コロッセオ(木の陰になっている)を後にして、コンスタンティヌスの凱旋門の前の道を
少し歩くと、古代ローマの中心地だった 「フォロ・ロマーノ」 の入り口がありました。
パラティーノの丘に上がっています。
ここからは、コロッセオだけではなく、政治の中心、元老院のあった場所カエサルやキケロなどの
ローマ政治の中心地であり、古代ローマの英雄がすごしたフォロ・ロマーノを一望できました。
代表的な古代建築の、マクセンティウスのバシリカ (302年〜325年頃に完成)
マクセンティウスによって起工され、コンスタンティヌス1世によって完成したバシリカです。
キリスト教化以前に建設された最後の大バシリカで、北側の側廊部分だけが残っています。
※ バシリカは長堂式ともいわれ、建築の平面形式のひとつで、ローマ教皇の発行した
教皇小書簡により、一般の教会堂より上位にあることを認められた教会堂のことだそうです。
中央の白い建物はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂です。
その手前の左の大きな建物が市庁舎で、その下部構造が公文書館(タブラリウム)です。
写真右下の3本の柱だけが残っているものが、カストルとポルックス神殿です。
その右に建つ建物は、共和制時代から帝政前期にかけて、ローマの政治的中枢だった
国会議事堂の「クリア・ユリア」 です。
アントニヌス・ピウスとファウスティナ神殿
両側に数々の遺跡が並ぶ「聖なる道」に、アントニヌス・ピウス帝が
皇后ファウスティナを偲び141年に建造させ、その後妻とともに祀られました。
「アントニヌスとファウスティナの神殿」は、入口の列柱と階段だけが残っているだけで
後ろに見える建物は、その後に付け足された「サン・ロレンツォ・イン・ミランダ教会」です。
皇帝マクセンティウスが、死んだ息子ウァレリウス・ロムルスに捧げたと伝わる神殿です。
しかし、彼がミルヴィオ橋の戦いで戦死したため未完成となり、その後は教会になっています。
~~~~~~~ 今日の誕生花 日比谷花壇より ~~~~~~~
花名 : マツバボタン 花言葉 : 可憐
葉が多肉で細く、花がボタンに似ているのでこの名がつきました。夏の暑さや乾燥に強く
赤、桃、黄、白、橙などの花を咲かせます。花の寿命は短いですが、次々に咲きます。
ローマは本当に遺跡だらけですね~
時間の都合で、私もゆっくりと回れませんでしたが
1回の旅でローマは全部見ることは出来ませんね。
また、行きたいですね! (^^ゞ