喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬の田舎で観るスーパームーン

2014-09-09 | ブログ
 昨夜9月8日は、中秋の名月。15夜。
そして今日は満月、しかもスーパームーン。

 日本中のいたるところでたくさんの人がこのすてきな月を観ていることだろう。
いや世界中で。

 離れているけど、同じ月を見ているかと思うとつながりを感じうれしくなる。
月には人をつなげる魅力があるのかもしれない。

 今日はいつになく早々と職場をきりあげ、たのまれていた白玉粉をにこにこフーズで買い物し家路を急いだ。
途中、二名津から平礒への峠にさしかかった頃、太陽が沈んだ。



車を止め、カメラを取り出しシャッターを切る。



 峠を回るとすでに釜木の方向の空には満月が上っていた。





 カメラでは写せないその大きさと美しさと神秘さに見とれていた。
月は少しずつ天頂をめざし昇っていく。




 同時にオレンジ色の明かりを瀬戸内の釜木湾に放ち、水面にはオレンジロードができる。 





 何ものにもまねできない自然の美しさ。
それを明かりが少ない田舎では直に感じることができる。
 
 不便さが、豊かさに変わる瞬間。

 先ほどの白玉粉で妻と娘が、月見団子を作ってくれた。
それをみんなで食べながら月見。
心もお腹もいっぱい。



 スーパームーンのおかげで、家族のすてきな時間を過ごすこともできた。

 スーパームーンを見るといいことがあるという俗説がある。
私たちはもう十分いいことをいただいたので、あとの分は何かに困っている人に届きますように。

 月に願いを。

                  岬人(はなんちゅう)