J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

奥多摩「高水三山」ハイキング

2012年01月31日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「岩茸石山」山頂から都心方向スカイツリーを200mmの望遠レ
ンズで撮したものですが午後1時近かったので霞んで仕舞っていますが何とか
写っているようです。
手前の山は「高水山」で山頂からの展望は余り良くないので「岩茸石山」から
撮影。



何十年ぶりかで冬の青梅線に乗りましたが電車は新型と成り冬場電車のドアー
の開閉も昔の様に自分で重いドアーを開けるのでは無く押しボタン式で楽にな
ったものです。私の知っている電車は焦げ茶色の旧式の車両が現役で走ってい
る時代でした。



9:50分「軍畑駅」から登山開始。三十数年前一度「高水三山」を登った事が有ります
が此所の駅その物の雰囲気は大きく変わっていないようです。



軍畑駅から舗装された村の道(旧鎌倉街道)を40分近く歩きます。その中間辺
りに出て来たY字路に掛かる平溝橋を左に入り平溝川に沿って登って行く、緩
やかな登りなので暑く成って来た。



40分近く歩いて漸く砂防ダムの脇から登山道になる、写真の奥がそうですが此
所までアスファルトとコンクリの道で昔と随分変わっていたました。標準タイ
ムの倍近く時間が掛かっています、どうも登山靴での平地歩きは苦手でスニー
カーと勝手が違う!(登山靴での舗装道路や林道歩きが一番苦手です)




登山道入り口の案内表示版から15分程で稜線が見える所まで来ました。この辺
りまで来ると杉林から抜けて登山道は明るくなります。しかし「雪」が多くな
り次第に歩きにくくなりますが此の時点では軽アイゼンは未だ装着しませんで
した。



稜線へ出たら分岐表示に従って右に15分程進むと先程の杉の伐採跡からの見晴
らしが良い。稜線となるが又杉木立の中を歩く様になる。



30分も歩くと「常福院」へ出る。写真の右方向へ50m程行くと「常福院」山
門の階段となる。その凍り付いた階段を滑らない様に手すりにつかまり登る。



階段を登るとそこは、写真「常福院山門」奥に本堂が見える。此所には庫裏と
鐘楼も在りましたが人の気配が無く庫裏を覗く訳にも行かないので本堂の脇を
通り登山道へ向かいます。



やがて程なく「高水山山頂」に着きます。意外と見晴らしが悪く富士山なども
見えた様ですが写真を撮る気にもなれず少しの休憩で先に進みます。登山口か
らこの辺までは標準タイムより早めに推移して居ます。積雪の影響も殆どあり
ません。



「高水山山頂」からは起伏が少無くなるので防寒に脱いでいたセーターを着て
更に先に向かって歩きます。気温は氷点下2から3度ぐらいでしょうか?
山頂から少し下り気味に歩くと写真の様な平坦で、夏場ならプロムナードコー
スと言った所ですが積雪が結構有りますが踏み後がハッキリ着いている為歩き
安く、歩く上で何の不安も無いのですが、この先下りでアイゼンを使用する事
にしました。



割と小さな上り下りを繰り返しますが、この辺りからは北側の展望も開けます
夏場は期待出来そうも無いのですが・・・・・写真は遠く奥秩父上州の山並み
と思います。



軽アイゼンの威力を確認しながら歩行スピードが上がり漸く「岩茸石山」山頂
に到着しました。丁度カップルの方が居ましたので記念写真の撮影をお願いしました。
此所で遅めの昼食にします。此所でタイトルのスカイツリーの写真を撮りました。写真の後方の山は「川苔山」と思います。



山頂から「棒ノ嶺」の尾根筋を撮影した所です。
此所から「棒の折れ山」へ行くには、一端下って更に写真の場所まで登り返す
ので疲れそう~~~



前出のカップルが去った後、たった一人山頂で昼食タイム!
本日のメニューは鍋焼きうどん!!
これは旨かった!!
寒い所で温かい食べ物は何にも替えがたい大事なものですね・・・・・・



さて昼食が終わったら余り長居も出来ません、寒気が迫ってきます。結局山頂
到着から撤収して「惣岳山」へ向かうまで40分近く経ってしまいました。
写真は「岩茸石山山頂」から下った所を振り返り撮影した所です。
この様な岩場で凍っていますのでアイゼンが在れば安心です。



それでも割と平坦な登山道は南側の展望も良く写真の様に都心方向が撮影出来
ました。



雪の積もった登山道を行くとやがて「惣岳山」に近づき写真の様な小さな岩場
を登ります。



岩場を登って少し行くとやがて「惣岳山山頂」です。
此所の山頂の展望は全く期待出来ず、金網で囲われた「渭神社奥社」(せいいじ
んじゃ)が在るだけで他に何も無く小型三脚を使い、山頂到達の記念写真を撮ってそそく
さと下山に掛かります。



「惣岳山山頂」からは下山モードになります。しばらく下ると写真の様に渭
神社祠の水場に出ました「御岳」側から登ると此所が丁度良い水場になります
が、この時は完全に「水」の流れが止まっていました。




渭神社から5分程下った所まで来たら杉林の下の方でバキバキという音がし
たので10mほど下に「カモシカ」が此方をジッと見ていました。
お互いににらめっこ状態で、私は静かにカメラを構えシャッターを切りました
が林の中で暗く写真がブレるのでは無いかと思いましたが意外とシッカリ写っ
ていました。カモシカは私の姿が見えなくなるまで写真の状態で私を警戒して
いました。(2月1日追加修正)




