってしまっているのだそうです。

僕にはできないことですが、

……音楽を聴かないで、毎日を過ごしている(いける)人が、どんどん多くなっているのだそうです。

 

こんな「うはー」と思ってしまう現実も正直あるものですが(こういった大きな“流れ”は、誰もそう簡単にはとめられないですしね)、

今の状況を、自分たちなりにしっかり見つめて、自分たちの矜持をしっかり持って、やるべきことをやっていきたいと思います。

 

今日のFNSを見ていても、音楽の楽しい要素が沢山ありました。感動した曲や歌唱もありました。

もっともっと、日本で、音楽が盛り上がって欲しいです。

誰もの日常に、もっともっと、音楽があって欲しいです。

 

No Music, No Life.

 

このキャッチコピーが、大げさでなく、心に響いています。

 

それでは、ぷ、をお腹に響かせるとしましょう

 

あ、そうそう。

めんたいパスタにイカを入れたら、とっても美味しかったです。

食べ過ぎて、ちょっとイカん感じになりますが、でも、美味しいので……

 

はい、ご一緒に。

 

ま、イッカー。(←こちら皆さん、昔、ミュージックス〇ーションという番組にZIGGYさんで出して頂いたときにご一緒させて頂いたのですが、なんか、とっても楽しかったなー。あの頃は、日本でのこういったスタイルがまったく新しかったですし、……揚がりましたよ、ほんと。)

 

ではー。



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そう、僕もよく、自分の下手なイラストを

「画伯が描きました」などと言ってうそぶいておりますが、

今日は、血の繋がっている、本物の方のお話です

 

今日、母の個展に、行ってまいりました。

なんとはいっても家族の事ですから、大きな声で言うのははばかられるのですが、

正直、素晴らしかったです。

「こんな絵を、こんなに沢山、描いてたんだ。」

僕を生んだ母ですが、僕が知らない母を見るようでした。

 

 

もう、かれこれ二十五年、描いているということですが、

それでも絵を始めた年齢としては、そう早いものではないと思います。

僕が、大学に入った頃、ということになります。

 

特に、僕が実家を出てから、特に熱心に絵の世界に入っていっていたように思います。

「絵が面白い」

と言い、デッサンや色に関する本(まさに教則本?)のようなものが、少しですが、家にあるようになりました。

それでも、家事などの合間に書いていたのだと思います。

というのは、少なくとも僕が実家にいる時代の話ですが、絵を描いている母を、あまり見ていないんですよね。

お茶屋さん(お茶の葉っぱを売る方ね。京都のほうのお茶屋さんではなくて。)の仕事もしてましたしね。

そのうち、電話で話をすると、

 

「こんど展覧会に出してみようとおもう」

などという話を聞いたかと思えば、その数年後には、

「入賞したー」

と。

そのあたりから、今度は毎年、

「会長賞をもらった!」「特別賞をもらった!」「審査委員賞だった!」

などと、毎年のように賞をもらうようになり、

そのうち、

「審査員になった!」

といいました。

 

そして、そのうち、「私になんか無理ですよ、と断っても断っても、どうしても教えて欲しいって言ってくれる人がいるので」と、自分の教室を持って教えるようになり、

数年前からは、時々、外に教えに行ったりもしているようです。

また、自分も、「すごいのよ。」という先生の教室に、通ってもいるようです。

 

わが身内ながら、よくもまあ、これだけ打ち込んだものだ、と感心します。

何事も、ただ何もしないで上達するということはありませんので、

もう、本当に相当な数、キャンバスに向かって、考え、悩み、葛藤し、自分と戦い、時に大きな光を見出したり、でもまた挫折したり……この繰り返しをやったのだと思います。

 

思い起こせば、僕がまだ小さい頃。5歳とか、6歳とか、そういう頃。

その頃住んでいたの家の、食器棚の上あたりに、一枚の静物画がありました。

そんなに大きくも無い、幾つかの果物を書いた油絵でした。

 

僕が「あれはなに?」ときくと、

「あれは、おかあさんが、学生の時に描いたものなの」

そして、

「おかあさんね、またいつか、絵を描きたいなー、って思ってるのよ」

と、何度か、この話を聞いた覚えがあるのです。

 

「やりたいんだったら、やればいいのに!」

と子ども心にも思いましたし、その時も、そう言ったような記憶があります。

母は「そうね、いつかね」と答えたように記憶しています。

 

 

やはり小学生低学年の頃、ゴッホ展を観に、上野の美術館に連れて行ってもらった記憶があります。他にも連れて行ってもらったかな?

