市民会館フォレストホールで桂文珍の独演会があったので行ってきました。
20年ほど前に大阪へ家族で行った時、京橋花月劇場で初めて舞台で見たのですが、無茶苦茶面白かった記憶があります。他の出演者は面白くなかったアホの坂田ぐらいは覚えていますが、文珍以外は誰が出てきたのか全く覚えていない。坂田利夫はあまりにも面白なかったので覚えていたのか。
13時開場、13時30分開演なのですが、指定席なのであまり早く行く必要ないので13時15分ごろに会場へ。
フォレストホールは定員は2千人を超え4階まで客席があるのですが、満員。早々とチケットは完売だったそうです。
さすがに観客は私も含めて高齢者が多いのは仕方ない。
最初は、桂文五郎。名古屋の観客にとっては誰?ですが、文珍の4番目の弟子とか。4番目で文五郎?演目は「青菜」
続いてはお待ちかねの文珍。以前見た時と比べてさすがにお歳なのか動きはゆったりです。芸歴55周年で御年75歳。吉本興業でも年上で活躍しているのは兄弟子の文枝、西川きよし、池野メダカぐらいで本人曰くもはやレジェンドだとか。語り口もテンポが落ちて歯切れが悪くなっていたのですが、それはそれで味が出て来ている。
さて1席目は昨年作ったと言う新作の「落語記念日」
話の中で名人の話が出てきますが、文珍の評価では人間国宝の米朝はともかく枝雀と談志。どちらも理論派で落語とは枝雀は「緊張の緩和」、談志は「人間の業」。リアルタイムでその芸を見てきただろうからなるほどねと感心した次第。
これで中入りかと思ったら、三味線を持った内海英華師匠の「女道楽」と言われてもよく分かりませんが都都逸とか小唄をひとくさり。
ここで中入りと思ったらこの後さらに続いて文珍登場。
今度は古典落語の「雁風呂」。あまり演じる人がいなくて今は文珍ぐらいだとか。なぜかと言うと面白くないからというのですけど、水戸黄門一行と淀屋辰五郎が掛川での茶屋で会う話。
終わって15時10分となり、ようやく中入り20分。
高齢者が多いのでトイレは大混雑。半券を持って一旦外に出ていくことに。中入りは20分長いかと思ったのですが、これくらい必要です。
最後は当然文珍が出て来て古典落語の「風呂敷」を30分近くかけて熱演。
終わると拍手とともに緞帳が下りるのですが、降りかけてすぐ止め、アンコールで1席とはなりませんけど少し話をし、この日の演目についても紹介してくれました。
広い会場を笑いで一体化させる力量はさすがな独演会でした。
20年ほど前に大阪へ家族で行った時、京橋花月劇場で初めて舞台で見たのですが、無茶苦茶面白かった記憶があります。他の出演者は面白くなかったアホの坂田ぐらいは覚えていますが、文珍以外は誰が出てきたのか全く覚えていない。坂田利夫はあまりにも面白なかったので覚えていたのか。
13時開場、13時30分開演なのですが、指定席なのであまり早く行く必要ないので13時15分ごろに会場へ。
フォレストホールは定員は2千人を超え4階まで客席があるのですが、満員。早々とチケットは完売だったそうです。
さすがに観客は私も含めて高齢者が多いのは仕方ない。
最初は、桂文五郎。名古屋の観客にとっては誰?ですが、文珍の4番目の弟子とか。4番目で文五郎?演目は「青菜」
続いてはお待ちかねの文珍。以前見た時と比べてさすがにお歳なのか動きはゆったりです。芸歴55周年で御年75歳。吉本興業でも年上で活躍しているのは兄弟子の文枝、西川きよし、池野メダカぐらいで本人曰くもはやレジェンドだとか。語り口もテンポが落ちて歯切れが悪くなっていたのですが、それはそれで味が出て来ている。
さて1席目は昨年作ったと言う新作の「落語記念日」
話の中で名人の話が出てきますが、文珍の評価では人間国宝の米朝はともかく枝雀と談志。どちらも理論派で落語とは枝雀は「緊張の緩和」、談志は「人間の業」。リアルタイムでその芸を見てきただろうからなるほどねと感心した次第。
これで中入りかと思ったら、三味線を持った内海英華師匠の「女道楽」と言われてもよく分かりませんが都都逸とか小唄をひとくさり。
ここで中入りと思ったらこの後さらに続いて文珍登場。
今度は古典落語の「雁風呂」。あまり演じる人がいなくて今は文珍ぐらいだとか。なぜかと言うと面白くないからというのですけど、水戸黄門一行と淀屋辰五郎が掛川での茶屋で会う話。
終わって15時10分となり、ようやく中入り20分。
高齢者が多いのでトイレは大混雑。半券を持って一旦外に出ていくことに。中入りは20分長いかと思ったのですが、これくらい必要です。
最後は当然文珍が出て来て古典落語の「風呂敷」を30分近くかけて熱演。
終わると拍手とともに緞帳が下りるのですが、降りかけてすぐ止め、アンコールで1席とはなりませんけど少し話をし、この日の演目についても紹介してくれました。
広い会場を笑いで一体化させる力量はさすがな独演会でした。
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