こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。
予報では曇から雨になるということでしたが、今は少し逆に晴れてきました。
でも窓から見ると榛名山が薄雲に隠れて見えないようですから、結局は雨になるんでしょうね。
最近の予報は精度が高いから。
さて、本題です。
昨日前橋のケヤキ・ウオークというショッッピング・モールで開催されている「グッドデザインぐんま展」へ行ってきました。
出品されている中で3社がわたしが関係している企業ということもあって、行ったわけです。
その中では、群馬女子大学のデザイン関係とのコラボで、新商品のデザイン開発を行った企業、というか商品もありまして。
もうひとつは昨年5月からずっと販促関係を主にサポートしている企業の商品です。
もう1社は、最近少し太田商工会議所の相談で知り合った企業の商品です。
その1社から昨年末、その商品のリーフレットの制作を依頼されたのですが、正月3が日いろいろ考えまして、結局仕事始めの際にお断りしました。
現状の商品は、わたしが思うには中途半端感があり、わたしから見るとまだ半製品です。
サイズ的にも問題があるし、デザイン的にもちょっとどうかなあという思いが強くて、それなのでいくら売り出しても、それほど売れるわけでもなく、それこそ売行きも中途半端で終わってしまいそうなので、もう少しきちんと仕上げてから一般販売をした方がいいと私は強く感じていたわけです。
サイズでいえば、考え方からして今の範疇を抜けられない考え方でした。
長さもその製品の倍ぐらいあった方がいいと思うのですが、また自分(社長本人)でもそう思っているのですが、このサイズでしかこの価格では作れない、それ以上になると特注になり、高くなるといういいわけでした。
その考え方自体、全然ユーザー目線じゃないんですね。
商品というのはやはりユーザーの視点で作らないと、結局製品どまりで、売るための商品にはならず、後はゴミの山になってしまうはずです。
自分の都合で作った商品がたくさん売れるなんていうのは、バブル以前のことで、21世紀も15年過ぎた今の時代、よほど画期的な商品でないと売れるはずはありません。
またデザインにしたって、それを実際に使用するシーンを思い浮かべてみて、しっくりとそぐわなければ、誰も買わないのに、その機能だけで売れるはずと考えるわけですね。
デザイン、もちろんカラーリングもそうですが、そういった商品視点での考え方がまだまだ甘い考え方のものづくりのトップが多いのが残念です。
さて、今日の「いい言葉」です。
「それに拠って立つ者はそれに拠って亡びる。」
安能務著「中華帝国志
成功しても、その成功の上に安住しているとすぐにひっくり返ってしまうのが世の常です。
老舗と言われる企業は、成功体験をすぐに捨て、常に新たに挑戦をしてきたから、現在も老舗と言われて残っているわけです。
上記の言葉の後には、次のような言葉が続きます。
「他人に咬みつく者は、やがて自分にも咬みつく。それが権謀の世界である。」
それでは、また明日。
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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。
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