kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

七草がゆで思い出した「茶粥(ちゃがゆ)・・・?」

2024年01月07日 | 食楽
今日は七草がゆを食べる日です。
春の七草の粥で、一年の無病息災を願って1月7日に食べますが
お正月のお料理やお酒で弱った胃を休める為だと言われています。


昨日買って来た「愛媛・西条の七草」です。



葉がしゃんとして傷もなく、とてもきれいな「七草」です。


七草
●ほとけのざ
 葉のつき方が仏様の連座に似ていることから呼ばれている。
●せり
 若葉が伸びる様子が競り合っているように見えることから。
●すずな
 株の古い呼び名で、神を呼ぶ鈴を意味します。
●ごぎょう
 ごぎょうは人型のことで、仏の体を意味する。
●なずな
 撫でて汚れを取り除くという意味があると言われている。
●はこべら
 茎に葉がたくさん付いている様子から繁栄を意味します。
●すずしろ
 大根のことで、その色からき潔白を意味すると言われる。


七草全部をきれいに洗い熱湯の中に、お塩を少し入れてさっとゆでて水にさらして、1~2㎝の長さに切りました。



お米より少し水分が多いように見えますが
これはお供え用の「七草がゆ」なので、私が後で頂くためです。

ーーーーー

お粥で思い出した「茶粥」ですが・・・
数十年前に、母のお知り合いで母よりも年上の人が、朝に「茶粥」を食べていると言った元気な人が居られました。

何度か、母に「茶粥ができたので食べに来てください。」と
言われて私も一緒に行ったことがありました・・・。
綿の袋にお茶葉を入れ、お粥と一緒に炊いていたと思います。

頂いた「茶粥が美味しかった」ことは憶えていますが
私は高校生の時だったので「お茶でお粥なんだ」ぐらいでした。

それからは「茶粥」のことは聞いたことも無かったのですが
今年の「七草がゆ」に、あの時の「茶粥」を思い出しました。


茶粥は・・・
和歌山県の郷土料理で「おかいさん」「おかゆさん」と呼ばれているそうです。病院食の白がゆとは全く別物で、お米が貴重だった時代に少ない米でも満腹になるように生み出された主食でした。

茶粥をご馳走して下さった人は、きっと和歌山の人だったのでしょう。美味しかった「茶粥」また食べたいです。(^^♪

追記 1月8日(月)
茶がゆは和歌山だけだと思ってましたが、「大和の朝は茶がゆで明ける」と言われるほど、茶がゆは昔から奈良の定番の朝ごはんでもありました。

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