kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

旅する蝶「アサギマダラ」

2021年11月06日 | 花・草・木・鳥 他
変異種が変異種がって、やっと収まってきたと思ったらこのニュース。
木原官房副長官は新型コロナウイルスによる「水際対策」について、これまで自宅などで求めていた10日間の待機期間を、ワクチン接種などを条件に「3日間」に緩和すると発表がありました。

ドイツや英国、ロシアなど欧州の一部の国々で感染が再拡大している中、「水際対策」の失敗で変異株が国内に侵入し、第4波や第5波が引き起こした経緯があるので、また同じことが繰り返されるのでは・・・と心配です。


     10月6日(水)

箕面公園へ行った時に、目の前に飛んできた蝶です。
名前は知らなかったので調べてみると
旅する蝶と言われている「アサギマダラ」でした。

アサギマダラは
チョウ目タテハチョウ科マダラチョウ亜科に分類されるチョウの1種で
翅の模様が鮮やかな大型のチョウです。

名前の由来は
黒と褐色の模様、ステンドグラスを思わせる透けるような薄い浅葱(あさぎ)色の斑(まだら)紋様の羽です。この時は見えなかったのですが、胸にも特徴のある斑模様があり、これが名前の由来でした。


アサギマダラが「旅する 蝶」と呼ばれるのは

春から夏にかけては
本州等の標高1000メートルから2000メートルほどの
涼しい高原地帯を繁殖地としています。

秋は
気温の低下と共に適温の生活地を求めて南方へ移動を開始し、遠く九州や沖縄、さらに八重諸島や台湾にまで海を越えて飛んでいきます。
海を渡って1000キロ以上の大移動で、台湾・陽明山まで飛んでいるのを、これまで5個体も確認されていたのです。
驚くことに、これは2100キロを飛翔したことになるそうです。

冬の間は
暖かい南の島の洞穴で過ごしています。 新たに繁殖した世代の蝶が春から初夏にかけて南から北上します。 本州などの高原地帯に戻るという季節により渡って移動する「日本で唯一の蝶 アサギマダラ」でした。


蝶の数え方
私は一般的だと思う「匹(ひき)」で数えていますが、西洋の動物園では、飼育している動物や昆虫を区別せず、すべて「head(日本語で頭)」の単位で数えていました。
昆虫の「head」という数え方が、当時の昆虫学者たちにも広がり、論文などでも「蝶を数える単位=head」が使われるようになったそうです。 

箕面で見た蝶は、何処にでもいる1頭の蝶でしたが「旅する蝶」でした。

追記 2022年10月14日(金)
アサギマダラが好む植物は「秋の七草・フジバカマ」でした。
写真は、アサギマダラとアサギマダラの好きなフジバカマでした。

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