喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ホームステイしたレッドウィングの娘さんたちが出発

2015-07-30 | ブログ
 7月24日からわが家へホームステイしていたレッドウィングからの娘さんたち。
二人はふだんからとてもなかよし。
かわいくて、元気で、礼儀正しくて、しっかり者。

 そんな二人が今朝、わが家を出発した。
娘のさやかもいっしょに出発し、アメリカをめざす。

 妻が出張でおらず、4時に目覚ましをかけた。
妻も私が寝過ごすことを心配してか、電話をかけてきた。
 そして、母家の母からも朝ごはんを作ったということで、おかずを持って来てくれた。

 5時に子どもたちを起こし、わが家での最後の朝食。
ソフィーとケンダルは、しっかり者で、荷物の整理もできていて、食事をとったらすぐに出発準備。
 使った布団もちゃんとたたんで部屋を出てきた。

 大きなスーツケースを車に積みこむ。
もうあたりは明るくなっている。
 
 最後に海をバックに写真を撮った。



 出発する車に、両親や息子が手を振る。
「グッバイ。」
「元気でね。」

 こんな言葉を聞いて急に寂しさがこみ上げてきた。

 ほんの数日だったけど、レッドウィングの2人を受け入れ、いつもいっしょに一つ屋根の下にいた。
あたりまえだった光景が、もうなくなる。

 忘れることはないだろう。
彼女たちがわが家でいっしょに過ごした時間と空気を。


 いつの日か、再会を願っている。



                    岬人(はなんちゅう)