喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

 オーストラリアからの喜久家ボランティア

2011-07-02 | 喜久家の情報


 6月上旬から3週間、喜久家には、オーストラリア女性が活動してくれました。
名前は、Narini Phadtare(ナリニ ファッタレ)。
なっちゃんと呼んでいました。

 彼女は、シドニー生まれで名古屋に交換留学経験があります。
社会人になってからは、JALシドニー支社で勤務していました。
日本が大好きで、日本で働きたいと考え、来日し就職活動をしています。
 その合間に、日本でのボランティア活動にも興味を持ち、
喜久家を選んでくれました。

 とても日本語が上手で、私の父と母とさまざまな話をしたようです。
両親は、「なっちゃんは、かしこい。かしこい。」と絶賛していました。

 なっちゃん曰く、
「この佐田岬半島には、とってもすばらしいポテンシャルがある。
これは、魅力的なことで、外国人が知ったら多くの外国人が来ると思います。
オーストラリアと平礒喜久家は、互いの魅力を認めながら、
深めていけたらいいですね。」
と言われました。

 夢が広がります。

 今までに国内の若者はもちろん、
韓国・台湾・香港・タイ、中国、フランス、イタリア、ギリシア、ドイツ、イギリス、エストニア、メキシコ、
そしてオーストラリアの合計13の国や地域から平礒に来てくれています。
 これは、超田舎の平礒とそれぞれの出身地域にとって
歴史的にすごいことでだと思っています。

 50年後、私たちが亡くなってもそこには、
「50年前、オーストラリアから一人の女性が平礒に来た」
という歴史的事実が残されるわけですから。

 今のすべてが過去の歴史となっていきます。

 写真右端は、台湾からのボランティア「チェン」です。