J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

山梨県「茅ヶ岳」登山。深田久弥終焉の地を訪ねる

2012年05月25日 | ハイキング・山登り
予てよりmixiで知り合ったマイミクY君と待ち合わせで5月23日6:30分、環八上野毛駅近くで合流して、一路中央高速道に入り韮崎インターに向けて出発した。

天候の良い日を選んでの行動ですが前の「週」までは雨の予報で諦めていたのですが、急遽好天との予報で前々日に行く事に相談がまとまりこの日を迎えたのでした。
前の日の真夜中まで雨が降っていたので、出発時は未だ雲が多く現地の登山道の状況も多少心配でしたが天候の急回復で現地に到着時、スッキリした青空が見えました。

タイトルの写真は「茅ヶ岳」を過ぎて「金ヶ岳」山頂から南アルプス「甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰、仙丈ヶ岳」を望遠レンズで撮影したものです。(露出、等修正有り)



深田公園の駐車場にはすでに10台ほど駐車していましたが、私達は登山時間を短縮する為、更に奥の林道へ入り深田公園から歩き始めて20分程の所の駐車スペースに車を止めました。
写真はそこから「女岩」に向かう登山道を5分程入った所です。




割と緩やかに登って行き「女岩」と言われる場所へ着きます、其処を回り込む辺りから急登になります。
30分程すると稜線らしき雰囲気となり、やがて稜線上を9時方向へ行きます。
写真で休んでいる方達は別グループで私達とほぼ同じペースで登って行きます。



稜線へ出てしばらく登ると「深田久弥終焉の地」と言う「碑」が有りました。
この場所の写真は「日本百名山」をご存じの方なら見飽きる程見ていると思いますが、あえて深田久弥氏に敬意を表し載せました。



更に稜線の見晴らしは良くなり時折北方面に奥秩父の山並みが見えます。写真中央のとんがり山は「金峰山」で右方向の切れ込みが「大弛峠」その右が「国師ヶ岳」更に右は雲に隠れていますが「甲武信岳」が見えるはずです。左端は「瑞牆山」です。



稜線へ出て1,700m付近まで来るとチラホラと写真の様な「イワカガミ」が咲いていました。



いよいよ「茅ヶ岳」の山頂です。
好天に恵まれ「南アルプス」がよく見えます。ほぼ360度の好展望です。



南東方面には大きく富士山が見えました。この時期の富士山は雪解けが一段と進み中々美しい山容です。



更に北西方向に遠く「北アルプスや乗鞍岳」が見えます。



南東方向に富士山が有りますが200mmの望遠レンズで狙うとこんな感じになります。
此所で記念写真を撮ります。同じペースで登って来た2グループが居てその内のお一方にお願いして記念写真です。



当初は時間を見ながら「茅ヶ岳」迄で下山しようと考えて居ましたが11時過ぎに山頂に着いたので後一時間で「金ヶ岳」迄行けます。この際せっかくなので、それに時間的にも昼食に丁度の時間に到着するので「金ヶ岳」まで行く事にしました。
写真は「茅ヶ岳」山頂直下から「金ヶ岳」方面を撮った所で左手奥が「金ヶ岳」です。
このコースは途中にピークが幾つか出て来て山頂の表示もあやふやで頼りなく、「金ヶ岳」山頂と言う表示が見えるまで歩かないと、何処が本当の山頂か判断に迷います。



「茅ヶ岳」から急な下りで一気に鞍部まで降ります。あ~ぁせっかく登ったのに・・・・・・
「金ヶ岳」迄はこうした岩場混じりのアップダウンを3回ぐらい繰り返します。結構キツイ!!



