J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

東京奥多摩「大岳山」を登る

2015年07月27日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は大岳山「奥の院コース」鍋割山(1084m)少し手前の稜線から撮った物で、中央の高い山が「大岳山」。遙か向こうだがこれから山頂へ向けて暑い中そしてアップダウンを繰り返しながら行く。今回の山行は某SNSのイベントでTさん恒例の「大岳山」ハイキング、今年7回目となる「大岳山」ハイキングに便乗させて頂いた。約3年ぶり、今回はS女史も同行して3名での山行となった。


大岳山の地図で赤い線が登り、青い線が下りコースです。共にスタート/ゴールは御岳山ケーブル山頂駅です。


写真は御岳駅、ホリデー快速奥多摩1号は8:07分着、この駅で可成りの人が降りたが10分もすると殆ど人が居なくなりました。


次の電車は各駅停車8:27分着。それまで駅前でジッと待ちますが各自時間通りに集合、即バス停に向う、が丁度出た直後だったが流石シーズン中土曜日、すぐ臨時バスが出てケーブルの駅滝本駅へ、そこから御岳平までケーブルカーに乗る。


御岳平で「レンゲショウマ」が咲き始めたという情報を貰い急遽予定に無かった、御岳山頂経由で大岳山に向かう事にしました。写真はピンぼけで申し訳ありませんが「レンゲショウマ」の花です。


レンゲショウマを見た後「安産神社」にお参りします。私は無信心の為、ただボーッとS女史(独身)がさい銭を上げ手を合わせているのを見守るだけでした。。。。。。。。!


安産神社の脇に一株だけレンゲショウマが咲いていました。まだ蕾が多いのですが日当たりが良く花が良く開花していました。


写真はレンゲショウマを見た後御岳山神社方面へ進路を取ります。ケーブルの山頂駅からアスファルトの道を歩くのと違い、こちらは普通の山道です。


やがて御岳の宿坊街に入りアスファルトの道へ出ると「神代ケヤキ」に出逢います。



「神代ケヤキ」前の急坂を通り過ぎ土産物街に入ります。そこで余りの暑さに「ラムネ」を飲みました。
この後大岳山登山道に入り長尾茶屋に立ち寄ります。


長尾茶屋の管理人川崎氏にTさんがご挨拶してから、今回は「奥の院」経由で大岳山に向かいます。写真は奥の院への登り初め。


写真は奥の院の裏手で稜線に出た所。ここでしばし休憩。非常に暑くこまめに水分補給を心掛ける。


更に稜線上を進むと写真の様に大岳山が見えてくる。中央の一番高い山、う~ん!遙か向こうだ・・・・・・(タイトルの写真)


アップダウンの道を行くと写真の様な岩場が時折出てくる。写真は振り向いて撮影した。



やがて鍋割山ピーク(1084m)に到着する。



稜線を歩くので、時折風の通り道に出ると気持ちが良い。



鍋割山はトラバースルートがあり、写真は鍋割山を下りトラバースルートの合流点で振り向いて撮影しました。


更に緩やかに下ります



やがて芥場峠(あくばとうげ)付近でロックガーデン方面からの道と合流します。



更に25分程歩くと大岳山への本格的な登りになります。



更に10分程歩くと大岳山荘です。写真はヘリポートから撮った物ですが、ガスって富士山などは全く見えません。ここでトイレタイムと休憩です。


写真は大岳神社。S女史はここでも手を合わせ祈ります・・・・・
ここから鳥居をくぐると急登が始まります。結構な岩場でこのコース上一番きつい所、20分程の辛抱で山頂へ到着する。


やがて大岳山山頂(1266.5m)へ到着。ここで昼食、大休止です。土曜日なので山頂は大勢の人が居ます。残念ながら富士山は見えません、昼食の後集合写真など撮ってから下山します。


山頂で30分程休憩の後芥場峠迄、登りと同じ道を戻ります。
写真はTさんのいつもの日課で此処を通過する時に必ずこの「山火事予防」の看板の掃除をします。


さらに15分程下れば平坦な道に出て「水場」も近い。Tさんお気に入りの場所。



写真は「タマアジサイ」ここら辺りに沢山群生しています。



水場でヒートアップした頭などを冷やし休憩します。ここまで来れば「長尾茶屋」はもうすぐです。


やっと「長尾茶屋」に到着です。先ずは冷えた「ビール」とT氏はコーヒーワインでお疲れ様の乾杯!(2015/08/17修正)
ここで1時間程ゆっくりします。管理人の川崎氏の差し入れのカマンベールチーズなどをつまみにして結局ビールにワイン等を飲みながら・・・・・・・


