時間とともに台風が近づいているのを感じます。
強まる強風、そして横からの雨。
昨日、夕方から台風に備え家の回りをかたづけました。
物干し竿やプランターなどを吹き飛ばされないように。
車庫入り口の大きな3枚戸を見たとき、驚きました。
70歳をこえた父は、すでに万全の備えをしていたのです。
その3枚戸には穴が開けられていて、2枚をすき間があかないように
ボルトでしめていました。
ちょっとした工夫と、経験からくる用意周到さ。
経験がないためそんな知恵はなかなか浮かんでこないのです。
今は、鉄筋コンクリートや丈夫な作りの家ができるため、
台風といっても特別な備えは必要ないように感じるのです。
しかし、それは自然を甘くみる落とし穴につながりかねません。
過去の歴史や先人の知恵に学ぶことは、とても大切なことだと思うのです。
今朝、台風の風が強まるなか、気づいたことですが、
家はできるだけ強風があたらないような場所に建てられていました。
平礒という集落自体がそんなことも計算され、できあがっているようです。
さあ今夜、佐田岬では台風を待ち受けます。