喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

東京スカイツリー・ソラマチ 「エスプリ・ドゥ・パリ」のお菓子秘話

2012-06-07 | ブログ


 東京スカイツリー・ソラマチにある洋菓子専門店「エスプリ・ドゥ・パリ」
に実家浅野農園の清見タンゴールが使われています。
写真もそのひとつ。

 そのきっかけを作ってくれたのは、二名津の田村菓子舗の田村義孝くんなのです。
お菓子作りを通してふるさとを元気にしようとするその姿勢には、頭がさがります。
そしていつも平礒で行われている喜久家プロジェクトを応援してくれています。

 よっくんからすてきなコメントがあったので、いつものように紹介させていただきます。

『故郷の仲間の丹精こめて作ったものが、
いろんなところでスポットをあびるのはうれしいです。
 今回の件は鈴木社長からうちの師匠、師匠から私、
私から洋海くんとつながっていきましたが、それぞれの信頼関係があるから成り立ちます。

 鈴木社長は一度、私が修行時代に吉祥寺のお店をたずねた時も、
厨房から何から全て見せて案内してくれたり、
二名津に帰ってオーブンの焼きで困っていた時にヒントとアドバイスをくれたりと、
とても面倒見のいい社長さんです。

 何にせよ、故郷の味が話題の「スカイツリー」で味わえるのはとてもうれしいです。
それも、丹精こめて作った「清見タンゴール」あってのことです。
 基本は、ものづくりですものね。
お互いこれからも、ふるさとを発信していきましょうね~(*^_^*)』

 つながりをもって、力を合わせれば、
何かすばらしいものが生まれてきそうな予感がします。

 基本は、ものづくり、そしてひとづくりだと思っています。

                    岬人

 

八西総体をふりかえる  ~敗者の歩み~

2012-06-07 | ブログ
 さまざまなできごとや思いをブログに書き記す。
仕事がら、スポーツや部活動のことも多い。

 先日の八西総体の記事に関して、いつもながら多くの反響があり、
コメントを届けてもらったので紹介したい。

 23年前、野村町立野村中学校に勤務したてのころ、
入学してきた荻野君。
 小柄ながら、静かな闘志をうちに秘めた少年だった。
現在は、介護士としてホスピタリティーあふれる心で、
高齢者の介護に努めている。

 私の妻の祖母も彼にお世話になった。
そんな荻野君からのコメント。

『勝ち負けはありますけど…
負けてから得るものは多いとおもいます。
 悔しい思いして成長して得るものは多いと思うし、
だからこそ成長していくのではないですかね…

 中学生の同じ時期ひねくれて最後の方はあまり部活には顔出してませんでしたが、
後々後悔もしました…

 スポーツ見てると勝者より敗者に目がいってしまいますが(T-T)
勝者にしても敗者にしても得るものは大きいですね。

 松柏中の生徒さんがそう思っているのなら、
日頃の先生の御指導がいいので三崎中の生徒さんがそれについて来ている先生への信頼が大きいのではないですかね(^^)v』

 彼のコメントを読んでいると、
まさに「人生には無駄なことは何ひとつない」
ということを感じる。

 踏まれても踏まれても、立ち上がる
麦のような生き方をしていきたい。

               岬人