喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

早起きは三文の得(徳かも) ~若松進一さんのコメントより~

2012-09-07 | ブログ
 先日のブログの内容に対して、「田舎暮らしはいい」ときっぱり言い切られた若松進一さん。
そのコメントに対して、京都に住む私の友人から、
「迷いのない人のお話は、清々しい!」
という気持ちのいい声をもらった。

 今朝、5時に起きて先日、若松進一さんからいただいたコメントの返信をした。
それに対して、若松さんから次のようなうれしい返信があった。

『私も毎朝4時に起床しますが、あなたも5時とはかなり早いですね。
私は漁師の家に生まれたため、朝早い人、ご飯を食べ糞をひるのが早い人、
仕事が早い人になれと、子どものころから叩き込まれました。
お陰様でそれだけは誰にも負けないように育ちました。
特に朝は早いです。



 早起きをすると三文の得ならぬ、3つの徳が備わってきます。
一、精神的にポジティブに生きれる(ゆとり)。
一、健康に生きれる。
一、夢を持てる。

 とまあいいことずくめです。




 普通の人間は概ね寝る時間8時間、働く時間8時間、自由時間8時間(食事も含めて)ですが、
私は毎日人の半分の4時間しか寝ていません。
つまり毎日4時間が働いたり自由時間に回せるのです。
妻から「そんなに寝なかったら今に寝たきりになる」と言われていますが、
同じ4時間でも深い眠りであれば十分です。

 つまり睡眠の質とは時間×深さですから、深さが深ければ大丈夫だと勝手に思っています。

 また近々お会いしたいものです。
                     人間牧場主 若松進一 』

 自分の考えを迷わず、とことん実践される若松さん。
大いに参考になる生き方。

 私よりもかなり年下ながらすごい人物、YGPこと八幡浜元気プロジェクトの濱田君。
仲間とともに朝の読書会を始めたようだ。

 早寝、早起き、朝ご飯。

                   岬人


風船かずら、緑のカーテン

2012-09-07 | ブログ


 田舎の夜は感動的、刺激的。
写真は先日のブルームーン。



 月がこんなにきれいなのは、夜が暗いから。
夜が暗いのは、田舎だから。明かりが少ないから。


 毎日、職場のある三崎からの15分間の帰り道。
車の窓を全開にし、秋の虫たちの声に耳を傾ける。
 その声は、場所によってもちがうし、時間によってもちがう。
鈴虫の声が好き。

 我が家に到着すると、部屋の明かりがカーテン越しにもれている。
1日の疲れをいやしてくれる。



 妻が夏に植えた風船かずらの緑のカーテンが、逆光となって、
影絵のように浮かびあがっている。
 あたたかい人の営みを感じる光景。

 しばらく見とれていた。(魅とれていた。)

 

 よし、帰ろう。
まず実家の母屋に「ただいまー。」
母からの「お帰りー。毎日遅いのー。」

 我が家の階段をかけ上がり、
「ただいまー。」
妻や子どもたちからの「おかえりー。」

 毎日の小さな感動。
そして大きな幸せ。

                  岬人(はなんちゅう)

「田舎暮らしはいい!」  若松進一さんより

2012-09-05 | ブログ
 私が、ふるさとに誇りを持つきっかけを作ってくれて、
ここまで田舎のふるさとを好きになったのは、
双海町の若松進一さんとの出会いがあったから。

 あれ以来、日課の一つは、若松さんのブログを読むこと。

 うれしいことに私のような者に対しても、さまざまな考えやアドバイスを言ってもらい、
取組の応援をしてもらっている。
 そして私のブログも見てもらい、定期的にコメントを寄せていただける。
今日は、以下のようなもの。




『「田舎暮らしはいい!」 (shin-1さんの日記) 2012-08-30

 私は田舎の暮らしが大好きです。
私は20世紀に生まれ20世紀を生きてきました。
20世紀は田舎がネオン輝く都会に憧れる時代だったのです。

 しかし21世紀は確実に都会が田舎に憧れる時代となりました。
美味い水、うまい空気、美味い食べ物、温かい人情や家族の絆、これ以上何の不足があるでしょう。

 田舎に暮らして田舎がつまらないと嘆く人は、田舎のよさを知らない人です。
都会で月給50万円貰うより、たとえ田舎で月給10万円でも、
9万円で暮らす術を覚えれば、1万円の黒字となるのです。
 9万円のつつましい暮らしでも田舎は実に楽しいものです。

 私は昨年から息子家族と同居を始めました。
毎日孫からパワーを貰ってとても楽しいです。
 私は親として長男に長男が家を継ぐことが当たり前という教育をしてきました。
だから息子も当たり前を選んでくれたのです。

 祖祖父母から祖父母へ、祖父母から父母へ、父母から夫婦へ、夫婦から息子夫婦へ、
連綿と続けることこそ、日本の美しき家族形態であることを、
もう一度確認することが求められる時代に来たようです。

 生まれた所で死ねる幸せを日々感じています。

                            人間牧場主 若松進一 』



 
 
 便利さは、都会の良さの1つではあるが、すべてではない。 
田舎の良さは、あたりまえすぎて、感じようとしなければ感じられないようなもの。
都会に出て比べてみればわかりやすいものかもしれない。

 今日も田舎の良さを感じたいと思う。
いい1日になりそうだ。

                            岬人(はなんちゅう)
 



 

秋の虫たちのコンサート

2012-09-04 | ブログ
 9月に入り、夏が恋しくなったり。

 でも一方で秋の楽しみもある。
三崎から平礒までの仕事の帰り、だいたい夜8時ころ。

 車のエアコンでもつければ快適なのだが、
あえてつけず、窓全開。

 それは、秋の虫たちの声を聞くためだ。
コオロギ、松虫、鈴虫たちの大合唱。
秋の虫たちのコンサート。

 これが半端じゃないくらいすごい音量。
 夏の昼間のセミたちにはおよばないが、
これほど夜の虫たちもすごいことを、あらためて実感している。
楽しんでいる。

 田舎の秋のこんな楽しみ方もある。


                     岬人