…僕は、どちらかと言えば、やはり科学博物館の方が好きでしたけどね。恐竜の化石とか、宇宙とか(笑)。

 

家には、画家の画集が沢山ありましたから(20巻くらいの全集みたいのが、大小、メーカー違いで何セットかありました)、母は、本当に絵が好きだったのでしょう。

皆、同じように見えて、違ったのでしょうねえ(・・・僕が、キーボードを40台とか持ってるのと一緒かな(笑))

僕は……展覧会に行ったゴッホは、「展覧会に行ったので」好きでしたが(←実際に見ると、絵でも音楽でも何でも、親しみが沸くものですよね(笑))、

その当時、とにかく特別好き、というか、惹かれて何度も画集を開いていたのは、ダリでした(←なんとなく、プログレっぽいですよね(笑))。

 

あ、ちょっと話が横道(マニアックな方へ(笑))逸れそうですので戻しますが、

ともあれ、そんな若いころの淡き夢を心に持ったまま、僕を育て、その後、14歳ほど歳の離れた弟を育て、

また本格的に絵を始めた母が、いよいよ個展を開くというのです。

 

不肖、普段親不孝ばかりしている息子としては、

この僕を生み、育ててくれた手で描いた絵を、観に行かねばと、今日行ってきたわけです。

また、自分が弾いたピアノが、絵の邪魔をしていないかも非常に気になっており……(笑)。

 

結果、絵はとても素晴らしいものでした。

ほとんどの絵は、僕も初めて見るもので、相当数、今回の個展の為に描き下ろした(という言葉があるかは知りませんが)ものだと思います。

「へえ、こんな絵を描くのか」

というものが、何点もありました。

 

そして、

「(母らしいな)」

と思う絵も、沢山、見ることができました。

僕の好きな、

光の中に配置された、色鮮やかな花たちの絵。

 

絵は、心が、一番良く現れると言いますよね(心理テストなどでも良く使われます)。

 僕は、母の絵が、そして、母の絵を通してみる母の心が、

このまま、ずっと光溢れるものであってくれれば、豊かな色彩に彩られたものであってくれれば、

それだけで安心です。

と、親不孝の救いを、絵にばかり求めちゃいけませんけどね(笑)。

 

会場では、僕の弾いたピアノ(生のピアノの音ではなくて、より柔らかい、エレクトリック・ピアノの音を使いました。)が7曲ほどと(25分ほど)、その後、

僕がセレクトした、キース・ジャレットの、大好きなあの黒いジャケットのアルバム(こちらは本物のピアノね。こちらは55分ほどあります)が、繰り返し、交互に流れています。どっちがどっちかは、音色で分かると思います。というか、(圧倒的に)上手な方がキースに決まってますが(笑)。

 

……はい、今日絵を見ながら、耳を10センチくらいそばだてて確認しましたところ、

キースは最高でしたが、本当に僕のピアノが邪魔してないか(笑)、よろしかったら、是非、みなさなにも、会場に足をお運び頂ければ幸いです。

銀ブラ(←古い(笑))のついでにでも。勿論、入場は無料ですので。

僕も、期間中に、もう一度くらいは行きたいな、と思っております

 

「川村恵子 水彩画展」

2012年12月3日(月)~9日(日) 11:00~18:30(最終日は16:30まで)

銀座 渋谷画廊にて

東京都中央区銀座7-8-1 渋谷ビル2F

03-3571-0140

(会期中はずっと母がいます。よろしかったら「川村ケンのブログを見て来た」とひと声かけてやってください。きっと喜ぶと思います。)

 

 

ちなみに、学生の時の母の絵は油絵でした。

そして、再開した時も、最初は油絵だったそうです。

しかし、その後、水彩画へ。

 

「なんで、油絵じゃなくて、水彩画?」

と訊きますと

「油絵と違うのは、水彩は一度描いたら、それでもう、やり直しがきかないところ。一度限り。だから実は、水彩の方が難しいのよ。……そして、だから面白いのよ」

 

なるほどです。

僕は、その場限りのインプロヴィゼーションでピアノを弾くキースが大好きです。

 

なるほど、僕の母だ

 

あ、……というか、僕が、母の子だったのでしたね(笑)。

 

ではー。



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僕が、「緑ちゃん(「思いどおりに作曲ができる本」)」を書いて(いたとき)から、約三年。

来年の2月25日で、発売からも、もう三年になります。

 

その間、重版も今では6刷となり、さらには、翻訳本を出させて頂いたりもして、

今年は、N工学院でも、一部が授業のテキストとして採用されたりもしました。

 

そして、アマゾンの「一番欲しい物に追加されているランキング」の、楽譜・スコア・音楽書部門でも、今日現在で、まだ16位にいさせて頂いたりして。

本当に、ありがたいことです。

(同時に、書いていた時の事を思い出しますと、びっくりでもありますが……。)

 

ちょっと正確ではありませんが、もう、確か2万冊以上が、どなたかの、音楽がお好きな方のお手元に旅立っていったことになります

いやはや、こんなにも沢山の方に、お手にとってもらえて、僭越ながら書いた者としたしましては、本当に嬉しいです

どうもありがとうございます

 

 

そして、今日、一応、そのぅ……(本当に微々たるものではあるのですが)、

いんぜー報告書なるものが出版社から送られてまいりました。

(いんぜーとかいうとアレですが、……ほんとこういった、一応専門書系の本で著者が頂けるパーセンテージは、勿論、出版社などにもよると思いますが、いわゆる小説や漫画などとは全然違うんですよー。でも、とにかく、読んで頂けることが一番の喜びです。それに尽きます。)

 

そして冊数を見ましたら、なんと、1979冊!