ほろ酔い加減でケーブルカーで滝本駅へ・・・・・この後、青梅線「河辺」駅で温泉「梅の湯」に入ります。


そして温泉でサッパリした所で「とんでん」へ移動、本格的な反省会の始まりです。
ここでのビールも又、最高に美味しい!

結局二時間ほど飲食してから解散となりました。
今回は熱中症の心配をしながらの山行でしたが、何とか持ちこたえました。

福島県「西吾妻山周回コース」を歩く

2015年07月07日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「中大巓」(なかだいてん)分岐から「西吾妻山」方面を撮った所、未だ残雪がありこの先少しで「大凹の水場」(おおくぼ)が有る。

今回某SNSの山関連コミュのメンバーからの急な誘いで先々週「裏磐梯五色沼トレッキング」に行ったばかりですが、今回「西吾妻山周回コース」ハイキングに参加する事になりました。
この時期天候が判らずイベントとして立てられないとの事だった。S女史をリーダーとして他男3人計4人と車一台で出発。梅雨時の日曜日早朝午前3時頃の道路事情はすこぶる快適だ。今回全員交代で運転をするというので車を降りる迄、行き帰りともお酒は無し!・・・・


写真の地図は今回歩いた「西吾妻山周回コース」の概要、各色の矢印線で書き込みを入れました。
今回ロープウェー・リフト乗車券は国の事業「地方創生事業」の一環で税金の使途を各自治体の判断により観光事業の活性化と言う形で補助金割引になったようです。通常\3,500の所\2,000で温泉入浴も実質無料という特典の恩恵にも預かった。しかしこの様な国の税金ばらまきで日本経済が活性化するとは思えないが・・・・


写真は天元台高原ロープウェー乗り場「湯元駅」午前7:30分頃到着しましたが、既に駐車場は可成りの車がいました。
出発時東京は結構な雨降りで現地へ行っても好天を期待するのは無理そんな中でもこれだけの車がいる事に多少驚きました。



ロ-プウェーを降りて今度はリフトに乗り替え、それも3本のリフトを乗り継ぐそれに遅い!



写真は最後のリフトを降りた所、この時間リフトに乗車したのは我々4人だけで他には見当たりませんでした。
登山の準備を整え写真中央の道を先頭からH氏、S女史、私、しんがりをN氏と並んで歩き出す。


登山道を歩き出すと、すぐ「人形石」と「かもしか展望台」への分岐標識が出てくる、左9時方向が「人形石」、私達は直進で「かもしか展望台」へ行き、帰りに「人形石」ルートで下山します。


写真は「ショウジョウバカマ」、既にリフトを降りた所から「高山植物」が沢山咲いている。



写真は「サンカヨウ」葉がハリブキに似ている。



写真は「マイズルソウ」では無いかと思いますが、調べましたが正確な事は判りません。



写真は「ゴゼンタチバナ」この花の名前を何回聴いても覚えられず、記憶力の無さに情けなくなりました。
鶏は「三歩歩くと今覚えた事を忘れるという」私の頭も鶏並だ!・・・・・と自問自答しながら登山道を歩く。


写真は「コケモモ」秋になり赤く熟した実は甘く美味しい。



写真は漸く森林限界を超え周囲が見えるように成って来た。しかし雨は降らない物の遠景は雲に隠れて絶景を見る事は出来無い。


写真の植物名は調べましたが種類不詳、コケモモのようなそうで無いような?それともウツギの仲間か?


写真は「コバイケイソウの花」コバイケイソウが大群落を作っていて開花している個体が沢山、白い花はクローズアップで見ると綺麗だ!


