喜久家は今、シーロンが出発してから名児耶くん一人。
名児耶くんもあと10日後に旅立つ。
1年を通して、さまざまな若者たちがここを訪れ、そして旅立って行く。
そんなことがもう7年続いている。
喜久家がスタートした最初のボランティアである純子ちゃんは、
今フィリピンで語学の勉強をしている。
人生に前向きなすごい若者たちがいっぱい。
今日から弟が東京に仕事で行くことになっている。
そこで東京周辺に住むかつての喜久家メンバーに連絡をとり、28日(水)に集まることになったらしい。
社会人となり働いているメンバーも多い。
あまりに直前でありながら、7年前からのメンバーがたくさん集まる。
東京喜久家会だ。
中には、1時間30分かけて。
または予定をキャンセルして集まるメンバーもいるとか。
すごいことだ。
活動した期間が違うため、実際に会ったこともないメンバーも多い。
それなのに喜久家という合い言葉のもと、弟の声かけのもと集まるのだからすごい。
さぞ、いろいろな話に花が咲くことだろう。
細々と続いている喜久家プロジェクトだが、
関わった人たちにとっては忘れられない活動と時間となっている。
喜久家プロジェクトには、夢がある。
言いかえるとふるさと平礒には、夢がある。
岬人(はなんちゅう)