タイトルの写真は「谷川岳」一ノ倉沢の岸壁。
この時期山開きには1ヶ月程早く、観光客も比較的少ない。天神平までゴンドラリフトで上がりその
後降りて、今度はユビソ川沿いをマチガ沢を通り越し、一ノ倉沢出合い駐車場まで来る事が出来ました。
まだ残雪が多くこの日、下からズームレンズで見る限り「登攀者」は発見出来なかった。
昔、若い頃「谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳」を縦走した時一ノ倉岳稜線上から此所の岸壁を見下ろした
事が有りますが、その時カ~ン、カ~ンと岸壁にハーケンを打ち込む音が響いていたのを思い出します。
この一ノ倉沢出合い駐車場へ来たのは初めてで下から見上げる岸壁の迫力は凄い!
写真右1/3程に写っている岩場は一群の「衝立岩」この岩場で数々の悲劇が起こっています。
特に「衝立岩」中央部にオーバーハングして居る部分は最難関で「宙づり状態」で遭難した事故は今
でも覚えています。改めてご冥福を祈ります。
谷川岳は「魔の山」とも言われているようですが、西黒尾根を登っていて「森林限界」を超えた辺り
から「遭難碑」が並ぶように林立します。この山塊で780人以上が遭難死して居る事から、そんな不
名誉な言われ方をするんですね~
写真は谷川岳ロープウェー駅と駐車場やその他の施設。
中央に見える「道路」を遡ると一ノ倉沢出合まで行く事が出来る、この先2キロで「西黒尾根登山口」に出ます。
此所の手前の「JR土合駅」に着いたのが9:30頃で車では僅かな時間ですが、「JR土合駅」から歩く
となると可成り時間が掛かりそうです。
ロープウェーで登るとあっという間に天神平駅に着いてしまった。
登山道を上ると5時間近く掛かるのですが・・・・・
この日はロープウェーも乗客が殆ど居無く22人乗りのゴンドラには私達の他に二人居ただけで、や
はりシーズンオフは空いていて宜しい!
次に写真に写っているリフトを乗り継いで標高1.502mの「天神峠駅」迄行きます。
写真はリフト終点「天神峠駅」から見た「朝日岳、白毛門、笠ヶ岳」です。丁度「湯桧曽川」を挟ん
で谷川岳の反対側にあります。
この右手方面には尾瀬「至仏山」更に右方向には「武尊山」等が見えていました。
リフトに乗りながら、下を見ると山野草がちらほら見えます。写真は「水芭蕉」この他にもカタクリ
ショウジョウバカマなどが咲いていました。
写真は「谷川岳」本峰左のピークは「トマノ耳」1.963m、その右は「オキノ耳」1.977mで「双耳峰」
と言います。「トマノ耳」の左手に「肩の小屋」が見えていますが左手からの尾根筋が「天神尾根」で
撮影位置から登ると3時間程で山頂に着けるようです。
写真は「谷川岳」本峰から左方向に目をやると「万太郎山」1.954m「仙ノ倉山」2.026mと尾根が続き
ます。
国境の山々はようやく冬が終わろうとしていますが未だ標高の高い山や低緯度地方の山は残雪が多く
簡単に登山者を受け付けてはくれないようです。
写真は天神尾根と谷川岳、リフトの終点「天神峠」にはご覧のように残雪が未だ有り、写真中央右下
の登山者が居る所が天神尾根登山道で先の方へ行くと結構ヤセ尾根となっているようです。
写真は「西黒尾根」登山口。「土合駅」から2キロと少し歩いた所に在ります。
此所から行き成り胸突き八丁の急登が始まります。谷川岳は3回程登っていますが、今は無理かも?
写真は上の写真と同じ所を画角を替えて撮しました。
「西黒尾根」は2回程、3回目は「マチガ沢」から「厳剛新道」沿いでした。
この3回目の時35歳程、10代の若者と一緒でしたが山頂に着くまで、1時間程差が付き・・・・・
それ以来登山から身を引いていました・・・・・・
写真は「一ノ倉沢」へ先に行き、帰りがけに「マチガ沢」の写真を撮りました。
「一ノ倉沢」と比較して「マチガ沢」は幾らか穏やかな岸壁です。
さて、谷川岳を後にして昼食です。湯桧曽川沿いのそば屋さんに入りましたが、それが又凄い店で
そば屋さんなのに骨董屋さんに入った錯覚に捕らわれるような店内に思わず「絶句」!
