J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

青森県「岩木山」~「五所川原」その3(最終日まで)完!

2012年09月22日 | ドライブ・旅行
タイトルの写真は「旧弘前市立図書館」で市役所の隣に建っている。この裏手には「旧奥義塾外人教師館」が有ります。更にその裏手にはミニチュアの旧建物群が展示されていて見学出来る。
弘前市内にはこうした古い建物が歴史的建築資料として大事に保存されていて、本来の機能としては使われて居無いようですが、内部を見学で来るようです。

青森県「三内丸山遺跡」~「八甲田山」~「弘前」~「五所川原」を廻る。その1 前々回Blog記事です。
青森県「八甲田山」~「弘前」~「五所川原」を廻る。その2 前回のBlog記事
今回は2日分をまとめました。大鰐温泉から鰺ヶ沢、五所川原を廻って青森へ戻り帰路に着きます。



写真は昨日宿泊したホテル(大鰐温泉不二やホテル)のロビーに展示してあった「薩摩藩島津家」の「篤姫」専用の駕籠で一時外国に渡っていましたがオークションで買い戻したそうです。

今日は大鰐温泉を出発して、弘前市内、岩木山を回って鰺ヶ沢へ行き海岸線を西へ「黄金崎」迄往復して鰺ヶ沢温泉で宿泊します。



写真は弘前市役所隣にある「外人教師館」です。今では一階でコーヒーやランチが出来る様になっていて見学と休憩が出来るようです。



その「外人教師館」の裏へ回ると写真の様な「ミニチュア」の建物群が展示してあり。写真の道路中程に立つと自分がガリバーにでも成った気分になる。




写真の案内板の様に市内にはこうした旧館が散らばる様に残っていて、幾つか見て回りましたが全部廻るにはかなり時間がかかりそうです。




今度は弘前市内から県道3号線を「鰺ヶ沢」に向けて走ります。1時間程走ると岩木山が大きく見えて来ます。写真は「岩木山神社参道」からで、駐車場に車を止めて鳥居をくぐると正面に岩木山神社の山門が見えて来て、山門の真上辺りに「岩木山」が見えます。




写真の山門の奥に「本殿」等があります。丁度岩木山が山門の真上に来て冬に雪を被った岩木山はさぞ美しく見えそうです。
県道30号線に入れば「岩木山」を一周出来ます、又「岩木山スカイライン」で頂上近くまで車で行けるようですが今回は先を急ぐので「岩木山スカイライン」も行かず真っ直ぐ鰺ヶ沢方面へ行きます。




岩木山全景を撮る位置を探しながら走っている内、雲が架かって来てしまい良い写真は撮れませんでした。最も天候と時間的関係からあきらめていましたが・・・・・・



写真は「鰺ヶ沢駅」で「五能線」です。
初期の計画では弘前市から県道28号線で、岩木山方面へは行かず、直接日本海側の鰺ヶ沢へ行く予定でしたが「新青森駅」の観光案内所で県道28号線は難路で慣れない場合止めた方が良いと言う事で県道3号線経由で「鰺ヶ沢駅」迄来ました。



写真は「鰺ヶ沢駅」構内です。此所の観光案内所で「昼食」のお勧め処を聞いてから近くの海の駅「わんど」と言う所で昼食です。
又レンタカーを置いてここから「黄金崎」迄五能線で行く方法も有りますが、今回は車で「黄金崎」迄行き、また同じ道を引き返します。




「鰺ヶ沢駅」で昼食を摂った後、国道101号線西方面へ「五能線」に沿って、日本海を見ながら走ります。
写真は途中五能線「千畳敷駅」海岸で写真の様な「奇岩」が見られます。




写真は千畳敷海岸の岩畳群です。



五能線は日本海側を海岸線に沿って走っていますので、すばらしい景色を見ながら旅が出来そうで写真は「千畳敷駅」に停車している車両で、観光客が「千畳敷海岸」を見学する時間を取り15分程停車してくれるようです。(観光サービス)




更に日本海に沿って白神山地方面へ走ります。写真は「黄金崎」海岸「不老不死温泉」近くで、日本海を望む断崖の上から見る景色は見飽きない。




半島の様になった突端は公園の様になっていて近くに「風車の丘白神展望台」と言う観光施設が有りましたが、時間が無く立ち寄りは諦め「鰺ヶ沢」迄来た道を戻ります。




鰺ヶ沢まで戻り「駅」の直ぐ裏手に今日の宿泊場所が有りました。
写真は今日宿泊した「水軍の宿」と云う旅館の夕食に出た「イトウ」等の刺身盛り合わせです。
もちろん「イトウ」は養殖物ですが、初めて食べましたが非常に美味です。




