J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「フォーミュラー・カー」

2006年10月05日 | 修理・制作(工作)
下の「掛川城」のBlogで少し触れましたが袋井市愛野
にある、「小笠山総合運動公園」(エコパ)で「全日本学
生フォーミュラー大会」(もの作り・デザインコンペディ
ション)が在り、我が息子の大学も参加して居たので見
学をしたのです。

今年で4回目となり、外国の参加チームを含め54大学
チームが参加する大規模な物に成っています。
NHK-TV等で行われる、ロボコン(ロボットコンテスト)
の自動車版と行った所でしょうか。 未だ4回目という事
も在り、世間ではメジャーとは成って居ない様ですが回を
重ねて行けば、知名度も上がって行くと思います。

この大会は当日のイベントだけでなく、それ以前から競技
は開始されていて、車の加速、ハンドリング、耐久性、走
行性能、更に車両コンセプト、設計、製造、コスト、プレゼ
ンテーション等も審査の対象になっている。
「モノ作りの総合力」試される場となっています、1年という
短い間に設計から製造、実際にCADで設計しフレームを
溶接したり、技術を習得しながら進めて行く、技術の習得と
云う物は1年ぐらいの短期間では難しいが、それでも学生
達は写真の様な立派な「自動車」を作ってしまう。
日頃「普通の学校」は理論ばかり教えて、頭でっかちの人間
を作るが、こうした実践的な理論と技術の総合的な「場」は貴
重だ。
一台の「自動車」をゼロからスタートさせて作り上げるのは並
大抵の事ではない、夏休みも毎日の様に学校で徹夜しなが
ら製作に没頭する姿は、技術者魂の原点だ。
来春には社会人に成るが、親心として此の技術者魂の原点
を何時までも、忘れずに持ち続けて欲しいと願わずには居ら
れない。
自分の息子を含めて、学生達に賞賛の拍手を送りたい。