怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

9月9日映画「HERO」を見てきました

2007-09-11 22:53:33 | 映画
夏休み子供たちをどこも連れて行ってないので、ガス抜きに一緒に映画を見てきました。そのため若宮大通りテニスコートのテニスはお休みしました。テニスに行った人は誰かレポートをお願いします。
映画は昨日封切りしたばかりの「HERO」です。満員なのを予想して朝一番の9時上映に間に合うように8時45分には映画館に着いたのですが、まだがらがら。ちょっと拍子抜けでした。もっとも9時には半分くらいにはなったかな。
映画はというと、やっぱりキムタクはかっこいい。かっこよすぎて検事にはありえね~と思うのですがそんな疑問はぶっ飛ばして2時間ほぼ退屈することなく見てしまいました。
それでも難を言えば、テレビシリーズの映画化なのでテレビを見ていない人には何の事かよく分らないことがいろいろあります。中井貴一の役についても前に山口で事件があったようですが何で出て来るのかさっぱり分りません。釜山の坂道の映像はよかったのですが、USBを放り込まれたことの説明が不足していて結果どうだったかということもでていません。わざわざ韓国ロケをしたのだからもう少しなんかあってもいいのでは。勿体ない気がします。それからタモリの大物政治家というのはミスキャスト。どう考えても似合わないし、柄でない。犯人の印象も最初の全面自供がどうしてこう変わったがいまいち納得しがたい。
あらを探し出すといろいろだけど全体の印象はスピーディでおもしろい。キムタクも松たか子も、そして松本幸四郎も存在感がある。星4つかな。余計なことですが裁判所のロケ地はどうも役所臭かったので最後のクレジットをじっと見ているとどうやら大阪府庁のようでした。
終わったら次の回を見るための人が大勢並んでいて、下へ降りても窓口に長蛇の列。9時は早かったのでしょうが人気はすごいようでした。
終わったらいつものように駅の上の回転寿司へ行ったのですが、今回はくら寿司と違ってちゃんと職人が握っていました。生ビールも飲んだので当然ながら値段は倍近くしました。
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見て来ました「オーシャンズ13」

2007-08-28 22:27:31 | 映画
暑さしのぎで、半日休みをもらい「オーシャンズ13」を見て来ました。オーシャンズ11をみて非常によく出来た映画と感心したので今度もと期待していきました。昔「黄金の7人」という映画があって(自分で言うのもなんだけど古いな~)場末の映画館でわくわくして見た覚えがあるのですが、その系統の映画ですよね。名作スティングもそうかな。実は12をテレビでやったので録画しておいたのですが、まだ見ておらず。先回りして13を見てしまいました。
でどうかというと12を見てから見ればよかった。登場人物は11,12を踏まえているので見ていない人にはどうしてこのメンバーが集められ何が得意かがよく分らないきらい有。アルパチーノが悪役で出ているのですが、年取ったな~。じっと自分の手を見てしまいました。それから舞台はラスベガスなのですが、多少なりともカジノに対して予備知識がないと分りにくいかな。私は浅田次郎の「カッシーノ」と「オーマイガッ」で多少知っているつもりだった(どちらも面白いので一度読んでみてください)ので役に立ちました。
それにしてもこの手の話はありえない話をいかにありそうに作るかガ肝心だと思うのですが、その点ではちょっと、ちょっと、ちょっと!ですか。兎に角人工地震を起こすのに英仏海峡のトンネル工事に使ったシードル掘削機を持ってくるなんていうのはありえない。これをもってきて組み立て動かすのには、たとえ当局の眼を盗めたとしても何人の技術者がいるのやら。オーシャンズ13ではなくて1300は必要でないかに。ダイスの目を自由に出す仕掛けなどは原始的なだけにありそうなのだが、全体に無理筋だよね。
余計な話だけどホテルのオープニングイベントが大相撲だったり、ホテルの内装も東洋風(たぶん日本風のつもりだけど何か変)だったりと今アメリカでは日本文化ブームなのでしょうか。
12はどうだったか分りませんが、どうも13は期待した分いまいちでした。シリーズ物の3作目というのは今までの延長線では飽きられるのでどうしても無理してしまうのでしょうか。今度公開した「ラッシュアワー3」はどうなんでしょうか。予告編では面白そうだったので行こうかなと迷ってしまいます。
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県庁の星

