喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

三崎高校同窓会 総会

2014-09-04 | ブログ
 昨日9月3日、午後6時から山本旅館にて三崎高校同窓会総会が開かれた。
毎年、出席者は変わりばえしない顔だが、今春卒業したばかりの幸徳と恒大も出席していたことが、
何よりもうれしかった。

 今同窓会でも三崎高校が分校になってしまうことを何とか阻止したいというのが一番の関心事。

議題の最後その他でこれからの未来予想図について意見を述べた。

 現在三崎高校の生徒数は、103人。
三崎高校へ入学する生徒が最も多いのは、三崎中学校。

 三崎中学校の現在の生徒数は、67人。
ちなみに昨年は、81人だった。
何と14人の減。

 平成27年は、66人。
そして平成28年、私の娘たちがいる最も多い学年が卒業すると、いっきょに43人。
何と23人の減。

この減少傾向は止まらず、平成29年は、38人。
平成30年は、33人の予想。

 つまり平成25年に81人だった生徒数が、わずか5年後の平成30年には、48人減の33人。
これがふるさとの未来予想図。
旧三崎町で1学年11人しかいないのだ。

 となりの瀬戸中学校も同じような生徒数。

 つまり三崎高校の入学者を地元だけで考えていくことは無理なのだ。
このような数字をあげその深刻さを話した。
 地元の中学生をできるだけ三崎高校へ入学してもらうことをめざすとともに、
もっと遠いところからの入学者を求めていかなければならない。

 そのためには、さらなる三崎高校の魅力化が絶対不可欠。
そのために私たち同窓会も連携し、応援していかなければならない。
分校化ということが決まってから手を打つのでは遅い。
少しでも早く地域の応援態勢を整え、訴えていかなければならない。



              「体育祭での息子の応援演技」

 若者たちがいなくなるということは、地域の元気がなくなるということにつながる。

 最後に同じような問題点を抱え、それに向き合い、乗りきろうとしている例がある。
日本海に浮かぶ島根県隠岐の島、海士町にある隠岐島前高校。
その取組について、今勉強しているところ。

                   岬人(はなんちゅう)