喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

2017 喜久家国際ワークキャンプ始まる

2017-02-26 | 喜久家の情報
 今日2月26日からいよいよ喜久家国際ワークキャンプが始まる。

 国内外から12名の若者ボランティアが集まり、平礒や二名津地域の地域づくりに力を貸してくれる。

 毎年、筋書きのないすばらしいドラマがある。

 今年も思い出に残るドラマが生まれることだろう。



 こんな小さなひとかけらが積もって、歴史となる。
新しい歴史の創造の先端に生きている。

 今夜は、受け入れ側の人たちも集い、歓迎会。
静かな田舎のにぎやかな夜となる。



       岬人(はなんちゅう)

 
 

幸せをもたらすひな人形

2017-02-26 | 家族
 昨日飾られたひな人形。
ひな人形を見ると幸せな気分になる。

 双子の娘たちが飾ったひな人形には、どんな由来や意味があるのだろうか。
豆知識PRESSには、次のように書かれていた。

 「ひな祭りの起源は、季節の節目や変わり目に災難や厄から身を守り、
よりよい幕開けを願うための節句が始まりとされています。

 また、ひな祭りに欠かせないひな人形も、昔は飾るのではなく川に流されていたと聞いたら、
驚くのではないでしょうか?




 ひな祭りの由来を知るには、2つの話を説明する必要があります。
 まず1つ目の話は、「上巳の節句」についてです。
上巳の節句とは中国から伝わった五節句の一つで、三月上旬の巳の日に、
草や藁で作った人形(ひとがた)で自分の体を撫でて穢れを移し、
それを川に流すことで厄払いや邪気祓いを行う風習がありました。

 また一方、貴族階級の女の子の間では、紙の人形を使った遊び、
今で言うところの「おままごと」が流行っていました。
これを「ひいな遊び」と言うのですが、このひいな遊びと川に流す人形(ひとがた)が結びついて
「流し雛」が誕生しました。

 さらに江戸時代になると、人形作りの技術が向上したことで、
川に流すのではなく家で飾るように変化していきました。
 これが、ひな祭りの由来と言われています。


 ひな祭りの元となっている上巳の節句では、特に女の子のための日という概念はなく、
男女共通の行事として厄払いや邪気祓いが行われていました。

 しかし江戸幕府は、それまで日付が変動していた上巳の節句を三月三日と定め、
さらにひな人形を飾ることから、この日を女の子の日と決めたのです。

 こうしたことから、ひな祭りとは単なるお祭りではなく、
女の子の健やかな成長や幸せを願う日と変化していき、今のひな祭りとなっていったのです。




 ひな祭りに雛人形を飾るのは、昔の人形(ひとがた)や流し雛の風習の通り、
お雛様に女の子の穢れを移して厄災を身代わりに引き受けてもらうためです。

 また、厄払いの意味があるので一夜飾り(3月2日から1日だけ飾ること)は避けるべきとされ、
遅くとも2月の中旬くらいまでには飾らないといけないと言われているのです。

 また、桃の花には元々「魔除け」や「長寿」のパワーがあるとされていました。
中国では上巳の節句には、桃の花を愛で、桃の花を漬けたお酒を飲み、
桃の葉が入ったお風呂に入って邪気祓いを行っており、
また旧暦の3月3日はちょうど桃の花が咲くころだったことから、
ひな祭りに桃の花が飾られるようになったそうです。

 ひな祭りを別に「桃の節句」と呼ぶのも、こうした背景があるからです。




 節句とは、暦の上で節目になる日のことです。
年間で5回あり、1月7日(人日の節句)、3月3日(上巳の節句)、5月5日(端午の節句)、
7月7日(七夕の節句)、9月9日(重陽または菊の節句)です。

 節句は縁起が良く、お祝い事に向いている日だと考えられています。
また、奇数が重なる日は、邪気をはらうことができるとも伝わっています。
 子どもの誕生を祝い、邪気をはらって健やかな成長を願うために節句を祝います。
男の子の初節句は、端午の節句(5月5日)に祝います。」




 何ともおもしろい由来や意味。
そんな話も娘たちにしてあげながら、飾られたひな人形。

 幸せをもたらすひな人形。

 飾りつけもまた幸せなひと時だった。

 

        岬人(はなんちゅう) 

娘たちの成長とともに歩んだひな人形

2017-02-26 | 家族
 昨日、16回目のひな人形が飾られた。

 双子の娘たちが生まれた時に、妻の実家から贈られたもの。

 初めの頃は、私と妻が飾っていたが、娘たちが大きくなってきたら、
一緒に飾りつけをしてきた。
 そして今は、娘たちだけで飾れるようになった。



 娘たちは高校の期末テストの時期で、勉強もあったようだが、
城川のおじいちゃん、おばあちゃんから贈られたひな飾りの方が優先だ。

 誕生の時の話やおじいちゃん、おばあちゃんの昔話もしてあげながら、
楽しそうに飾っていた。



 娘たちの成長とともに歩んだひな人形。

 ちなみに、ひな人形とは女性の人形だけではなく、
男性の人形も全てあわせてひな人形という。

 未来に残したいふるさとの風景だ。


                    岬人(はなんちゅう)

 

風そよぐふるさと 風薫るふるさと

2017-02-26 | 佐田岬の風景
 今日は、何やら靄がかかっている。
気温が高いことからすると、中国から風に運ばれて飛んできた黄砂だろう。

 1週間前の写真になるが、風がそよぐ、風が薫る風景。
 風は見えない。
風がそよぎ、何かを揺らし、初めて風を感じる。
佐田岬の尾根に立つ風車もそうだ。


 佐田岬のメロディーラインにそよぐ河津桜もそうだ。


 風は匂わない。
風がそよぎ、何かの薫りを運んで、初めて風を感じる。


 風はいつも何かの手助けをしている。

 ふるさと佐田岬に吹くそんな風が大好きだ。
ふるさと佐田岬を離れて暮らす人たちにも、ぜひこの風が吹いてほしい


      
                 岬人(はなんちゅう)