2005年の開館以来、参観は夏の一時期に抽選で当たった人に限られていた
「京都迎賓館」の参観が、2015年8月11日(火)に実現できました。
現在も年1回10日間限定で公開されていますが、接遇に支障のない範囲で
事前予約なしの当日参観など拡充を検討し試験公開されるそうです。
試験公開は、4月28日から5月9日の午前10時~午後5時まで。
中学生以上が対象で無料。定員は1日1500~2000人で、先着順に整理券が配布されるそうです。(詳細は今月中旬に迎賓館のホームページで公表される予定です。)
==================== 2005年に参観したときの写真 ==================
舞台扉 (きりかね)は、人間国宝の故 江里佐代子氏の作
金とプラチナを使った装飾は、気の遠くなるような繊細な細工です。
テレビ放送で見たときは、1ミリほどの極細に切った金の線で描きながら
筆の先のニカワで細かくとめていました。
「桐の間」は、和食を提供する和の晩餐室です。
表面が鏡のような大きな座卓は、全長12メートルの一枚板で
漆も繋ぎ目が出来ないように仕上げられています。
和舟
海外からの賓客に、日本の文化「舟遊び」を楽しんでいただきます。
写真右側に渡ってきた廊橋が見えてます。
京都迎賓館は、京都に平安京ができて1200年になるのを記念し、平成17年に開館しました。数寄屋大工や蒔絵など伝統的技能を多用し、大小高低ある建物や日本庭園を取り囲むように設計されています。
================== 以上は 2005年の写真でした。 ==================
東京・元赤坂の迎賓館は、2月5日~18日に試験公開されて
4月から通年公開することが決まっているそうです。