喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家メンバーの郷帰り

2015-04-12 | ブログ
 昨日、3月に行われた喜久家国際ワークキャンプのリーダー、薫ちゃんが郷帰りしてくれた。
本当、うれしいこと。

 2時10分八幡浜着のJR。
改札口で待っていると、軽いかっこうで歩いてきた。
手を振ると、うれしそうに頭を下げた。

 国際ワークキャンプからまだ1か月しか経っていないのにずいぶんとなつかしさがこみあげてきた。
キラキラと輝く思い出とは、こんなものなのだろう。

 昨日は、とても天気がよく、いろいろと寄り道をしながら帰ることにした。
 まず、八幡浜みなっと。
まちづくりスタッフの市川くんや木村さんを訪ね事務所へ。
市川くんからは、次につながるような話が聞けた。

 続いて、三机の権現山や風車公園に上がり、佐田岬の尾根から見える瀬戸内海と宇和海の景色を見せてあげた。
海が大好きな薫ちゃんにとって、心に残る景色となったことだと思う。
あわせて、太平洋戦争のはじまりである真珠湾攻撃の訓練が三机湾沖で行われた歴史を話してあげた。
こんな小さな場所で、日本を世界をゆるがすような歴史のひとかけらがあったのだ。

 それから、リゾートの大利さんの家を訪ねたが、
「散歩中」という札がかかっていた。
すてきな自然の庭をぐるっとみさせてもらい、帰ることにした。

 車を走らせて2分程経ったとき、道路の端に腰かけるご夫婦の姿を見かけた。
縁とはおもしろいものだ。
とてもすてきな話に花が咲いた。

 その後、家路を急いだが、釜木を過ぎたとき、田村菓子舗のよっくんの車がバックミラーに見えた。
何と薫ちゃんが帰るということで会いに来てくれたのだ。
しかもおいしい浅野さんちのデコポンろーるやパンを差し入れしてくれた。

 こんなつながりがとてもうれしい。
よっくんともいろいろな話で盛り上がった。



 そして最後は、ごーろの倉庫で仕事をした良あんちゃんを訪ね、二人ともとても喜んだ。
一足先に帰ったが、二人は少しの焼酎パーティーをしたようだ。

 薫ちゃんの郷帰りが、たくさんの人の喜びにつながった。
岬に吹くさわやかな春の風のように。

                岬人(はなんちゅう)