言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

地方発のファッッションブランド?

2015-04-28 09:54:36 | スキルアップ

こんにちは。
小さなお店と小さな企業のための販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。


昨日、今日と、暑いですね。

それもそのはず、昨日は30℃を超えたところもありました。

前橋では30℃には届かなかったようですが、昨日は3週間ぶりに訪問した桐生でも何か30℃を越したようで。

今日も朝から蒸し暑さもあります。

天候も快晴なんですが、もやっています。


さて、本題です。

今日は先日開かれた太田商工会議所の、8回目となった「ニュー・ビジネス・プレス発表会」でプレゼンされた3社のうちの最後の1社の紹介になります。

この会社は「マウンテンディアー」と言いまして、ファッション関係の企業です。

女性向けのセレクトショップを営んでいまして、最近自社のオリジナルデザインブランドとして「to touch」を立ち上げ、日本各地のセレクトショップにも卸し始めているという企業です。

ファッションブランドと言うと、今までは関東では東京、関西では大阪、京都と、中央からの発信がほぼ独占していましたが、地方からもそうしたブランドを立ち上げ、発信していきたいと意気込んでいます。

太田は、最近ではSUBARUの本拠地として工業都市というスタンスですが、勢いがなくなりましたが、かつてはニット製品の一大産地でした。

また、その工場も技術もまだ相当残っていまして、そうした企業とのコラボを中心に商品をデザインから製作しているわけです。


既に十数社との取引も始まっていまして、これからの活躍も期待されています。

基本デザインはゆったりとしたカジュアルタイプが中心です。

どれだけのオリジナリティを保っていくかというところが継続の要になりますが、地方発のファッションブランドとして成長していってほしいなと思っています。

ホームページはこちらです。

株式会社マウンテンディアー 



さて、昨日からまた新しい物語が始まりました。

『あるカメラマンの決心とチャレンジ』第2回目です。
ここからどうぞ。


そこで、このままでは潰れてしまうという危機感から、いままで仕事を出してくれていたが、めっきり発注が少なくなった広告制作会社へ、再度実情を訴え、何とか発注を増やしてもらえないかどうか掛け合ってもみた。

「仕事がとても少なくなってきたので、やめて、違う仕事をしようかなと、本気で今考えてるところなんです」

「そうか。うちだって少なくなってきたし、チラシなんか、自分で撮ったもので充分だというクライアントも多くなったからねえ」

その会社の絶対仕事量も一時に比べると減っており、テクニックを必要とする写真のニーズもなかなかない状況だった。

「ええ、そうですよねえ。記念写真だって、七五三ぐらいしかスタジオ撮影も頼れないし、もうちょっとやってられないな、と家内とも話して、やめようかと………」

そのときは、そのあと業界の雑談をしただけで、たいした実りはなかった。

むしろ絶望感が増しただけだったが、何とかもう少し続けたらという説得もあり、そのときは自分ももう少し続けてみようか、と思った。


そんなとき、仕事を出してくれていた広告制作会社の、懇意にしていたコピーライターの本田が、販売促進のコンサルタントとして独立した。

小林はすぐにお祝いのメールを送った。

その返信では、撮影の仕事があったらお願いしますからよろしく、ということも書いてあったが、それは挨拶と同じようなもので実がなく、それだけのことで、本田から仕事が来るということはなかった。

小林は、そのときお祝いメールを送るのと同時に、本田の挨拶状に書いてあった経営者向けのメールマガジンにも配信登録した。

そして週1回送られてくるメルマガを読んでは、たまには感想を書いて送ったこともあった。



そんな本田から、あるときメールが届いた。

「小林さん、お元気ですか。
いつも私のメルマガを読んでくれているようで、ありがとうございます。
その後仕事の方はいかがですか。
コンスタントに◯◯(彼が勤務していた広告制作会社)からは仕事が来ていますか。
さて、もしまだ写真に関係した仕事を続けていくという決意があるのなら、私の提案を受けてみませんか。」
というものだった。

小林は悩んだ。

最近では収入の減少で妻ともケンカしがちで、いよいよ本当にカメラマンをやめようかなという瀬戸際でもあった。

そして熟考の末、イチかバチか提案を受けてみることにした。

それでだめなら本当にやめようと思った。



さてこれからが、小林の復活をかけた物語だ。


                   つづく



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市
藤田販促計画事務所
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