70歳代と思われる店主は元国鉄職員で、55年間にわたり骨董品を収集したとか・・・・
是非見学して下さいと言われ、見学しましたが(ハッキリ言ってがらくた)・・・・・それより美味
しい蕎麦作りに精を出して欲しかった・・・・・・・!!(名誉の為に写真は載せません)
そんな訳で一路関越自動車道に戻り「水上IC」から「小出IC」進路を取り「入広瀬村」に直行し
ます。本当は此方が目的で「山菜採り」なのです。
其処の宿「休場」(昨年もBlog記事しましたので此方は割愛)
で・・・・・其処「休場」で「キビタキ」が窓ガラスに激突して動けなくなっているのを見つけ、
「休場」の大ばーちゃんの手に乗っている所の写真。
この後この鳥は、人間に触られるのを嫌ったのか、飛んで行きました。生きていれば
良いのだけれど・・・・
写真は夕食時に出た、鮎の塩焼き、後からOさんが釣って来た「イワナの塩焼き」が出ましたが
すでに食べ過ぎ、飲み過ぎでイワナは食べられ無かった・・・残念!
(2012/06/09に写真と文章を追加)
写真は翌朝まだアルコールが多少残って居る感じの時間に「休場」から見える景色を撮影した物です。
山菜料理と川魚の塩焼き、「休場」のご主人の美味しい手打ち蕎麦を食べ。私が持って来た地酒を飲
み満足の夕食でした。(しかし山菜天ぷらを食べたせいで蕎麦が余り入らなかった)
写真は帰りがけ、関越道「堀之内IC」近くの「奥只見レクリエーション都市公園」で開催されて
いる「芝桜祭り」を見学。次に近くに在る「永林寺」に「石川雲蝶」の彫刻を見に行きました。
写真遠くに見える山並みは越後三山「越後駒ヶ岳」「八海山」「中ノ岳」です。
此所は昨年行った、曹洞宗赤城山(せきじょうさん)西福寺と近くですが此所にも「石川雲蝶」の
足跡があります。
この二つのお寺参りで「石川雲蝶」の作品を見て回るのも良いと思います。
今回此の旅はメインが「山菜採り」で近年毎年の行事に成って居ます。
今回は山菜採りをする時間が殆ど無く、何時もの友人に分けて頂く結果になりました。
K君有り難うございました。ワラビのあく抜きには失敗しましたが他は全部上手く調理出来ました。
又次回も楽しみにしております。
この時期山開きには1ヶ月程早く、観光客も比較的少ない。天神平までゴンドラリフトで上がりその
後降りて、今度はユビソ川沿いをマチガ沢を通り越し、一ノ倉沢出合い駐車場まで来る事が出来ました。
まだ残雪が多くこの日、下からズームレンズで見る限り「登攀者」は発見出来なかった。
昔、若い頃「谷川岳~一ノ倉岳~茂倉岳」を縦走した時一ノ倉岳稜線上から此所の岸壁を見下ろした
事が有りますが、その時カ~ン、カ~ンと岸壁にハーケンを打ち込む音が響いていたのを思い出します。
この一ノ倉沢出合い駐車場へ来たのは初めてで下から見上げる岸壁の迫力は凄い!
写真右1/3程に写っている岩場は一群の「衝立岩」この岩場で数々の悲劇が起こっています。
特に「衝立岩」中央部にオーバーハングして居る部分は最難関で「宙づり状態」で遭難した事故は今
でも覚えています。改めてご冥福を祈ります。
谷川岳は「魔の山」とも言われているようですが、西黒尾根を登っていて「森林限界」を超えた辺り
から「遭難碑」が並ぶように林立します。この山塊で780人以上が遭難死して居る事から、そんな不
名誉な言われ方をするんですね~
写真は谷川岳ロープウェー駅と駐車場やその他の施設。
中央に見える「道路」を遡ると一ノ倉沢出合まで行く事が出来る、この先2キロで「西黒尾根登山口」に出ます。
此所の手前の「JR土合駅」に着いたのが9:30頃で車では僅かな時間ですが、「JR土合駅」から歩く
となると可成り時間が掛かりそうです。
ロープウェーで登るとあっという間に天神平駅に着いてしまった。
登山道を上ると5時間近く掛かるのですが・・・・・
この日はロープウェーも乗客が殆ど居無く22人乗りのゴンドラには私達の他に二人居ただけで、や
はりシーズンオフは空いていて宜しい!