2007-06-14 11:42:39 | 映画
今日は振り替えでお休み。雨も降っていて特にやることもないので録画したままほかってある映画を見ています。
見たのは「県庁の星」。柴崎コウはよかったですね。でも「博士の愛した数式」でも思ったのですが、こんなにきれいな子連れ未亡人(表現が古いですね)が家政婦とかパートでいたら絶対に周りの男どもがほうっておかないよなという違和感は残ります。演ずるのは全部女優さんだしあまりリアリティがあっても映画にならないので当然なんだけどありえない~。
織田裕二演じる県の係長もなんだかね~。県という住民とは直接相手しないところだと多少戯画化してあるけど映画ではいいのかな。でも最後の特別委員会の場面はあまりにも唐突でありえないのです。あの場面は全部カットしても県の体質はなかなか変わらないという表現は工夫できたでしょうに、決議した議案に対して直後に異議申し立てするというのは、民間で言えば取締役会の決議に一係長が異議申し立てするようなことでは。そういうことがありえるような議会の民主主義に対する幻想があるのでしょうか。
それでも駄目スーパーの再生物語としてみていくと結構面白いのですが、そんなに簡単に変わるのならもっと早くできたのにとも思ってしまいます。伊丹監督の「スーパーの女」のほうがその面でのスーパー運営のノウハウが詰まっていてなるほどと思ってしまいましたが、この映画にはその面でのファクトファインドが希薄だったですね。どうしてリストラ間際の満天堂を劇的に経営改善して売り上げを伸ばしたかの説得力に欠けると思います。まあ派遣された素人の県庁職員が改善できることといったら消防法などの法令遵守の点くらいですかね。でもあれを見ると消防署は気分を害するのでは。
改めて思うのは巨大プロジェクトに対して役人は責任を取らないよな、ということです。200億の開発計画(この計画の企画立ち上げがこの映画の通奏低音になっています)があって初期の成果が上がらなくてもそれを企画推進した人は何も傷がつかないで出世していくのでは(少なくとも今まではそうだった)。本当に自信があるプロジェクトなら自分の金を出資してみろとも思うのですが、あまりそういう話は聞きません。自分の金だと思うともっと削れるのではとかこうしたらもっと効果が上がるのではと真剣に考えるのでは。うまくいったときの成功報酬もないので、誰もそんなリスクのあるプロジェクトはやろうとしなくなるのでしょうが。柴崎コウがよかったのと多少考える素材となったことで☆三つ。
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あ~今日も雨だった

2007-06-13 22:25:31 | 映画
朝起きてみたらいきなりの雷雨。この季節は雨でできない日が多いかと、土曜日曜連続予約しておいたのですが2日とも雨とは。土曜日曜連続だとどちらかの日は参加者が非常に少ないという事態になるのであまりしないようにしていたのですが、梅雨時ということもあり、あえて予約したのですが残念~。
手持ちぶたさでDVD「博士の愛した数式」を見ることに。前に原作を読んで映画はどうかとブログに書いたらテニスの時に酒酔いサイクリストがDVD を持って来てくれました。なかなか見る機会がなかったのでちょうどいい機会でした。
で感想はというとどうも浅丘るり子の義理の姉が出すぎではないでしょうか。義理の姉と弟の秘められた恋愛話が前に出てくるとイメージが違ってきちゃうし、最後もああいったハッピーエンド?になちゃうのはね~。それでもルートの高校教師が進行役の構成は分りやすくていいですね。映画で友愛数とか完全数なんて言葉をどう解説するかと思っていたのですが、さすが。長野県の自然の映像も美しいのですが、全体に美しくしすぎで物語りとして物足りなくなっているのでは。
一般的に原作を読んで映画を見ると何か違うなとなるのですが、原作に関係なく映画を虚心に見ればまあ☆三つかな。
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見ました「花田少年史」

2006-08-25 20:29:19 | 映画
夏休みも取ってないので、午後予定もないのをいいことに休みを取って
映画を見てきました。「花田少年史」です。
結構良かったですね。一人で見ていると泣けるところは思い切り泣けるのです。
五木寛之が書いていますが、人は笑うと免疫力が上がるというのはよく言われるのですが、泣いた後も免疫力が上がるそうです。確かに泣くことによって一種のカタルシスになるというか気持ちよくなりますよね。
で映画ですが、子役の須田健太ももちろんいいけど篠原涼子もいいですね。
運動会のシーンでは本当に泣けて隣のおばさんに気づかれないかと苦労しました。
全体としては非常に明るく笑いがあふれているのですが、ちゃんとつぼは押さえてあるという感じ。
でも最後に向けては勢いで持っていくということで、ちょっと筋としては破綻しているのかな。幽霊の出てくるものは、ちょっと古いですが「異人たちの夏」でも思ったのですが最初の出だしは自然なのですが、最後のまとめ方というか幽霊の退場の仕方が難しいものですね。どこかで無理やり戻ってもらって、主人公が普通の世界に復帰しなくてはいけないところが制約になっているのでしょうか。
まあ先日見た「ゲド戦記」よりは純粋にエンターテイメントとして楽しめました。

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