喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

台風一過の佐田岬

2013-09-05 | 喜久家の情報
 台風一過。
こちら四国最西端の佐田岬は、ぬけるような青空。
そして空が高ーーーい。


      「昨年の9月の写真、平礒の小径」

 昨日の台風は雨台風で、柑橘にとって恵みの雨となった。
しかし全国各地では、その雨が大きな被害をもたらし、
それを考えると喜んでばかりはいられない。

 こちらが、そんな状況ということは、なかなか全国のニュースではわからない。
そんななか、今年3月の国際ワークキャンプで活動してくれた尾崎涼子ちゃんから
昨夜メールが届いた。
「今四国で大雨被害がすごいようですが、みなさん大丈夫ですか?
ニュースで八幡浜市で浸水があったのを見ました。気をつけてください。」


      「昨年の9月の写真、釜木湾」

 うれしいメール。
離れた東京から伊方町のことを気にしてくれている。
こんなつながりができたこと。
そしてそれがつながっていることに、喜びがこみ上げてくる。

 涼子ちゃんには、次のように返信。
「ご存じ平礒は、斜面なので浸水はなし。
山崩れの心配はありますが、小さな石が崩れたり、枝が折れていたりした程度。 
今回の雨で、水不足も解消し、恵みの雨となりました。 
 柑橘は、今碧い実をつけています。
秋が深まるとともに色づいていきます。」

 すると涼子ちゃんから返事が先ほどあった。
「平磯ではそんなに大きい被害がないようでよかったです(*^^*)安心しました。
もう柑橘がなりはじめているんですね!」


      「昨年の9月の写真、喜久家」

 ふり返る場所があることは、幸せ。
そこは、自分の思い出がつまった場所。
一生懸命に生きた場所。
 そんな伊方町、平礒にしていきたい。