次に写真に写っているリフトを乗り継いで標高1.502mの「天神峠駅」迄行きます。
写真はリフト終点「天神峠駅」から見た「朝日岳、白毛門、笠ヶ岳」です。丁度「湯桧曽川」を挟ん
で谷川岳の反対側にあります。
この右手方面には尾瀬「至仏山」更に右方向には「武尊山」等が見えていました。
リフトに乗りながら、下を見ると山野草がちらほら見えます。写真は「水芭蕉」この他にもカタクリ
ショウジョウバカマなどが咲いていました。
写真は「谷川岳」本峰左のピークは「トマノ耳」1.963m、その右は「オキノ耳」1.977mで「双耳峰」
と言います。「トマノ耳」の左手に「肩の小屋」が見えていますが左手からの尾根筋が「天神尾根」で
撮影位置から登ると3時間程で山頂に着けるようです。
写真は「谷川岳」本峰から左方向に目をやると「万太郎山」1.954m「仙ノ倉山」2.026mと尾根が続き
ます。
国境の山々はようやく冬が終わろうとしていますが未だ標高の高い山や低緯度地方の山は残雪が多く
簡単に登山者を受け付けてはくれないようです。
写真は天神尾根と谷川岳、リフトの終点「天神峠」にはご覧のように残雪が未だ有り、写真中央右下
の登山者が居る所が天神尾根登山道で先の方へ行くと結構ヤセ尾根となっているようです。
写真は「西黒尾根」登山口。「土合駅」から2キロと少し歩いた所に在ります。
此所から行き成り胸突き八丁の急登が始まります。谷川岳は3回程登っていますが、今は無理かも?
写真は上の写真と同じ所を画角を替えて撮しました。
「西黒尾根」は2回程、3回目は「マチガ沢」から「厳剛新道」沿いでした。
この3回目の時35歳程、10代の若者と一緒でしたが山頂に着くまで、1時間程差が付き・・・・・
それ以来登山から身を引いていました・・・・・・
写真は「一ノ倉沢」へ先に行き、帰りがけに「マチガ沢」の写真を撮りました。
「一ノ倉沢」と比較して「マチガ沢」は幾らか穏やかな岸壁です。
さて、谷川岳を後にして昼食です。湯桧曽川沿いのそば屋さんに入りましたが、それが又凄い店で
そば屋さんなのに骨董屋さんに入った錯覚に捕らわれるような店内に思わず「絶句」!
70歳代と思われる店主は元国鉄職員で、55年間にわたり骨董品を収集したとか・・・・
是非見学して下さいと言われ、見学しましたが(ハッキリ言ってがらくた)・・・・・それより美味
しい蕎麦作りに精を出して欲しかった・・・・・・・!!(名誉の為に写真は載せません)
そんな訳で一路関越自動車道に戻り「水上IC」から「小出IC」進路を取り「入広瀬村」に直行し
ます。本当は此方が目的で「山菜採り」なのです。
其処の宿「休場」(昨年もBlog記事しましたので此方は割愛)
で・・・・・其処「休場」で「キビタキ」が窓ガラスに激突して動けなくなっているのを見つけ、
「休場」の大ばーちゃんの手に乗っている所の写真。
この後この鳥は、人間に触られるのを嫌ったのか、飛んで行きました。生きていれば
良いのだけれど・・・・
写真は夕食時に出た、鮎の塩焼き、後からOさんが釣って来た「イワナの塩焼き」が出ましたが
すでに食べ過ぎ、飲み過ぎでイワナは食べられ無かった・・・残念!
(2012/06/09に写真と文章を追加)
写真は翌朝まだアルコールが多少残って居る感じの時間に「休場」から見える景色を撮影した物です。
山菜料理と川魚の塩焼き、「休場」のご主人の美味しい手打ち蕎麦を食べ。私が持って来た地酒を飲
み満足の夕食でした。(しかし山菜天ぷらを食べたせいで蕎麦が余り入らなかった)
写真は帰りがけ、関越道「堀之内IC」近くの「奥只見レクリエーション都市公園」で開催されて
いる「芝桜祭り」を見学。次に近くに在る「永林寺」に「石川雲蝶」の彫刻を見に行きました。
写真遠くに見える山並みは越後三山「越後駒ヶ岳」「八海山」「中ノ岳」です。
此所は昨年行った、曹洞宗赤城山(せきじょうさん)西福寺と近くですが此所にも「石川雲蝶」の
足跡があります。
この二つのお寺参りで「石川雲蝶」の作品を見て回るのも良いと思います。
今回此の旅はメインが「山菜採り」で近年毎年の行事に成って居ます。
今回は山菜採りをする時間が殆ど無く、何時もの友人に分けて頂く結果になりました。
K君有り難うございました。ワラビのあく抜きには失敗しましたが他は全部上手く調理出来ました。
又次回も楽しみにしております。