喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」 生きる力を育む

2017-07-22 | 教育
 世界中の人やモノが交じり合うグローバル化が進み、あっという間に情報が世界を飛びかう現在。
 そしてロボット、はたまたAI(人口知能)がどんどん進む中、
不透明で予測できない未来だと心配されている。

 だからそんな社会を生き抜く力をつけていくことが、学校の教育に求められているようだ。

 何とも大きな期待だ。
もちろんそんなことは学校だけでできることではない。
家庭や地域等と連携しながら、アイデアを生かした特色ある取組が期待されている。

 その取組を通して、
確かな学力、豊かな心、健やかな身体を育てていく。
 昔から言われている「知・徳・体」のバランスがとれたうえでできる「生きる力」をつけていく。

 言わば一昔前の日本のそこここにあったあたりまえの教育のような気がする。

 社会がグローバルになったとはいえ、教育が目指すところは変わらない。
地に足がついたことが大切だろう。

 自立(ひとり立ち)すること。
 協働(自分の個性を生かして、協力して行う)すること。
 創造(新しいものをつくり出す)すること。

 自分のことがしっかりとでき、自分の持ち味を誰かのために生かしながら、
協力して新しいものをつくり出す。
 
 これはまさに、ふるさとの田舎そのもの。



 
 三崎高校2年の娘がおもしろい事業に参加させてもらうことになった。
それは、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」。

 1ヶ月前の6月17日(土)。
事前説明会のため、大阪へ飛び立った。


息子から届いた父の日のメール

2017-07-22 | 家族
 ほぼ1ヶ月ぶりのブログ更新。
田舎に住んでいながら、完全にワークライフバランスが崩れていた。
書きとめておきたいことは、たくさんあったのに。
 撮った写真を見返しながらつづっていくことにする。

 6月9日(金)、いつものように息子が授業を終えて松山から帰って来た。
いつも保内の友達の車に便乗させてもらっている。



 そして土・日と家の手伝いをして日曜の午後松山に向かうパターン。
10日(日)に、母と一緒に冷蔵貯蔵していた清見タンゴールの選別作業。



 いろいろな話に花が咲いていた。
孫とのこんな時間に、母はすごくうれしそうだった。

 ばあちゃん子だった私にはよくわかる。
ばあちゃんからとても大事にされた。
今、息子がそうされている。

 時代は繰り返され、愛情はつながっていく。

 1週間後の6月18日(日)の午前中。
携帯に息子からメールが届いていた。

「父の日、おめでとう。
何もできんけど(笑)、フェイスブックを見て、思い出したわ。」

 何もいらない。
この言葉だけで十分だ。
高校時代までは、こんなことを言う息子ではなかった。
 
 巣立って初めてわかることがある。
さまざまな経験や出会いから成長していく。

 人が育つって、うれしい。

              
      岬人(はなんちゅう)