喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

田舎の人たちの良さ ~喜久家ボランティア あっこちゃんの言葉より~

2012-09-17 | 喜久家ボランティア
 昨日まで2泊3日で平礒へ郷帰りしてくれていたあっこちゃん。
ドラマ「美丘~君がいた日々~」の吉高由里子に似たとっても明るい子。
昨年2011年の3月に2週間の喜久家国際ワークキャンプに参加してくれた。

 このときのメンバーでは、リーダーだったちあきちゃんに次いで2人目の郷帰り。
受け入れしている僕たちにとって、初めて来てくれる以上に、再び帰って来てくれることがうれしい。
なつかしい話に花が咲く。

 佐田岬リゾートに住む大利さん夫婦を弟とあっこちゃんと3人で訪ねた。
広い自然の庭に、さまざまな草花や木々。



 大きな自然の木の下にブランコがある。
大利さんにすすめられ、あっこちゃんも乗ってみる。



 庭を歩きながら楽しい話をする。
辺りが暗くなり始め、家の中へ。



 大利さん夫婦の話に聞き入るあっこちゃん。
そしてあっこちゃんの話を聞きたがる大利さん。
おじいちゃん・おばあちゃんと孫のように見える。



 話は尽きないが、夜9時になったので、帰ることにした。
わずか2時間半前の出会い。
でもお互いに大きな感動が生まれた。

 帰りの車の中で、あっこちゃんが言ってくれた言葉が強く心に残った。

「こちらで出会った人って、
(洋海さん、長武さん、田村さん、そして大利さん夫婦も)
みんな私の話に耳を傾けてもらえます。
 都会では、こんなに歳の離れた若者だから、見下ろされているような話ぶりの人もいるんです。
だから一緒の気持ちで、話を聞いてもらえるみなさんとの時間がとってもうれしく思えます。」




 とてもうれしい言葉だった。

 僕たちは、自分たちの良さに気づいていないが、
誰の言葉にたいしても耳を傾ける姿勢は、
とっても人を大切にしているということを。

 都会に住む若者に、田舎の人の良さを気づかせてもらえる。

 ありがとう。

                  岬人(はなんちゅう)

 

喜久家ボランティアあっこちゃんの郷帰りと新たな出会い ~よっくん と 大利さん~

2012-09-17 | 喜久家ボランティア
 1年半前の3月。
喜久家国際ワークキャンプで活動してくれたあっ子ちゃん。
昨日まで2泊3日の里帰り。

 このように里帰りしてくれることが最高にうれしい。
いろんななつかしい話に花が咲く。
 彼女は、あれからもさまざまな経験をし、
ますますすてきな女性になっていた。

 経験や人との出会いを大切にする。
その考え方が、清々しいほどぶれない。



 会ってもらいたい人がいた。
田村菓子補の3代目、よっくん。
リホームした田村菓子補で、2時間ほどの話。
両方にとって、新鮮な考えを感じるものになったようだ。




 もう一人は、佐田岬リゾートに住む大利さん夫婦。
僕の大好きな夫婦。
自然の中で、ゆったりと過ごす生き方はまさに理想。
時々、喜久家の若者を連れては訪れる。
1000坪の庭には、もともとあった自然の森。
少しずつ植えていった四季折々の草花。
手のひらに種を乗せると、それを食べに来る鳥たち。
そしてあたたかい木の家。

 

 自然な生き方の話で盛り上がった。

 大利さん夫婦もあっこちゃんのことをとても気に入り、
「都会にもこんなすてきな娘さんがいるのね。」
と、喜ばれた。
 それは、あっこちゃにとっても同じだっただろう。

 出会いが、また新たな出会いを生み出していく。
田舎には、人の数こそ少ないが、心をゆさぶる出会いがあるものだ。