写真はこの「宿」の朝食バイキング風景の一部。バイキング形式と云っても一部だけで朝食の本体はすでに各テーブルに用意されていました。




この「水軍の宿」は大きさの割に珍しく2階建ての宿で、この宿の裏手が五能線「鰺ヶ沢駅」となっていましたが朝宿を出発するまで駅の裏手で有る事に気がつきませんでした。

今日旅の日程は鰺ヶ沢から五所川原「たちねぶた会館」に立ち寄り「青森港」でゆっくりして東京に帰ります。



「宿」を出発してから国道101号線を南下します。やはり「五能線」に沿って国道が「五所川原」まで続いています。
写真は「岩木山」の姿の良い場所で車を止めてカメラを向けた序でにレンタカーごと撮った物です。



畑の真ん中に国道101号線が通り、遠くに「岩木山」が霞んでいました。
お米の穂が黄色くなり始め重く垂れ下がる様になっていました。



いよいよ「五所川原」に着きました。鰺ヶ沢から1時間程で到着しました。この写真は前回3年前に行った時に撮影した物ですが「ねぶた会館」です。写真の観光バス位置のガラス窓が開き「たちねぶた」が直接出られる様になっています。
序でにこの近くに「錦町」が有りますので、そこに立ち寄ります。ナゼッテ?・・・・・
私が作詞作曲した「旅ガラスの唄」に此所「五所川原の錦町が」出てくるのです。
(曲名をクリックするとプレーヤーが立ち上がりmp3が再生されると思います)

作詞 作曲 編曲 見城 譲
 1 旅の夜風に 追い立てられて 行は三陸海街道
流れ着いたは 五所川原
あすはいずこの 町へ行く
あ~あ今宵も 一人旅がらす

 2 いとしあの娘の 面影追って 行けば懐かし錦町
にじむ町並み さよならと
あすはいずこの 町へ行く
あ~あ今宵も 一人旅がらす

 3 ここは最はて 岬の先に ともる明かりは函館の
町に夜霧が 目に沁みる 
あすはいずこの 町へ行く
あ~あ今宵も 一人旅がらす




写真はねぶた会館に保存してある「またぎ」と云うテーマで作られた物で、3年前に実際に「山車」として町中を引き回された物です。
3年前丁度この「またぎ」を制作している現場を見学しました。




写真は昨年のテーマ「義経」で各年色々テーマと物語が有るようです。
ここのねぶた会館に3年間保存され順次更新されて行きます。




写真は今年のテーマ「復興祈願」です。今年はこの「山車」が町中を練り歩いたのでしょう。
以前見学した時は「山車」の台車に後援者として「電力会社」の名前がでかでかと書かれていましたが今年はさすがに名前は有りませんでした・・・・・・




写真はエレベーターで4階まで上がり、らせん状の周り廊下を降りてくるのですが、その途中に有る「たちねぶた」の説明の一つです。




写真はそのらせん状の階段の途中から色々撮影した物をまとめました。



五所川原を後にして「青森港」に直行します。
国道101号線を更に南下すると道は国道7号線に接続しますが「津軽自動車道浪岡五所川原道路」の一部無料区間が有りましたのでこの高速区間を使い青森市内に入ります。
写真は青森県観光物産館(アスパム)へ車を止めて「港」界隈を歩きます。真ん中の黄色く塗られた船体は「八甲田丸」青函連絡船で引退した後係留されて今は内部が見学で来るようです。




写真がその青函連絡船の旧停泊場所で鉄路がそのまんま残されています。
青函トンネルが出来るまでは物流の大動脈として活躍していたのですね~




帰りの新幹線の時間まで余裕が有るので「アスパム」の展望台まで行き青森市内を見渡す事にしました。
写真は「青森港」でヨットハーバーも一緒で停泊している船影も少なかったのですが何となく経済の沈滞を思わせます。




写真は西方向町中方面です。遠く「岩木山」は殆ど霞んでしまって見えませんでした。




写真は青森駅の線路をまたぐ歩道橋の上から青森駅ホームを撮した所で、余り人影が見えません。



写真は青森駅ですが、何となく閑散としているのが気に成ります。
新青森駅と青森駅で乗降客が二分される影響でしょうか・・・・・




青森駅から15分程で新青森に着きます。
此所でレンタカーを返却して新青森駅構内にてお土産などを購入する事にしました、と云っても買う所は此所しか無いのですが・・・・・
新青森駅は「畑の中」に忽然と出現した感じの駅で周りは畑や荒れ地ばかりでした。




