言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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文書は漢字を少なくする?

2016-05-10 09:45:13 | スキルアップ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



昨夜は雨が降りましたが、今朝になって予報通りやんでいましたが、それ以上に晴れてきています。

予報通りなら夕方からまた雨らしいです。

そのせいか湿気が多いですね。


さて、本題です。

先月、太田商工会議所に伺った際での仕事は、ほぼ「小規模事業者向け持続化補助金」の申請書類のアドバイスやリライトに費やされました。

そのときのアドバイスをもとに、このブログでも数回、様々なケースでのアドバイスをしましたが、今日もそのひとつです。


今日のアドバイスは、わたしの一番得意分野である文章、です。


最初みなさんからいただいた原稿を見ますと、ほとんどの方が断定口調で終えているんですね。

いわゆる「である。」で終える文章です。


文章が「である。」で終わると、あとに残る印象は、わたしなどは“なんだか偉そうだな”というような、なんかしっくりとこないわけです。

やはりこういった文章に限りませんが、ほとんどのビジネス文章は「です。ます。」で終える方が、相手に好印象を与えます。


逆に自分に「である。」調でそういった文書をよこされると、あなただって、「なんかこいつ偉そうだな」って感じませんか。

ですからよほどのこと(例えば、糾弾するときとか、謝罪を要求するときなどは別にして)以外には、ビジネスに限らず「です。ます。」で終えた方がいいと思います。


もうひとつ気になることがあります。

現在ではほとんどの文書がPCで作られるために、漢字が必要以上に多いんですね。

今やPCが勝手に漢字にどんどん変換していきます。

そのままにしておくと、文章の中に漢字がとても多い印象になってしまいます。

漢字が多いと、その文書を目にした人はまず「ああ、読みにくそう、面倒だな」と感じてしまうんです。


漢字にした方が意味が伝わりやすいものは別にして、むずかしい言葉などはできるだけひらがな、もしくは違った優しい、それこそ小学6年生が読んでも理解できる言葉にした方が、読んでもらえます。

それとほとんどの人の文章がそうなんですが、助動詞=〇〇いたしますとか、〇〇できますとか、名詞につける動詞なんですが、それらのほとんどが、“〇〇致します”とか、“〇〇出来ます”というように漢字になっています。

これはできるだけひらがなに再変換することもお勧めします。

それらをひらがなにするだけでも、漢字が多い印象を避けられますので。

目安としては、100文字のうち、漢字は10から多くても20%ぐらいまでにします。

20%といえば、1/5ですからね。

それを考えてみると、感覚的にも多いと感じるでしょ。

特にお客様向けのコピーは、できるだけ優しい言葉、文章にしましょう。

それはお客様をバカにしているということではなく、とにかく読んでいただくことがまず必要ですから。


まだまだありますが、今日はこれで。



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で。


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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