怪しい中年だったテニスクラブ

いつも半分酔っ払っていながらテニスをするという不健康なテニスクラブの活動日誌

10月6日瑞穂公園テニスコートは一人だけ

2018-10-06 21:01:51 | テニス
台風25号がまたも週末に日本に接近。幸い北にそれて日本海を進むので直撃は免れました。でも当然ながら天気は雨模様。
予報では曇りだったのですが、午前中に毎度ながら母を連れて買い物に行ったのですが、出かける時は雨が降っていて帰る時には晴れて暑いくらい。
雲の動きとかレーダーとかいろいろ見てみるのですが、天気は雲の動きが早くてよく分からない。時間予報では曇りになっていて、レーダを見ると雲は夕方切れているのでが、雲の動きを見るとずっと薄い雲に覆われている。
ヨイショは早々とお休みのメールが来て、ヤッターマンからは孫の世話でお休みのメール。
天気もこんな風だし行っても誰もいないかもと迷ったのですが、一応3時30分過ぎにはやんでいたので出かけることに。

途中神宮東公園のコートを見るとちゃんと3コートとも使っていました。
ちょっと気持ちを取り直してコートへ急ぎます。
ところがコートに着くとクラブハウスに行くと移転のお知らせ。

どうやら隣の田辺競技場に体育館が建設されるのでクラブハウスと駐車場が移転した模様です。
北の端から南の端の9番コートの先まで行かないといけません。
ぐるっと回るとプレハブのクラブハウスが見えてきました。


如何にも急ごしらえのプレハブ仮設です。
案内に一言体育館の工事に伴いとか書いておくべきではないのかな。
ところでクラブハウスについても誰もいない。はげ親父と森の熊さんに電話したのですが、電話に出てもくれません
定刻の4時30分になっても誰も来ずに私一人。如何ともし難くて窓口でキャンセルできるかと聞くとこんな天気なのでいいですよとの返事。これはキャンセルするしかないよね。
傷心のまま家に夕飯を食べるとメールして帰ろうとすると捨てる神あれば拾う神あり。集まりが悪くて人数が少ないのでキャンセルして帰るのなら一緒にやりませんかと声がかかりました。夕飯を食べるとメールしたばかりなのですが、せっかく来ているのでお言葉に甘えて30分くらいならと一緒に乱打をやらさせてもらいました。
ところが間が悪くその頃から雨が降ってきました。それでも20分ほど乱打をやりましたが、結局雨が激しくなって撤収に。私はここで帰ることにしました。他のコートもみんな帰ったみたいです。

20分と言えども仲間に入れて頂き、どうもありがとうございました。
持参した折りたたみ傘をさして帰るのですが、結構雨は激しくなってきて、台風の影響か風も結構吹いて傘がとられそう。
しげすしの前を通ると大将に会って今日は一人だけなので帰りますとごあいさつ。なんだかな~
それでも変わりやすい天気は帰る途中でも降ったりやんだりで突然陽が差して来たり。

まあ、テニスは無理だったんだろうね。
結構濡れてようやく家に帰ったのですが、かみさんにやっぱり一人だけで誰も来なかったのかと鼻で笑われたのです。
月曜日は鶴舞で天気もよさそうなので皆さん来てください。
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いとうせいこう「想像ラジオ」・五木寛之「天命」

2018-10-03 21:14:31 | 
前にも書きましたが、先日突然倒れて救急搬送された時、意識が戻って考えたのですが、もしあのまま心臓なりが止まって帰らぬ人となったとしたら、本人的には何の痛みも苦しみもなかったのでそれはそれで仕方ないかという感覚でした。死ぬのが怖いとかいう感情も起こる余地なく意識を失ったので怖いとかいやだと言う感情も当然なし。ま、三途の川も幽体離脱も光の世界も感じなかったのですけど。
でもそうなったら本人はともかくあとに残された人は実務的には後始末が面倒くさいし、何より気持ちの整理がつかないだろうと思った次第。そんなことを言っている私自身が今年の大野さんの突然の死に際しては激しく動揺し気持ちの整理がなかなかつかなかっただけに残されたものの気持ちは如何ほどのものかとは感じます。

