喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

被災地気仙沼市立大谷中学校へ送るサツマイモの苗植え

2014-05-06 | ブログ
 佐田岬の先端あたりで最も高い伽藍山。
標高414m。

 ここに、体験農場がある。有効活用したいものだ。

 四国最西端の三崎中学校は3年前、東日本大震災があった2011年からここで収穫されたサツマイモを
被災地宮城県、気仙沼市立大谷中学校へ送っている。

 4年目になる今年は、自分たちで苗植えから、草取りなどの管理をし、収穫までをしようということになった。
より思いのつまった交流のサツマイモとなる。

 5月1日、九州まで見わたすことができるほどの天気。
 






 張られた黒いマルチシートに穴を開け、苗を埋めこみ、苗が立つように土をかぶせ押さえる。
そこにジョーロで水をたっぷりかける。

 生命力が強いサツマイモはこれでみごとに実る。
佐田岬半島では、今のように柑橘が栽培される前は、耕して天に至ると言われるほどのサツマイモや麦の栽培が行われていた。
米は育たず、食料の少ない時代の命の作物だった。

 







 たくましいサツマイモの生命力が、被災地の人たちと重なる。

 このサツマイモが被災地との交流の架け橋となる。

                             岬人(はなんちゅう)

佐田岬の遠足

2014-05-06 | ブログ
 4月30日、四国最西端の三崎小学校と中学校の遠足風景。
今年はたまたま行き先も重なり、井野浦ムーンビーチ。

 みんな思い思いに遊び、小学生と中学生がいっしょに遊ぶ光景も見られる。
何て素朴な遠足。








 そして、中学生の中には、持って来た海水パンツにはきかえ、泳ぐ子どもたちも。
何て大らかな学校。

 

 こんな学校がまだ残っている幸せ。

 我らは海の子。岬の子。

                 岬人(はなんちゅう)