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ニュージランド・海底に沈んだ「第7番目の大陸 ジーランディア」

2018年06月09日 | Weblog
昨日の、ランギオラの葉「トイレットペーパー&ハガキ・・・?」の続きです。


海底に沈んだ大陸の一部「地球で7番目の大陸 ジーランディア」

オーストラリアの東側に位置するニュージーランドを衛星写真で写すと、海底に巨大な影が写し出され、ニュージーランドの周囲に広大な大陸があったことが分かり、世界から第七の大陸として注目されています。

その大陸ジーランドは、ラテン語のジーランディア(Zealandia)から来た言葉で「海の土地」という意味です。1643年オランダ国が統括した南半球の島はラテン語で 「NOVA ZEELANDIA(新しい海の土地)」と呼ばれ、後に英語で 「NEW ZEALAND(新しい海の土地)」と呼ばれるようになりました。


ニュージランドは、二つのプレートが南北に走っています。

ジーランドディアは、元々オーストラリアと引っ付いていましたが、2つに分かれてジーランドディアが誕生しました。オーストラリアとジーランドディアを分離させた力が、ジーランドディアを海に沈めたと考えられています。

説には2つあり
①オーストラリアとジーランドディアがプレートの力によって引っ張られ
 2つに分かれ、プレートが動いてジーランドディアが沈んだ。
②地下のマントルが上昇し、マグマを噴出させながら大陸を分断させた。
 その後マントルの上昇が弱まりジーランドディアが沈んだ。

※ジーランドには、マントルの上昇の傷跡を見ることができる場所ロードハウ島(ボールズピラミッド)に、マグマが地上に噴出し冷えて固まった島があります。

私の住む日本は、四つのプレートの上に乗っかっています。(>_<)
①北米プレート ②ユーラシアプレート ③太平洋プレート ④フィリピン海プレート


ニュージランド・北島のタラウェラ山の頂上部分が真っ二つに割れています。

タラウェラ山もプレートが動いてできた跡で
1886年6月10日深夜の噴火によって、地下のプレート裂け目から溶岩が噴出しました。
この巨大な割れ目に、ジーランディアの謎を解く鍵があるそうです。


南島のキュリオベイは


およそ1億7千万年前(恐竜の時代)は森だったところです。


海岸に木の化石があり年輪が刻まれています。
突然の洪水で土砂に埋まり、木や花粉がそのまま化石になったそうです。


ニュージーランド南東部に位置するモエラキ海岸

丸くて大きな岩がゴロゴロしています。地名(moeraki)と丸石(boulders)を
組み合わせてモエラキ・ボルダー(moeraki boulders)と呼ばれています。

海底でできた岩「モエラキボルダー」は、約6500万年前に化石や骨のかけらなどの核に鉱石が付着し結晶化し時間を経て大きくなったもので、ニュージランドが隆起したことで地上にあらわれるようになりました。

第七大陸の謎を「地球深部探査船 ちきゅう」が解き明かそうとしているそうです。
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