喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

三崎港を出発した名児耶君

2014-06-07 | ブログ
 フェイスブックをしていない名児耶君に替わり、その様子を書きとめておきたい。

 昨日6月6日、大分県佐賀関行きのフェリーに乗り、三崎港を出発した。
その前にすぐ近くの天然記念物あこう樹の下で記念撮影。
ちょうど落ち葉清掃をしていたところだった。

 

 朝9時30分発のフェリーに乗りこむ名児耶君を見送る。
「じゃあ、また。 行ってらっしゃい。」
いつもの見送りの言葉。

 



 何度もこちらをふり返り、大きく手を振る名児耶君。



 その姿を見ると、いつものことながら何かもの寂しさがわいてくる。

 彼と約束していたことがあった。
それはヒッチハイクで北九州をめざすということ。

 このヒッチハイクは、先日出発したネパール出身のシーロンの影響。
シーロンも同じように九州へ渡り、京都、奈良、東京へ、ほとんどヒッチハイクで行ったとのこと。
すごいと思った。
今の日本人にはあまりいない。

 それを名児耶君が
「シーロンができたので、僕もヒッチハイクで北九州へ行きます。」
と約束した。

 昨夜、名児耶君から電話がかかってきた。
「今、別府にいます。せっかくなので別府の温泉に入り、1泊しようと計画を変更しました。
ちなみに佐賀関から別府までヒッチハイク成功しました。」
との報告。

 実におもしろい。
ヒッチハイクをした名児耶君もどんどんたくましく変わってきた。
そしてそんな見知らぬ若者を乗せてくれたおじさん。
日本もまだまだ捨てなものじゃない。

 別府までの車中でいろんな話に花が咲いたことだろう。
お礼に持っていたうちで穫れた清見タンゴールをプレゼントしたとのこと。

 こんなふれあいって、本当いいなー。
旅がしたくなってきた。

                  岬人(はなんちゅう)

 

梅雨の晴れ間

2014-06-07 | 喜久家の情報
 梅雨入り早々、昨日まで全国各地に記録的な大雨が降った。

こちら愛媛佐田岬半島もかなりの雨。夜には雷も。

 たらふく降った後、昨日から雨が上がり、太陽が顔をのぞかせた。

雨上がりの景色はきれい。

空気中のちりも落とし、緑の汚れも洗い落とし、おまけに鼻につくほどの雨上がりの香り。

命がわきたつような。

 写真は、夕方のそんな1枚。

いつものようにお気に入りの釜木湾をのぞむ。

 いい景色だ。



                      岬人(はなんちゅう)