しかし振り返って見れば「茅ヶ岳」の後方に富士山が控えて素晴らしい景色です。
後半になると同行したY君もさすがに若さでペースは快調です。私は少しへたれて来ました。



ほぼコースタイム通り1時間で山頂です。「茅ヶ岳」の標高が1,703mに対して「金ヶ岳」は1.764mで
「金ヶ岳」山頂から「茅ヶ岳」を見ると下に見えます。
「金ヶ岳」からの展望は写真の様に北方方面が雑木でやや見晴らしが悪いのですが南、西、東と展望が開けています。



写真はまるで「銭湯」に出てくる富士山の「絵」といった感じで、松に富士、これで海や川が写っていれば完璧に銭湯の絵かも・・・・・・・



前出の様に「金ヶ岳」山頂から「茅ヶ岳」を見るとこんな感じに見えます。
さて此所で昼食です。「茅ヶ岳」山頂で一緒になったグループの方達も私達に釣られるように到着でした、、、、、すでに他のグループは「茅ヶ岳」で昼食にして居たようで、此所へは私達が先行しました。

しばし皆さんとあの山はどうだ、こーだと雑談に花が咲き同世代の気楽さでした。Y君は少しついて行けなかったかな?・・・・・・自分の息子より若いのだもの・・・・・・
帰り頃に老夫婦が到着して。話を聞くと「黒富士」へ登った後此方へ又登った。との事6時間掛かったとの事ですが、これから又車の有る「観音峠」へ降りるのにも2時間程掛かります。ウ~ン負けた!



写真は此所へ到着するまでに「ミツバツツジ」「アカヤシオ」が花盛りで、まだ開かない蕾の物が沢山有りました。



写真は「金ヶ岳」山頂から撮った「鳳凰三山」です。タイトルの「甲斐駒ヶ岳」も同じです。
この日午後から雲が上がって来て遠くの山々が見えるように成って来ました。
写真中央右のとんがり山は「地蔵岳」その間に僅かに見えるのが日本で2番目に高い「北岳」その左手前が「観音岳」そして「薬師岳」と思います。此所から見える角度から「間ノ岳」「農鳥岳」は微かに・・・・という感じでしょうか(左手方向)?



上の写真より更に左手方向の写真で、よく見ると「塩見岳」や「赤石岳」「聖岳」辺りが写っていそうな雰囲気です。



山頂を後にして帰路に着き、ピークからカメラを北西方向へ向けると「八ヶ岳」の雲が取れて来て全体を見る事が出来るようになりました。
写真は八ヶ岳と金ヶ岳です。



ついでに「金峰山」も望遠レンズで撮りました。
今年の夏は是非制覇したいと思って居ます。



「金ヶ岳」山頂から「茅ヶ岳」へ向けて同じルートを戻りますが、そこから先は往路と違い、帰りに同じ道を歩くのはなるべく避けたいので「千本桜」コースを取ります。
「茅ヶ岳」からのコースは尾根ルートを降ります。(登りは谷筋でした)
頂上直下から「千本桜」方面へ行き、急な尾根ルートを降ります。
幾つか分岐を通り長い尾根をだらだらと下ります。
写真は早く駐車場に降りないかな~・・・・・と言う「希望的観測」が支配し始めた頃にようやく終着点が見えた写真です。(非常に安堵、安堵!)
「深田公園駐車場」迄は更に此所から15分程緩やかな下りを歩く事に成りますが・・・・・・



写真は上の写真から更に数分歩いた所に駐車した場所から「降り口」を撮った所です。
「茅ヶ岳」からの下り道は一方的に下るだけで丹沢「塔が岳」の馬鹿尾根を下るようなもので結構ダレて来ます。

この後、今回は「百楽泉」と言う地元韮崎の温泉に立ち寄ります。
この温泉、感じとして全く地元の方の「銭湯」と言った感じで、畑のど真ん中に忽然と出来た温泉の趣です。

残念な事に「露天風呂」が有りません、これで露天風呂が有り、そこから南アルプスの山々を眺めながら天然温泉に浸かったら最高ですね~!









奥多摩「本仁田山」登山

2012年05月13日 | ハイキング・山登り
此の所奥多摩方面の山ばかりのBlogの記事になっていますが、ツアー旅行も良いかもと思いつつ・・・・
タイトルの写真は「六石山と鷹ノ巣山」奥多摩駅から村の道を50分程歩き、安寺沢の取り付きの急登から歩き始めて1時間程登った所で、一時的に展望が開けた場所で撮ったものです。
この日は土曜日で中央線「ホリデー快速1号」に乗り、9:15に奥多摩駅着、三鷹で電車に乗る時すでに混んでいて殆ど立ちっぱなしでした。普段ウイークディーが殆どの山行なので、さすが土曜日は混雑していると思いました。



