喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬半島の山桜

2014-04-13 | ブログ
佐田岬半島が誇る山桜。
ずいぶんと岬の春を感じさせてもらった。





 集落や沿道には、植樹されたソメイヨシノが咲いている。
多くが散っていったなか、何とか残っていた桜も今日の雨で終わりとなるだろう。





 知り合いに八幡浜在住の水本孝志さんがいる。
NGOさんきら自然塾を運営され、佐田岬の自然を保護し、そのすばらしさをPRされている。
知らないものはない。
佐田岬の牧野富太郎、ファーブル、シートンとでも言おうか。

 水本さんがブログに山桜のことを書かれていたので、引用させていただく。

★佐田岬半島圏の野生桜は4種・・・

①つくしやまざくら(筑紫山桜・半島先端部)特に瀬戸内側に点在し、ふるさと平礒でも多く見られる。
②やまざくら(山桜・半島全域)
③えどひがん(江戸彼岸・出石山)
④しでざくら(四手桜:采振木とも・半島全域)

 園芸桜にはない素朴な美しさを誇る郷土産桜を大切に保全しつつ愛で仰いで見られませんか?(NGOさんきら自然塾)





 
 今は萌える葉桜。
そして実を結び、その種を落としていく。



 こうして佐田岬の山桜は、少しずつ増えていく。

                 岬人(はなんちゅう)