写真は「コイワカガミ」、この花も大きな群落を作っていた。



写真は「ワタスゲ」この花も綿帽子をまとった姿が真っ盛り。



写真は湿地帯の木道、カモシカ展望台方面と人形石の分岐。


湿地帯の木道を少し下ると「カモシカ展望台」が見えてくる。



写真は「イワイチョウの花」花の大きさは1.5~2cm葉が丸く銀杏の葉に似ている事からこの名が付いたようです。


カモシカ展望台方面と人形石の分岐から10分程行くと残雪の上を歩く様に成る。



アイゼンが無くても気を付けて歩けば問題ない。



写真は「ヒナザクラ」、この花の名前も中々覚えられなかった!う~ん・・・・チキンヘッド!



「大凹」(おおくぼ)の水場、この場所は昭文社の地図に載っています。冷たく美味しい水でした。


割と緩やかな道が多いのですが、写真の様な岩だらけの道も結構有り、特に大きな岩の道は非常に歩きにくい。下りは特に注意が必要。


池塘とお花畑が沢山出てくる。特にチングルマの群落が綺麗だ。



「大凹」の水場から40分程歩くと「梵天岩」が見えてくる。



写真は「ミヤマリンドウ」。



漸く「梵天岩」に到着。



「梵天岩」から右回りで「西吾妻山」山頂へ行く。写真は「西吾妻山」山頂(2,035m)。



次の天狗岩付近は広く割と平坦な岩場ですが非常に歩きにくい。ここの端に「吾妻神社」の大きな祠が有り、本日ここで「餅引き」と言う神事が有る。正確には「西吾妻神社夏山安全祈願祭」の行事で(天元台高原とのジョイント・イベント見たいです)悪天候で開催日がずれ込みこの日に成った模様です。
写真に写っている山伏装束の「お坊さん」一行がこれから神事?お祭り?の準備をするという。11時過ぎからと言うので私達は未だそれまで時間が有る為「西吾妻山」山頂 へ行き「西吾妻小屋」経由で又ここへ戻る事にしました。


「西吾妻山」山頂は木立の中全く見通しの効かない所で 証拠写真を撮った後すぐに下山する事にしました。


写真は「吾妻小屋」。確認していませんが避難小屋のようです。



前出の様に「天狗岩」の「吾妻神社」に戻ると既に「餅引き祭り」は始まっていて無信心の私ですが神事に加わる事にしました。
この祭り?と言うか神事?は、前出の「お坊さん」が「吾妻神社」で「般若心経」を唱えました。聴いていてビックリ!最初はこの「山伏装束の人」宮司と思っていましたが「お坊さん」で「祝詞(のりと)」では無く読経「般若心経」です。普通「般若心経」はお寺でお経を上げるのですが神社でお経とは、、、、、神仏混淆(しんぶつこんこう)と八百万の神、実に日本的な事情に依るもので興味深い事でした。
私もお賽銭を上げ御守り札と吾妻神社参拝登山の証というカードを頂き。「餅引き」をおこない御神酒を少し頂きました。「餅引き」祭りとはお坊さんが大きめの丸いお餅(柔らかく「すあま」みたいでした)を持ち、それを各出席者自が指で「引きちぎり」食べるという行事です。
「餅引き」祭りに出席の方を含め広い「天狗岩」付近に一般登山客等100人程居たと思います。
そこで私達は長めの昼食タイムを取りそれから下山します。


「吾妻神社」付近で昼食休憩した後戻りますが登りの時ガスっていて、それも広い場所なので気が付かなかったのですが「吾妻山高度指導標」が有りました。この付近はガスッた時道迷いに気を付けたい。


「梵天岩」から戻り道「中大巓」(なかだいてん)分岐 から今度は「人形石」方面へ進路を取りリフト乗り場へ戻ります。途中ホンの少し雨に降られましたが大した事も無く3本のリフトを乗り継いでロープウェーに乗ります。リフトに乗っている時結構気温が低く寒く成りました。

天元台に戻り地元の「白布温泉」へ入ります。駐車場からホンの5分程温泉街の外れにあった旅館の温泉に入りましたが、熱めの温泉で非常に気持ちよく、今日の疲れが飛ぶような感じでした。
この後一路東京へ向けて磐越道~東北道~首都高と全く渋滞無しで帰れました。
車の所有者のS女史に京王線某駅で男3人降ろして貰いS女史には申し訳ないが「養老の滝」でプチ反省会で軽く飲み解散となりました。