喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

佐田岬半島の伊方中学校 女子バレー部の新入部員たち

2015-04-22 | ブログ
 ただ今新人部員の勧誘や体験期間。
これについて、以前から注目している自然体バレーの草野健次さんは、次のように言っている。

『この新人勧誘・・・問題が多い。
「おいで、おいで」と甘い言葉で手招きするのは問題。
後で「こんなはずではなかった」とトラブルが起きやすい。
だから私は、いいことばかりは言わないようにする。
入部してから「話が違う」と言われたら困るから。

「がんばっています」と自分で言うのはどうなんだろう?
それは、「がんばっているね」と他人が思うもの。
それと同じでチームのいいところ、自慢できるところは他人から言ってもらえるようになった方がいい。
言ってもらえなくても、他人に認めてもらえる努力を普段からしておくべきであって、自分から言うものではない。

 努力やがんばりは他人が決めるもの。
そう思ったら間違いない。
他人へ腹の立つことも少なくなる。

 以前プロ野球の稲葉選手がイチロー選手へインタビューしていた。
 稲葉:「がんばっていますか?」
 イチロー:「そんな質問おかしいよ。
そもそも自分でがんばっていますというのはおかしいよ、ダサいよ!
『自分は絶好調です』とか言えないよ。
努力しているとか、がんばっているとか、そんなこと自分で言うものではない。
そんなことは他人が評価するものだよ・・・と自分では思っているけどね・・・・・」
そう言ってた。その言葉に納得。』



 1年生は、3年間がんばっていく部活動をしっかりとした考えで決めてほしい。
友人関係や先輩関係、きびしさなど、自分の気持ち以外の理由で決めると、後々問題が多くなる。
 楽(らく)な部活動ではなく、自分の成長を感じられる楽しい部活動、一生懸命に取り組んでいける部活動を選んでほしい。

 愛媛県最西端の佐田岬半島にある伊方中学校女子バレー部のルーキーたち。
新たな風が吹く。

           岬人(はなんちゅう)