写真は東京行き新幹線「はやて」で、これに乗って帰ります。19時08分東京駅着。

今回の旅は自ら計画してレンタカーを中心に計画しました。天候にも恵まれましたが何せ真夏の事で非常に暑かった!
八甲田山の山の上でも暑さは変わらず。弘前市内では町中レンタサイクルで移動しましたが暑い事暑い事。日程中、暑さで衣服が汗で汚れたりして弘前市内で衣類を急遽買い足したりしてのんびりした旅行ではのおもしろさが有りました。


















青森県「八甲田山」~「弘前」~「五所川原」を廻る。その2

2012年09月09日 | ドライブ・旅行
タイトルの写真は「弘前城天守閣」この日八甲田山「田茂萢岳」山頂で遊んだ後国道394号線ー国道102号線を辿り「弘前」に向かった。途中「津軽こけし館」に立ち寄りこけし展示館などに寄ってから「弘前」に入り。町中レンタサイクルを借りて弘前城内を見学しました。

青森県「三内丸山遺跡」~「八甲田山」~「弘前」~「五所川原」を廻る。その1 前回のBlog記事です。




写真は八甲田山、あいにく天候は晴れという物の雲の多い日だった。午前9時30分の時点でこのような雲が沢山出ていてすっきっりとした景色を見る事は無理な気配だ。
この写真は「萱野高原」を通過中に撮影しました。



写真は八甲田ロープウェー山塊駅、20分間隔で運行されていて 「田茂萢岳」山頂公園迄は10分程。
100人乗りの大きなゴンドラで、この時同じゴンドラに乗り合わせたのは20人程で団体のツアー客や登山者、一般の観光客でした。




写真は山頂公園駅近くにある案内図でご覧の様に湿原地帯を八の字型にぐるっと回るコースを選びました。
ここから八甲田山主峰「大岳」そして「酸ヶ湯」へ下るコースで4時間程で行けますが今回はパス。同じゴンドラで来た方の中に私たちと同じ世代のご夫婦が居て「大岳」迄行くようでした。



写真は湿原に生えている「青森とど松」で、ご覧の様に先端部が折れて枝が雪の重みで垂れ下がっています。こうした多くの「とど松」の先端部が折れていて冬場の厳しさが判ります。
この木の幹の直径は60cmほど有り、かなりの樹齢と思いますが何十年か何百年か判りませんが、風雪に耐えて生き延びているのですね~
冬になるとこれが「樹氷」と成り八甲田山の独特の景観を作るのですね!



写真は「田茂萢湿原」(たもやち)に付いて解説している看板です。この時期すでに高山植物の開花などは終わっていて、目立った花等は見当たりませんでした。




此所の谷地が一番大きく向こうの山は「赤倉岳」と思われます。
この湿原を廻るコースは「八甲田ゴードライン」と言い、木道上を八の字型に周回するコースで2km近くの行程は殆ど上り下りが無いのでとても楽なコースです。
その他の登山コースに「毛無岱」「下毛無岱」と言う湿原地帯があります。




写真は山頂湿原を一廻りして山頂公園駅の展望台からゴンドラを撮影した所です。
山頂駅からは起点「八甲田ロープウェー山塊駅」は見えませんでした。




八甲田山を後にして国道103号線から国道394号線に入り次に国道102号線に入った辺りで「津軽伝統工芸館」に立ち寄った。写真はその内の一つ「こけし灯籠」のお店で撮した物で、初めて見ました。又「津軽こけし館」も有ったので日本のこけしの歴史、こけしの系譜等こけしの奥深さを知りました。(有料)





次に八甲田山から十和田湖方面に向かい「奥入瀬渓谷」を回るコースも考えられますが、以前に十和田湖奥入瀬渓谷は行っていますので、今回は直接「弘前」迄行きます。

写真は「弘前城追手門」(ひろさきおおてもん)で隣にある「弘前市立観光館」でレンタサイクルを借り「弘前城」を見て回ります。




写真は「追手門」の所で外堀を渡り次に内堀に架かる「杉の大橋」です。
この橋を渡りさらに「南内門」をくぐって回り込むと漸く「天守閣」が見えて来てタイトル写真の様に見えて来ます。天守閣に行くには更に「堀」を渡り回り込んでタイトル写真の向こう側入り口に到着します。



天守閣に入場(有料)すると内部は展示館の様になっていて、写真の様な刀剣などが展示してありました。何という銘の刀かチェックは忘れましたが、見ていて飽きません。




更に天守閣最上階です。




天守閣から出て「本丸跡」を通ります。この桜が有る場所は「本丸御殿の玄関」が有った場所で、見事なしだれざくらが有りました。




写真は「本丸跡」を通り「北の郭」から「西の壕」と内堀の間に有る「桜のトンネル」です。
城内は至る所に「桜の木」が有り、この「桜のトンネル」のトンネルも季節には人の波でごった返す事と思います。