 

「えーっ!まだ、こんなに!」

 

だって、一年で1979冊ということはですね、

毎月160冊以上ですよ。

一日あたりで、5冊って。

 

……びっくり

 

嬉しいけど、なんか、ほんと、びっくり

 

 

本当に、本当に、ありがとうございます。

 

いやー、すごい。

 

……と、思って、今朝は置いておいたのです。

 

そして、先ほど、このお話しをご紹介しようと、ブログの記事用の写真を撮りついでに、改めて書類を見ましたら。

 

 

「販売期間 2012年4月~9月」

 

って書いてあるではないですか

 

そうなんです、

 

この、せんきゅうひゃくうんたらこうたら冊ってのは、

 

なんと、一年での冊数でははなく、

 

半年での、だったのでしたひゃー。

 

この4月~9月の半年間、毎日、毎日、10冊以上の緑ちゃんが(なんだか、どうしても実感が沸かないのですが)、

この日本で、どなたかのお手に取って頂けて、旅立っていっていた、というのです

 

なんてこったい、緑ちゃん

すごすぎ。

そして、嬉しすぎー

 

ちゃんと、お行儀よく、いい子にしてるんですよー(本だからね、そこは大丈夫かとは思いますが(笑))。

 

あ、そしてそして、

もしも「ここ、難しいなー」、と思われるところは、

きちんと、ちゃーんと、しっかりお分かりになって頂けるまで、

書いた僕が丁寧に解説しますので、是非、

 

緑ちゃん倶楽部へどうぞー

お待ちしておりまするー。

 

ではー。



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もう、数カ月前から頼まれていた録音がありました。

自宅で出来る、ピアノの録音でした。

 

「どんなのでもいいから、好きに弾いてくれればいいので」

 

というものでしたが、そうはいっても、請け負って弾くからには、

それなりに考えなくては、準備をしなくては、と思っておりました。

 

確かに、先月(・・・その前の月からも含めて)は忙しかったのですよね。

玉置さんのブルーノート公演があり、KORGさん主催のイベントがあり、ORIENTAL BOUNDSさんのライブもあり、

毎週のN工学院、S足音大、そして月に一度とはいえ、T京音大で、それぞれ講義、授業があり、

その他の日には、これもとってもとっても大切な緑ちゃん倶楽部のレッスン。

 

とはいえ……、

 

「いくらなんでも、さすがに、その位の時間は全然取れると思うよ。大丈夫。」

と請け負ったものの、現実、なかなかその時間が取れず。

「明日はできるかも」と思いながらも、いざその日の夜になると、もう身体がいうことを聞かない日もありました。

(ピアノを弾くというのも、指先一つのこととはいえ、実は相当に体力のいるものなのです。時間さえあればできる、というものではないのですよね(笑))。

 

そして、

 

……いよいよ先週くらいから

 

「まずいな、どうにか時間を作らないと」

 

と思っておりました。

 

これは、“仕事”ではない依頼でした。

 

でも、

 

どうしてもやりたい、

 

というか、

 

僕にとって、やらなきゃいけない事でした。

 

 

そして、タイムリミットは今日でした。

 

 

一昨日、そして昨夜と、どうにか時間を作って、弾きました。

 

で、どうにか録音を終えて、

 

……自分でプレイバックを聴きながら、

 

スピーカーの前で、眠っちゃってたりね(笑)。

 

 

実は、

 

絵を描いている僕の母が、初の、

 

個展を開くのです。

 

その画廊で、僕の弾くピアノを、流したい。

ピアノを、弾いてくれないか。

 

という依頼だったのです。

 

 

昨夜、といっても、もう今日の明け方でしたが、

どうにか録音したものをデータにして、送りました。

弟が、その曲たちを、iPodに入れてくれたようです

 

 

ふう

 

ここ数か月、もう、春からでしょうか、ずーっとずっと、他のどんな仕事をしていても、絶えず心にあったこの録音が終わり、

なんだか、

 

ようやく、肩の荷が、下りたような気がしています。

 

絵を志す人にとって、大きな夢であり、晴れ舞台だという、個展。

 

僕は、ただただ、祈るばかりです。

 

母にとって、とびきり楽しい、嬉しい時間で、あってくれることを

 

そして僕は、こてん、と寝ることにします

 

……うっ(笑)。

 

ではー。



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