それやこれやでこの2冊を読んでみました。
五木寛之は朝鮮から引き揚げるときに母親と弟の死とともに数多の死を体験してきているのですが、その時の実感は死は理不尽であり優しい人が先に死んでいると。「善きものは逝く」で遠慮深い、慎ましい人たちがまず落後していくと。でもその死は2人称、3人称の死であって、どこかに他人事という意識があったかも。
そういう五木自身は1932年生まれなのですでに76歳。一人称の自分の死について考えざるを得なくなってきている。そこで最近傾倒している仏教の知識が出てくる。ブッダは死に臨んで「自分が死んでもすべては滅びゆくものだから悲しんではならない。それは無意味である。」と言っています。葬儀は行ってはならないとも言っているみたいです。死後の世界の愉悦について一切語っていません。この世の美しさを認めこの世には生きる価値があることを自覚して死んでいったのです。
一人称の死としてはブッダのこの覚悟は大いに共感できます。こういう境地で死に臨みたいものです。
ところでブッダは当時としては異例なほど長生きをして80歳で世を去っている。日本の浄土教の宗教家でも法然は80歳、親鸞は90歳、蓮如は85歳とこれまたその時代としては驚くべき長寿。彼らの生涯を見てみると長い年月をかけて自らの思想と信仰を熟成させている。思想を広めて行くために天が長寿を与えたとしか考えられない。
親鸞の言うところのアミータ、阿弥陀、本当は実体がないもののですが宇宙のエネルギーの元の意志。
もしそういうものがあって天命なりが決まっているのなら、今日一日を精いっぱい生きて、この世界のすばらしさを少しでも実感するのがいいのですが、なかなか煩悩があるすぎて、思うほど悟りの境地にはなれずに悶々としながら生きています。
この本は五木寛之が死に関して考えていること、結構本音と思えることが書いてあって、私の感覚ではもし倒れたまま戻らなくても個人的には天命だったと思うところです。
もう1冊の「想像ラジオ」はご存知東日本大震災を背景にしたベストセラー。東日本大震災については3月11日がたしか金曜日で私は職場で激しく揺れたのを感じたのですが、テレビを見ている訳ではなく、テレビを見ていた同僚がすごい津波の状況というのを他人事のように聞いていたのですが、家に帰ってテレビを見てびっくり!そこから月曜の朝までテレビにくぎ付けでした。この地震と福島原発事故は日本人の心に大きな衝撃を与えたことは朝の連続テレビドラマの「あまちゃん」や「半分、青い」を見ていても分かります。 
沢山の人の突然の死に際して私たちがどう受け止めていけばいいのか。自分の死を自覚できずに想いを残している人たちは生者には聞こえないけれどありたけの想いを発信しているのです、想像ラジオ!で。
残されたものはこの聞こえない声をそれでも聴こうとするのです。
「亡くなった人はこの世にいない。すぐに忘れて自分の人生を生きるべきだ。まったくそうだ。いつまでもとらわれていたら生き残った人の時間も奪われてしまう。でも本当にそれだけが正しい道なんだろうか。亡くなった人の声に時間をかけて耳を傾けて悲しんで悼んで、同時に少しづつ前に歩くんじゃないのか。死者とともに。」
なんか読んでいて泣けてきます。
「生き残った人の思い出もまた、死者がいなければ成立しない。だって誰もなくなっていなければ、あの人がいま生きていればなあなんて思わない訳で。つまり性者と死者は持ちつ持たれつなんだよ。決して一方的な関係じゃない。どちらかだけあるんじゃなくて、ふたつにひとつなんだと」
心情的にはこの本の方が五木さんの本よりはグッときます。無数の死にはそれぞれ無数の物語があって、それを生きているものは受け止める、耳を傾ける義務があるんではないか。そうでなければあまりにも悲しいですよね。そして生きているものの物語は死者の物語と一緒に形成されてきたものだから切り離すことなんてできない。想像ラジオは聞こえない死者の物語を発信し続けています。
想像ラジオは文庫本で200ページ余りの小説ですので一気に読めます。ぜひ読んでみてください。
コメント (2)
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9月29日リアルマーケットアナライズ行ってきました。

