怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

2月2日瑞穂公園テニスコート

2013-02-03 18:34:55 | テニス
朝から雨。それでも天気予報は昼から晴れるみたいなので何とかなるでしょう。
午前中は仕事で雨があがっていれば自転車で行くつもりでしたが、意外に降っていたので歩いていくことに。おかげで昼過ぎに帰ってきたときには既に1万歩歩いていました。
天気は晴れはしませんが予報どおりというか昼過ぎから雨があがり、気温は10度を超えて暖かい日でした。
森の熊さんからはメールがありどうも風邪が良くならないので土日のテニスはお休みしますとのこと。先週も調子いまいちみたいでしたが、長引いているみたいです。
二日酔いが少し残って気分いまいちのまま歩いていき14時30分過ぎに瑞穂公園テニスコートへ着くとヤッターマン、OBさん、1059さん、タケちゃんマンといました。この日も8番コートでしたが、なにやら7番コートの一団が乾いた座席がないみたいで隣に陣取っていました。邪魔な一団です。しかも女性連れです。許せない!
そんなお隣さんは無視をして乱打を適当にやって、一休み。この日はヤッターマンは昨日飲み過ぎたのでとビール抜き。私も同じでコーヒー持参。タケちゃんマンだけがビールを飲むという健全なテニスです。最も後で私も少し頂きましたが、飲んだのは全部で350缶2本だけ。
試合は最初1059さんと組んでOBさん、ヤッターマン組と対戦。結果1:3でしたが、後半2ゲームはジュースの連続で結局落としての結果です。どうもこのところジュースまでは持ち込むのですが、最後は敢え無く討ち死にすることが続いています。詰めが甘いというか気力が続かないというのか、なんだかな~
続いてヤッターマンと組んでのOBさん、タケちゃんマン組との対戦では最初2ゲーム連取したのですが、そこから息切れして結局2:2の引き分け。どうも息切れが早いみたいです。この日はフェース面がまだ湿気っていて、最初にローラーで吸い取ったそうですが、前の時間帯は使っていなかったこともあって、ボールがすぐに水を含んで重くなりました。その分余分な力が入って疲れてしまうからでしょうか。
一休みして今度はOBさんと組んでタケちゃんマン、1059組との対戦でしたが、これはあえなく1:3で負け。最後はタケちゃんマンと組んでヤッターマン、1059組との対戦。これは一進一退で2:2だったような気がします。
この時点で4時15分。もう終了ということで一同揃ってしげ寿司へ。
タケちゃんマンは八剣伝ではといっていましたが、ここは5時30分開店。ちょっと無理でした。
しげ寿司では4人テーブルに椅子を足して5人でまずはビール2本。熱燗大1本。つまみはアナゴの骨せんべいにカンパチの兜焼き、と白身の刺身。この日の白身はヒラメで肝もついてきました。う~ん、美味い。
ヤッターマンは昨日お酒を飲み過ぎたそうでビール一本やり。後の4人はお酒にして熱燗追加。
ガリをもらって、げそ焼きと蛍烏賊の酢味噌を追加してさらに熱燗追加。もういいかと鉄火巻きを頼んだのですが、タケちゃんマンが当然のように熱燗追加。結局この日は熱燗5本飲みました。
お勘定をすると10500円。一人2100円でした。
帰りも当然ながら歩いていったのでこの日は全部で27000歩を歩いたことになりました。
ちなみに翌日は鶴舞公園テニスコートでしたが、私とOBさんは仕事、ヤッターマンも都合が悪いし、森の熊さんは風邪と言うことで中止にしてしまいました。この2週猫背気味のウッチーも欠席ですが、森の熊さんと一緒に風邪でも引いたのでしょうか。
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香山リカ「おとなの男の心理学」

2013-02-02 07:58:01 | 
自分がそろそろ定年後を考える時期に来ているからだろうけど、身に沁みる本でした。

医療は「おとなの男性」を診て治すために作られたもの(医学の教科書に描かれている患者のイラストのほとんどは成人男性)なのに、「おとなの男性」に特化した精神医学はない。しかし、それは「おとなの男」特有の悩みがないということではなく、自殺も多く、うつ病も発症しやすい。
定年退職で仕事を失うと同時に自分らしさの中核=アイデンティティをなくしたような喪失感に襲われる人の例は枚挙にいとまがない。男性の場合、一度手にした肩書きや社会的評価が「自尊感情=プライド」に直結し、それが失われそうになると怒り、いらいら、傷つき、落ち込むといった反応を見せる。定年後に働き続けるためには定年前の地位や処遇にこだわらないことが必要です。
そう言われるとその通りなんですが、なかなかね~
渡辺淳一の小説にもあるように男性はいつまで恋愛をしたい、50代の男性に30代人妻が垂涎の的です。まあ、最高なんですが高嶺の花とあきらめているので渡辺さんの小説が売れるんでしょうけど。
若い頃は恋愛に興味を持つのは圧倒的に男性より女性のほうだったのにシニアではそれが逆転、「恋愛に醒めた女性」と「積極的な男性」となる。男性はいつまでも恋愛したい、もてたい。でもその相手は決して若い女性、ということではない。本当にもてたいのは、すぐそばにいる妻かもしれない。そのことに、男性も女性も気づき、それを男性は積極的に表現することが大切なのだが、その一歩はとても困難な一歩なのです。
夫の定年とともに離婚の相談が増えているが、妻は「自分の人生の完成はまだまだこれから」と考えているのに、夫は「自分の人生は既にほとんど完成した、あとはこれを維持するだけ」と考えている。夫と人間として対等に真剣に向かい合いたいと願っている妻と、妻を含め家族は養うものと考えている夫。定年となり夫婦二人の時間がやってくる頃になるとそれは深刻な亀裂になるのです。
老いを迎える男性は「中年期までの生き方を変えたくない、どう変えてよいかもわからない」という強い思いがあるみたいです。つまり女性以上に年をとることを恐れている!「老いの肯定」が難しいとともに、それを肯定できたとしても「いかに老い続けるか」というさらに難しい問いが待っている。
しかし、男性は仕事や生活の面では「変わりたくない、変わったらおしまい」とこだわっているのに、外見的な若さや美しさにはあまりこだわろうとしない。例外は髪の毛。リアップとバイアグラが持て囃されるのもむべないか。
若さを保とうと、どんなに自分にぴったり合う健康法や食生活を探しても、それで「永遠に若く健康」ということはありえない。どんなに健康な人でもいつかは病気になったり、体が衰えたりして生物としての終焉を迎える。「健康が損なわれるのを心配して、無理やり何かに励む」といったストレスから解放されている人が驚くべきパワーを発揮する例を医師としての著者は何度も見ている。「健康に一番悪いのは、病気になったらどうしよう、病気になってどうしようと不安や恐怖にかられること」という著者の確信は腹に落ちるものです。
定年が迫ってきて「輝くシニアライフ」を送りたいと思っている人は一読すべきでしょう。わが身を振り返って反省しきりですが、そうは言っても、なんだかな・・・


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