喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

令和3年豪雪③ ~1月9日~

2021-01-10 | 自然環境

 本日9日から3連休。

7日午後から降り始めた雪は、3日目。

長靴を履いて、この記録的な大雪を写真に収めに外に出た。

        【柑橘に覆いかぶさった雪で、雪害が心配される】

 

                  【山々も銀世界】

 

                      【深く積もった小道の雪】

 

                  【道路には轍が1本だけ】

 

 時折、太陽が顔をのぞかしたが、また曇り、雪がちらつくという繰り返し。

そして驚くことが!

遠く釜木方面から静寂を破り、エンジン音が鳴り響いてきた。

それは何と!

               【除雪 ブルドーザー】

 

 釜木から除雪のために、藤川建設のブルドーザーが走ってきたのだ。

平礒に除雪ブルドーザーが走ったのは初めて。

 運転手さんが、「ここはすごい雪ですね。」と驚いていた。

 このことを母屋の両親に伝えに行き、そこでまた歴史的な新たな驚きがあった。

 

            岬人(はなんちゅう)

 

 

 

 


令和3年豪雪② ~1月8日~

2021-01-10 | 自然環境

 1月8日、夜が明けるにつれ、大雪の状況が明らかになっていった。

今回の大雪は、八幡浜市、伊方地域では降っておらず、瀬戸地域から西の三崎地域にかけて大雪になっている。

その両地域では、8日が3学期始めだったが、臨時休校となった。

日中もずっと雪が降っており、国道の坂道では登れなくなった車が立ち往生。

脇道でも冬用タイヤでありながら、後ろから車を押すなどの救出があった。

                          【三崎中学校】

 

            【吹き溜まりができ、階段がなくなった三崎総合支所】

 

                【雪に埋もれないよう、わだちを走る】

 

 夕方5時前、仕事を終え帰路に就く。

急な登り道の多い、二名津経由を避け、釜木経由のルートを。

釜木を抜け、平礒に近づくにつれ、さらに雪が深くなっていった。

 いつもの倍以上の時間がかかり、ようやく我が家に到着。

近年まれに見る大雪。

しかもまだ雪がやむ気配がない。

                        【柑橘に覆いかぶさる雪】 

 

                【置いていた車に積もった雪】

 

 水道管が凍り水が出ない蛇口があったり、深く積もった雪で道路が通れなかったり、収穫前の柑橘の雪害など、

様々なところで、心配がふくらんでいった。

      

              岬人(はなんちゅう)

 

 


令和3年豪雪の始まり① 1月7日のふるさと平礒

2021-01-09 | 自然環境

 令和3年が明け曇り空が続いていた。

それでも、家族との団らん、初詣、仕事始めなど穏やかな日が過ぎていった。

 ところが7日の天気予報あたりから寒波が押し寄せるとの情報。

似たような情報は今までもあったが、ふるさとの平礒は大雪に見舞われることもなかった。

 今回もそんな気持ちでいたが、7日夜半、雪がちらつき始めた。

念のために、外にある水道が凍結して破裂することを心配して、蛇口を少し開き水が流れるようにした。

 また、8日の仕事に備え早めに11頃に就寝。

 

 8日朝5時に起床。

気になってカーテンを開けてビックリ。

かなりの積雪があり、吹雪。

急いで支度し、6時前に職場に到着。

 これが、数十年ぶりにふるさとを襲った大雪の始まりだった。

 

            【8日夕方5時 平礒から釜木湾、フクロイセを見下ろす】

          

                       岬人(はなんちゅう)