喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

ベトナム出身の Minh Thuc (ミンチュク)の送別会

2015-10-24 | 喜久家ボランティア
 10月21日(水)のふり返りブログ。

 9年目に入った喜久家プロジェクトで初めてのベトナムからのボランティア。
名前は、ミンチュク。
にぎわいを見せるホチミンから車で5時間のPhan Thiet という漁村で生まれた。

 アジアの人たちに共通していることは、人がいいということ。
そんな中でもベトナム出身のミンは人がいい。
素朴で誠実な青年。

 8月3日に来て以来、様々な活動に参加した。
ロシア出身のアザトやフランス出身のソフィアンとともに。

 夏の暑い中での農作業を中心に、盆踊り、消防団の飲み会、二名津のわが家ライブ、
三崎高校や三崎中学校の運動会、伊方中学校での授業、そして地域の人との交流など。
こんなに盛りだくさんの活動もそう多くない。

 いつもニコニコと周りを和ませる。
いじられることもたびたび。
そんなミンをは人気者だった。

 多くの思い出を作り、出発の日がせまった。
10月21日(水)、ボランティア3人で亀ヶ池温泉に行った後、
弟の部屋で送別会を行った。

 高校3年生の武蔵。
喜久家の集まりが大好き。
いつも顔を出している。
 兄のように慕っていたミンと。



 それぞれが色々な話で盛り上がった。
幸徳と武蔵とロシア出身のアンナで盛り上がっている。



 実に楽しそうに。
夢のある話に花が咲く。



 フィンランド出身のヤッコも酒を飲んで上機嫌。



 弟と益田君も何やら仕事について熱い話をしていた。



 いいなー。
こんな出会い。
暮らしが、人生が豊かになる。


 ミンのおかげでほろ酔い気分。

        岬人(はなんちゅう)

 


未来に残したい宇和海の灯りのある風景

2015-10-24 | ふるさと
 最近、忙しさにかまけてブログの更新ができずにいた。
記しておきたいことはたくさんあるけれど。

 毎日、ブログを見てもらっている訪問者数をチェック。
だいたいこの1週間は70人から80人。
そしてその人たちが見てくれるページは、一人約10ページの閲覧数。
とてもありがたいことだ。

 フェイスブックと連動しているので、誰が見てくれているのか半数くらいはわかる。
そんなみなさんのことを思い浮かべながらブログを書くこともよくある。

 もともと、ふるさと平礒から出て住んでいる人にふるさとの様子を知ってほしくて書き始めたので、
超ローカルな内容も多い。


 そんなことを気にかけていると、日々の暮らしに感謝することが多くなった。
今まであたりまえすぎて、気にもとめていなかったことが、とても特別なことに感じられたり。
田舎暮らしが幸せに思えたり。
人との出会いや交わりに感動したり。


 今一度、そんな幸せをかみしめたい。

 4日前の夜8時過ぎ、メロディーラインを走り家路についていたとき、
左手の宇和海を見おろすと、きれいな漁り火(照明)が目にとまった。
この光景は、夏から秋にかけての風物詩。



 未来に残したいふるさとの灯りのある風景だ。



                 岬人(はなんちゅう)