やがて登山道は終わり村道になります。写真は登山道から出て、村の舗装道路
を沢井駅に向けて歩いて居る時に、此村は「ゆず」の産地と言う事を思い起こし
ました。



写真は「沢井駅」。此の手前の「御岳駅」に下る道も有りましたが沢井駅方向
に下る方が楽と? と思えたので此方にしました。
15:05分発の電車にタッチの差で間に合わず、次の15:31発の列車を待ちます。



15:31発の青梅行きの電車に乗り青梅で立川行きに乗り継ぎ結局「温泉」の在る
「河辺」駅で降り。温泉に入ります。
此の温泉。。。 ビルの五階に在り「梅の湯」と言います。
此所で温泉に入り今日の疲れを取ります。
今回は電車ですので「お酒」も飲めるのです・・・・・・・・・

館内を一巡りしてお食事処に入り軽く一杯やりながら本日日程の終了でした。
これぞ至福の時!!



山梨県山中湖村「石割山」を登る

2012年01月11日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は山中湖周遊道路(通称マリモ通り)から撮影した物です。
当日山中湖に到着時雲が多く富士山が見える内に撮っておこうと言う事で撮影しましたが、此の写真は可成りRAW現像の時修正を加えてあります。実際には曇り空に近くもっと白っぽい景色でした。



石割神社の駐車場に到着したのは10:10分頃で、丁度「自衛隊」の訓練の様な感じで多くの隊員が石割山目指して登る所でした。総計で200人以上になると思いますが50人程の隊に分かれて各隊列毎に無線機で連絡を取りながら登って行きました。
その合間に私が登り始め、10分後程で次の後から来た隊列に追い付かれました。
写真では小さいので判りませんが可成り急な階段で一番上で階段が右に折れ曲がり更に続きます。



写真は階段途中で次々に来る自衛隊の隊列をやり過ごした後少しで階段の終点でした、403段在るそうでコース最初なので可成りキツく感じます。
階段が終わった後、登山道は割と緩やかな登りと成り登山道らしくなります。



写真は頂上近くで割れた石を祭ってある所で、手前にご神木の「桂の木」が有りその奥に神社と割れ目の大きな「岩」と建物が鎮座しています。
岩の割れ目は大人一人が通れる程の隙間で此の「岩」の周りを三回廻ると御利益が在るとか・・・・・・



やがて「石割神社」を過ぎると見晴らしも良くなり「山中湖」が見えて来ます。
天気が良ければ写真真ん中辺りに「富士山」がデデデン!と大きく見えるのですが生憎、曇っていて富士山だけが隠れています。



あっけない程簡単に山頂(1,413m)でした。駐車場からキッカリ1時間でした。
山頂は最後に追い越した(2隊に追い越された)自衛隊隊員が一杯で、必要な写真を撮り直ぐに先を急ぎます。



写真は「石割山山頂」からほんの少し下った所から「大平山」方面を撮影した所ですが、此の下りが非常に滑りやすく写真では勾配が判らないのですが可成り急です。
滑って転ばないように右側の鉄フェンスに捕まって降ります。



石割山から一気に下り、平坦になると其処は「平尾山」と平野方面へ降りる分岐へ出る。此の分岐にも自衛隊の見張り隊員が居て彼らは此所で平野方面に降りる様だ。
私はこの先5分程行った「平尾山」(確か1,300m以上)で休憩を取る事にした。
写真の真ん中に写っている山は「大平山」(1,295m)で天候が良ければ歩くのも良さそうです。しかし今回は富士山が全く隠れていて、それに写真では判りづらいのですが、写真真ん中左手に別荘地が見えます此の稜線沿いまで住宅が迫っています。
此の光景を見たら興ざめして仕舞い此所から引き返す事にしました。



平尾山でしばらく休憩した後又戻り平野方面へ降ります。此所で先程居た自衛隊の見張り隊員が未だ居て、その時最後の隊列が降りて来て見張り隊員と合流して一緒に降りて行きました、私もその後直ぐについて行きましたが、何でも見張り隊員の方は5時間程そこに居たようです(立聞きしました)早朝からご苦労様です・・・・・・



その時の写真で、私がしんがりとなりました。



やがて道は平野へ直接降りる道と駐車場方面へ降りる道へ分かれます。
写真は真っ直ぐ行くと駐車場方面で可成り急な下りです。


    
道は杉林の可成り急な下り道と成り、やがて沢が見えて来たら駐車場は直ぐです。

未だ自衛隊の車両がいましたが、先程平野方面へ下った一隊が最後なので無線連絡があったらしく全部の車両が駐車場から撤退して行きました。



写真は「石割の湯」です。駐車場から直線距離にして数百メートルほど離れた所に有ります。此所から一端国道413号線(通称道志道)へ出て数百メートル先を左に入ります。
入浴料は県外者の為700円地元の人は250円・・・・・チョット差が在りすぎ!



先程少し書きましたが、「平尾山」と「大平山」の鞍部付近稜線近くまで「別荘地」と成って居ますが、その様子を字幕入りの写真にしました。
下から見ても別荘地が上まで延びて車でも上がれます。観光化された街の現実の姿ですが余り見たくない光景です。
登山道は此の稜線伝いに続いて居ます。この辺りからは富士山が視界目一杯広がり迫力満点ですが、今回の様に全く見えない場合は余り面白くは無いです。。。。。。。

そんな訳で現地を後にして帰路に着いたのは13時程、東京までゆっくり帰る事にします。