喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

秋の朝日に照らされる郷

2015-11-17 | ふるさと
 今日は朝から雨。
三崎小学校では、伊方町内の小学生サッカー大会が雨の中行われたようだ。

 昨日の朝、撮った写真。
出勤前の景色。



駐車場の手すりにシーツが干されていた。
喜久家ボランティアが使ったもの。

 対岸の釜木の山からまぶしい朝日が照りつける。
きっとよく乾くだろう。

 シーツをよけて撮る。


 車で走ること2分。
ごーろから平礒の郷をふり返る。

 郷は東向きなので、朝日をまるごと受ける。
だから平礒の朝は早く、人々は元気。


 カメラを引く。


 さらに引く。


 海の向こうに山口県の島がかすんで見える。

 人口50人足らずの小さな小さな郷だが、
元気を感じる。

 朝日に感謝、手を合わせる。

             岬人(はなんちゅう)




 

愛媛県中学生駅伝大会 物語

2015-11-17 | 教育
 11月14日、新居浜市で行われた愛媛県中学生駅伝大会をふり返る。
気になっていた雨もどうにかもちこたえた。

 8時過ぎには会場に到着するとすでに多くの学校がアップをしていた。
そんな中ひときわ大きな集団がこちらへ向かってジョグしてくる。
そして「おはようございます」
という全員のさわやかなあいさつ。
全く知らない人に対してもこんなにいいあいさつができるなんて本当にすばらしい。
 気になって、トレーニングウェアーの背中を見た。
新居浜西中学校のプリント。

 この時このチームが圧倒的強さで男女アベック優勝することは、知るよしもなかった。
ここに強いチームの一端を見た。
ぜひ見習いたいものだ。

 レースは、女子11:30、男子12:30にスタート。
花の1区は、どのチームもエースぞろい。
すごいスピードで駆け出してくる。



 伊方中学校の選手も必死でくらいつき、たすきをつないでいく。
コースは、河川敷を折り返すコースなので、全ての選手を応援することができる。

 どの中学生も母校のたすきの重みを感じながら走っていることだろう。
きりっと前を目指し走る選手。
辛そうに、でもたすきをつなげようと必死に走る選手。
見ていたら、心が熱くなった。
そうしたら自分の学校の選手も他校の選手も関係なく、大きな声で応援したくなった。

 中には、その声でこちらを振り向いて目が合う選手もいた。
「いいぞ。いけるぞ。」
そんな声をかけ、さっそうと走り抜ける選手の背中を後押しする。

 一番最後の選手が近づいてくる。
より一層大きな声をかけ、応援した。




 伊方中学校の結果は、
女子、75チーム中 65位。
男子、82チーム中 62位。

 結果としては、良いとは言えないが、これまでの練習も含め全員でよくがんばった。
この経験が未来を創る。

 若者には、夢がある。

          岬人(はなんちゅう)