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千葉県:船橋市西船にて、地デジ/BS受信不良点検手直し(他社様施工分)

2016年10月12日 | 千葉県船橋市:アンテナ工事
10月4日PM分

午後からは、船橋市西船にお伺い致しました。

ホームページよりご依頼頂きました。誠にありがとう御座います(*^。^*)


お話しによると、最近急に受信ができなくなったそうです。

アンテナは5年ほど前に取り付けたそうです。

最近、この手のご依頼が大変多いです。特に4~5年の間に発生する事がお決まりのようです。

困ったもんですね。


現場に到着しました。

アンテナはVUBSの3種が付いていました。アナログからデジタルへの移行時の建て方です。

ご挨拶のあと、はじめていきます。

すぐに怪しい部位を発見しました。それがこれ!です。


引き込み口近くでジョイントされていますが…

まずはここの確認から。

自己融着で巻いてはいましたが、それを外していくと…

あれあれ… 接栓が急に抜けてしまいました。。。

何故???

原因はこれです!

リングがカシメていませんでした。これでは抜けてしまうのは当たり前ですね。

詳しくこの部位を確認してみましたが、雨水侵入や断線の兆候は見られませんでした。

という事で、原因はここではなさそうです。

ならばと、屋根上へ直行します。

“サンノテ”を変則的に掛けていきます。通常のハシゴではなかなか難しいです。

アンテナを近くで



すぐに気が付きました。

増幅部から出た同軸が、マストの途中でジョイントされています。わずか数十センチのところです?何故にここで…

現状を詳しく見ていきます。

アナログアンテナはありますが、接続は外されていました。

UHFアンテナはスカイツリー方向へ向けられていましたが、金具類の腐食はかなり進んでいます。



ここで一度下り、お客様に現状を報告しました。

どの程度まで手を加えるかをご相談し、対処方法を考えていきます。

結果、増幅部から引き込み口までの同軸を全て交換し、オブジェと化しているVHFアンテナを撤去する事で進める事になりました。

それでははじめていきます。

まずは既存の同軸(増幅部から引き込み口までの間)を撤去していきます。

驚いた事に増幅部から出た出力線は、マストで5Cから4Cへジョイントされて支線に絡めて雨樋へ…

その途中で4Cから5Cへさらにジョイント?、そして引き込み口へ。もう継ぎ接ぎだらけで、お粗末この上ありません

それらを外して地上へ下ります。

雨樋付近でジョイントされていた部位です。

一見しただけで怪しさMAXです。ビニテでしか巻いていませんね。

それを剥ぐと


全ての原因はここにありました。


雨水の侵入により、電源部からの電気とショートを起こしていました。

芯線は溶け無くなり、丸焦げです><

そもそも引き込み口までに2か所もジョイントするとはどういう事なのでしょうか?別々の業者がそれぞれ手を加えたとか?

まぁービックリです。

原因がハッキリしたところで、手直しを進めていきます。

既存のUHFアンテナはサビが凄い為、受信状態の確認だけに留めます。





なんと!90dBμV越えではありませんか! スカイツリーも目視できる位置ですから、

正直、ブースターを外したいところですが、BSの絡みがあるのでそのままにします。とは言え、これでは高過ぎてしまうので、-15ATTで追加減衰させます。



錆びついていた金具類には、ローバルを塗布しておきます。気休めかもしれませんが…





増幅部の既存金具は、新型のそれに交換してローバルを


引き込み口まで新たに同軸を配線します。





引き込み口近くでジョイントします。


防水処理をしてCD管内に戻しておきます。


これで雨水の侵入はほぼ考えなくて済みます。

ブースターの調整は、UHFが-15ATT+増幅部-10ATTのGAIN最小。BSのみ再調整で完了となりました。

端末で確認します。






これでも地デジはやや高めです。


この度は弊社にご依頼頂き、誠にありがとう御座いました^^

これで問題も解決できましたので、今日から今まで通りにTVをお楽しみください。

今後ともよろしくお願い致します。



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