怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

名証「IR EXPO2024」

2024-09-08 16:54:42 | Weblog
以前申し込んでいたのですが、金曜は午後2時過ぎからは丁度野暮用が終わるので足を伸ばして有閑老人は出かけることに。

会場は吹上ホール。地下鉄の吹上駅を降りると帰る人なのか名証の紙袋を持っている人が多いのですが、逆行することに。

広い会場ですが、結構すごい人がいます。
一応企業ブースで気になるところを周るのですけど人気のある企業は人だかり。
たまたま株を保有している日本空調サービスの前を通ったのでパンフをもらいましたが、ここは最近株価は停滞気味。

以前のイケイケどんどんの社長だった時はよかったけど今の社長はまじめだけど地味でさえないと勝手なことを言ったら、6月で社長が変わったので期待してくださいとのこと。う~ん、どういう人か機会があれば一度見てみたい。
もう1社大同メタルは丁度ミニ説明会が始まるところなので、座って聞くことに。

若手の社員の説明でしたが、どうもあまり慣れていないのかパソコン画面の原稿を読みながらの説明で迫力不足。

ここも株価は停滞していてもう少し何とかならないかと思っているのですが通り一遍の説明だけ。PBRは1を大きく下回っているし(0.5)、PERは12.4なのだから、もう少し大胆な投資戦略を取れないのか。それがだめなら自社株買いとか株価浮揚策を考えてほしいところ。名古屋商法ですね。
15時30分からはお目当てのマーケットアナライズの公開収録があるのでそちらに移動したのですが、会場は10分前で早くも満員で席は埋まっている。仕方ないので外から立ち見です。

毎度ながらの鈴木一之さんの軽妙な司会進行で始まります。
この日のゲストはニッセイ基礎研究所の矢嶋康次さんと大和証券の木野内栄治さん。

立ち見なのでメモを取ることが出来ないのでうろ覚えなのですが、思い出すまま書いてみますが、かなりいい加減です。2週間後にはYouTubeにアップされるそうですから確認してください。
アメリカの景気についてはこの日の雇用統計が注目ですが、そんなに心配していないけど、いずれ減速するだろう。大統領選挙は矢嶋さんの見立てはハリスですが、本人曰く当たったことがないとか。でもトランプだろうとハリスだろうと減税が後戻りすることはないだろうし経済政策としてはあまり変わらないのでは。
日本経済のテーマはインフレと投資。日本企業は内部留保をため込むだけから漸く国内投資が増えてきている。この流れをつぶさないようにしなくてはいけないので日銀は政治からの口出しは無視して利上げはしないでほしい。そもそも為替は日銀の目標とすることではなくて政府の仕事のはず。
円安は企業利益を増やし投資をもたらすので経済にとっては好影響。インフレで物価が上がって生活が苦しくなる人もいるけど、その分は貯金から投資に回して取り返せる。う~ん、これは木野内さんの証券会社らしい見解。大企業は円安で潤い国内での投資も行うことが出来るので好循環でしょうけど、団塊の世代はもはや年金生活で投資原資を持っている人ばかりではない。賃金はともかく年金はマクロ経済スライドで上がりにくくなっているので、トリクルダウンで恩恵が回ってくる前に寿命が来てしまうのでは。
自民党の総裁選があるのですが、ここで鈴木さんが会場の人に誰がいいかのアンケート。正確に数を数えたわけでなく目検討で結果は小泉20%、石破10%、高市30%、その他30%。安倍路線の継承するだろう高市さんが高い。石破は緩和路線とは一線を架している。河野さんは最早諦めているので存在意義を出すために尖った主張を打ち出している。小泉さんは政策は何も言っていないので分からない。小林さんは安倍派の中での福田系が高市さんを牽制するために持ち上げた。まあ、政治の裏話は何処まで本当か分からないのですが、聞いてる分には面白い。
株価としては低金利、財政支出増路線でしょうけど生活は株価の動向によっている訳でもないのですけど。結局アベノミクスを継承するのかの評価でしょうけど正面から論争してほしいものです。

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