写真は「西の郭」の壕に咲いていた「蓮」で未だ蕾みも沢山有り関東地方では終わりに近い蓮の花ですが此所は未だ見頃でした。
この日も気温が高く暑い日で日差しの中、自転車を漕いで居ると汗がしたたり落ちてきます。この後弘前の町中を少し廻りましたがあまりにも暑いので早々に引き上げ観光会館の中で涼む事にしました。
本日の日程はこれで終了。これから弘前から程近い「大鰐温泉」に宿泊します。




写真は宿泊した「大鰐温泉」の宿から翌朝早朝にから窓から撮影した物です。
町中を流れる「平川」と言う河川の側に立つ宿から上流に川霧が立ちこめなかなか風情がありましたが宿の窓からだけでは良い写真が撮れませんでした。良い写真を撮ろうと思ったら無精してはいけませんね!














青森県「三内丸山遺跡」~「八甲田山」~「弘前」~「五所川原」を廻る。その1

2012年09月03日 | ドライブ・旅行
タイトルの写真は「新青森駅」の改札口を出て少し歩いた所に有った。
観光を主眼にした地方都市に行くとこうした「県」を上げての力の入れ方が伝わって来る、青森と言えば原発関連が真っ先に頭に浮かぶ。ここ新青森駅も開業して間もないせいか、駅周辺は未だ閑散としていて人家や施設が少ない。買い物や食堂は駅構内だけのようだ。



まず新青森駅でレンタカーを借りて「三内丸山遺跡」に向かった。
写真はその入り口で新青森駅から車で10分程の所に有り、小高い丘の様な地形となっていて、遺跡発見のきっかけはここに大規模な「野球場と関連施設」を作る予定だったそうで、その建設途中で遺跡が有る事が判り結果的に「野球場と関連施設」の建設は中止と成った様です。



ウィークデーなので館内は閑散としていて此所で「新青森駅」で買い求めた「お弁当」を食べる事にした。




写真は遺跡群の中「竪穴住居」(復元)で「三内丸山遺跡」全体の面積は東京ドーム7個分程の広さがあるそうで、現在でも遺跡の発掘調査が行われている。




写真は復元された「櫓?」でロシアから栗の大木を取り寄せて組み立てたそうだ。
直径1m程の栗の木6本を使って高さは23m程、しかし何に使用したかなど詳しい事は一切不明で現代人が勝手に想像して復元しただけの様です。
奥に写っているドーム状の建物の中はこの櫓の遺構で柱の残骸を見る事が出来る。又この右手の方には子供のお墓と思える場所でトレンチ調査の後そのまんまの形で保存されています。



写真は館内に在る発掘物の展示館でトレンチ調査の後です。所々に出っ張っているのが縄文土器などのかけらです。展示館に戻る前に現在の発掘調査現場を見学する事が出来、この日も数名の方が発掘に携わっていました。



その他の展示物を幾つかまとめました。
左上の写真は「縄文のポシェット」と言われる物で大きさは20cm四方位の大きさで小さい物です。その他は土器や矢尻などです。




写真は大規模な集会所と思われる施設を再現した物で、粗末な個人の竪穴住居と違い大きく立派で頑丈そうな作りで共同体の重要施設なのだろう。




写真は「青い森鉄道」浅虫温泉駅。「三内丸山遺跡」をゆっくり見学した後、次に今日の宿「浅虫温泉」へ向かった。浅虫温泉は陸奥湾に突き出た「夏泊半島」の付け根辺りに位置する。
「三内丸山遺跡」から国道7号線および国道4号線を南下して行く。




この「青い森鉄道」浅虫温泉駅は駅前に足湯もあった。電車の本数も多く貨物列車も結構頻繁に通っていた。



写真は「浅虫温泉駅」全景で写真右奥に無料で足湯に浸かれる。
左手の階段を上り、横断歩道橋を渡ると海岸で陸奥湾の夕日を眺める事が出来た。




これがその足湯の写真、この写真は翌朝撮影した物ですが。閑散としていて少し寂しい。
奥に写っている大きなビルの手前の白い建物が宿泊したホテル。




近くに「海釣り公園」等があるが、人が余り居無い。写真はヨットハーバーらしいがヨットが見当たらない!この時も海岸の人影は私たちだけだった!




時間的に夕日には少し早かったが夕方の海を撮ってみた。
今日はここで泊まり、明日は「八甲田山」に行く、今回は登山では無く観光でロープウェーで山頂まで行き山頂の湿原地帯を1時間程歩くコースだ。

この日青森地方も気温30数度で非常に暑かった。