2018-10-01 07:54:05 | Weblog
またしても台風が接近中。
29日は台風本体の雨雲ではなくて秋雨前線が活発化して朝から雨
本来なら押切公園テニスコートが予約してあるので午後はテニスだったはずですがまたしても中止。
9月は結構予約してあったのですが、雨の日が多くて私のできたのは3回だけ。この分では今年は年間40回できるかどうか。
さて晴れたらテニスの積リでしたが、天候によってはと思って「リアルマーケットアナライズ」にも申し込んでありましたので、これ幸いにと行くことにしました。

会場は名古屋駅のミッドランドホール。13時からなので12時20分過ぎには家を出てJRでいきます。
み度ランドホールは初めてなのでどうやって行っていいやら。ハガキには詳しい行き方が書いてありません。
たぶんオフィス棟だろうといつも映画を見に行く入り口からとは違う入り口から入りますが、こちらは人もいなくて静か。
エレベータもどれに乗ればいいのか迷いつつ、似たような人がいたのでついて行きました。
エレベーターから降りてもホールへ行くには長い廊下を行かないといけません。

廊下には美術品が展示してあったりしてさすが。

定刻の13時に5分前だったので会場はこんな天候にもかかわらずほぼ満席。何とか後ろの方に間の席を見つけて着席。それにしても年齢層は高いですかな。

実は私はマーケットアナライズレギュラーの「鈴木一之」さんが好きで機会があれば講演なりを聞きに行くことにしているのですが、今回は都合がつかずにVTR出演ということでちょっと残念。

まあ、ゲストの「エミン・ユルマズ」さんも楽しみなんですけど。鎌田伸一さんの声もいいので聞きやすいのですが、声の大きさの割には内容は薄いかも…
プログラムの間にはクライアントプレゼーションというスポンサーのCMが入るのですが、メインは岡崎良介・鎌田伸一・エミン・ユルマズのパネルディスカッションです。

話題の中心はアメリカ経済が絶好調なのですが、何時リセッションがあるのかということ。今の状態はバブルとは違うのだろうが色々と気になる統計も出ている。バルチック海運指数は下がっているし、ニューヨークの高級住宅価格も下がっている。テスラショックは?中間選挙も気になる。長期的にはアメリカも日本も成長するのだろうけど、短期では11月ごろにリセッションがあるかも。ポジションとしてあまりレバレッジをかけた信用取引はしない方がいいとのこと。
ユルマズさんの見立てでは、世界は新冷戦時代に入ってきており、その中で長期的にはアメリカと日本が勝っていくだろうとという頼もしいお言葉。日経平均の高値を抜くことも十分ありうるとか。中国はリスクが多すぎて駄目だろうし、facebookも中国寄り過ぎて叩かれている。電気自動車も充電の時間がかかりすぎることから本命は燃料電池車というのですが、これには若干異論はあります。水素に対する画期的なまあ、技術革新が出てこないとまだまだ早い。詳しくは新刊の本を買って読んでくれということでした。
間ではサプライズでもう一度鈴木一之さんのVTRがあって、注目株の紹介。



会場では原則撮影禁止なのですが、この画面は撮影してもいいですよといううれしいお言葉。みんな撮影していたので私も撮影しました。気になる銘柄があれば研究してみてください。
まあ、雨でテニスが中止になったので丁度いいイベントになりました。
それにしてもなんでこんなに名古屋駅は人で一杯なんでしょうか。買い物に行ったビックカメラでも高島屋でも人が多すぎて辟易して断念。頼まれていた夕飯の弁当は多少は人が少ない名鉄で買いました。
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