写真は奥多摩駅から歩き始め「日原川」に架かる橋の上から「奥多摩駅」方面を撮った所で、写真左の建物が奥多摩駅関連の建物です。



再び「日原川」を渡り返す橋から、河原の「マス釣り場」で、すでに大勢の釣り客がいました。
新緑シーズンの土曜日で出足も早い。



道は、舗装道路「日原川」に沿って「安寺沢」迄行きます。「安寺沢」の取り付き迄はこんな感じの村落の道を50分程歩きます。



道標には奥多摩駅2.3キロと書いて在りますが緩やかな登で足慣らしには程良いかも知れません。
登山道は此所から本格的な山道に成り急登になります、尾根筋を登りますが道はジグザグに付いているので前回の「御前山」の様な胸突き八丁の登りでは無く幾らか楽な感じです。



道は殆ど杉林の中ですが手を入れた山林は割と明るく、急斜面ですが斜めに登るので苦しいですがゆっくり歩けます。




杉林の間には時折広葉樹林が有ったりします。
写真は「安寺沢」取り付きから50分程登った所で、山頂までの中間地点です。
写真で見ると傾斜は判りませんが可成り急登で見晴らしも殆ど無く、ひたすら地面を見ながら登る感じです。



やがて稜線と思われる感じになると広葉樹が多くなり明るくなります。写真は山頂まで数分の所で「花折戸尾根」との分岐点で鳩ノ巣駅にダイレクトに降りられますが地図では点線に成って居て道迷いなどに気を付けないといけないかも知れません。



山頂に着いてみれば花折戸尾根の分岐から数分でしたが、15分ぐらい掛かると思っていただけにヤッタ~という感じですが、山頂の狭さと眺望の悪さに少しガッカリ!



さて、昼食です。
今回はカップラーメンにしました。山頂では10人程が思い思いに座って昼食を取っていました。
多分気温が10度以下と思われ、汗を掻いた身体は急速に冷えてきます。ベンチは無く持ってきたシートを引き休みます。



写真は持参したGPSで単独登山で道迷いに注意しなければ成らないので前回の「御前山」での失敗を反省してGPSをこまめに利用する為に買いました。
写真は現在地までの青○が重なっていますがきちんと予定コースをトレースしています。
このGPSの地形図は縮尺が200mまでなので少し使いにくい。GPSの精度が10mぐらい有るので50m位の縮尺にして欲しいものだ。



山頂から北寄り方向を撮したものですが、登山中に天候が次第に良く成りつつ有りスッキリしてきました。
都心方向はスカイツリーも見えていました。所が西及び北と南方向の展望は悪く、又何処からでも見える富士山も雲に隠れて位置が判りませんでした。



山頂で40分程休息してから撤収時、同じ単独登山の方と一緒に下山する事にして此所「コブタカ山」迄来ました。一緒に来た方はこれから「川苔山」へ向かうそうで可成り強行軍だ!
私は鳩ノ巣駅へ降ります。



写真は上の写真の分岐地点から右方向を撮したものですが、写真では判りませんが非常に急降下です。
この防火帯のようになった尾根道を一気に降ります。



写真は「コブタカ山」分岐点から杉ノ殿尾根を50分程下り「川乗山」方面からの登山道との合流点で
鳩ノ巣駅までは後30分程で到着します。又この場所は「大根ノ山の神」の「祠」も有りました。これから更に下り、相変わらず杉林の急降下が続きます。



途中「熊野神社」方向へ下る分岐が有りGPSナビと少し違う道を歩きました。
その登山道の途中人家も見える程になり「熊野神社」少し手前で野生種の「シャガ」の群生が真っ盛りでした。



写真は「鳩ノ巣駅」思った以上に下りは早く(それだけに急下降)駅に着いたので展開が楽でした。
この後電車は14:47発で山頂から此所まで休憩を入れてほぼコースタイム通り2時間足らずで下山出来ました。



写真は何時もの様に青梅線「河辺駅で下車して「梅の湯」に入り「梅寿庵」で至福の時を過ごしました。
メニューも以前と少し変わってしまい、今回は刺身の盛り合わせに決めました。