kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

京都御所・天皇陛下御即位30年記念 ③「建礼門と回廊の展示」

2019年03月20日 | 観戦・鑑賞・参観・見学ほか
②新御車寄の手毬→月華門→回廊の写真(10年・20年御即位)の続きです。

高御座(たかみくら)・御帳台(みちょうだい)

 紫宸殿内には、現在、中央に天皇の御座「高御座」、その脇に皇后の御座「御帳台」が置かれています。これらは、即位礼などで用いられる調度品です。

 現在の高御座と御帳台は大正2年に制作され、大正、昭和、平成の即位礼でご使用になりました。今生陛下の即位礼の際には、東京の皇居宮殿に運ばれて使用されました。

 高御座は朱塗の高欄を巡らした黒漆塗の台上にあり、天蓋の形は八角形で、8本の円柱で支えています。天蓋には大鳳(だいほう)1羽と小鳳(しょうほう)8羽を載せています。
御帳台の造りは高御座とほぼ同じですが、大きさは1割程度小さくなっています。

回廊南側写真パネル

明治天皇御即位の図


大正天皇御即位の写真


昭和天皇御即位の写真に
①諸大夫の間で展示されていた「日・月像纛旛」が見えます。

京都御所の正門「建礼門(けんれいもん)」
京都御所の南向きにある正門で、即位の礼など紫宸殿で行われる重要な儀式のときに開かれます。現在は、天皇陛下及び国賓が来られた際にのみ使用される格式高い門です。


建礼門から南側を見ています。(公開中開扉)

承明門(じょうめいもん)

回廊南面中央の建礼門の内にあり、三戸の中央は天皇のご専用です。


中国の賢人が画かれている賢聖障子(けんじょうのしょうじ)は
紫宸殿の母屋中央にある高御座の後ろに、東西各4間。
中国の三代から、唐代までの聖人・賢人32人の姿が描かれています。

回廊の東側

御即位二十年記念のときも
立派な生け花が展示されていたので楽しみです。

嵯峨御流(さがごりゅう)


御室流(おむろりゅう)


月輪未生流(つきのわみしょうりゅう)


桧皮葺(ひわだぶき)屋根の実物模型
コメント
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