J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

御坂山塊「黒岳」を登る

2020年07月17日 | ハイキング・山登り
数ヶ月ぶりの山登りでした。と言っても足慣らしの意味合いも有り往復3時間程の行程で少人数の山行となりました。リーダーの配慮で可能な限り登山口まで行ける場所を選定、車使用なので少人数での行動と成りました。
タイトル写真は山頂近く、登山開始点はガスが殆ど無かったのですが、標高が上がるにつれてガスって来ました。途中小雨に降られたりしましたが多少濡れた程度で済みました。


昨年11月に反対側の御坂トンネル方面から登りましたが今回は笛吹市側から登ります。
日向坂峠(どんべい峠)まで車で入りそこから登ります。ここまで来れば歩行時間が大幅に短縮されます。日向坂峠の標高は1,452m程、黒岳の標高は1,792m、標高差340m程なので高尾山を登るより楽かも知れません、途中急傾斜とアップダウンが有りますがリハビリ登山には丁度の感じです。

     御坂山塊「旧御坂峠から黒岳」を周回する(前編)

駐車場は無いので路上駐車です。広くなっているので数台は止められますが、混雑する時は下のすずらん公園の駐車場へ止める事に成ります。今回メンバーは3名リーダーに車を提供頂きました。
ここ日向坂峠(どんべい峠)は左方面は「釈迦ヶ岳」標高1.641m方面へも行けます。写真右手から登り始めます。


はじめはそれ程急傾斜ではありませんが尾根歩きと成ります。S隊長を先頭に歩きます。曇り空ですがブナの木とミズナラなどの広葉樹の中を行きます。


時折標識も有り道迷いの心配も無いようです。



標高が上がるとブナの木が多くなり原生林の感じがしてきます。広葉樹林の為登山道の雰囲気は明るい。


尾根道に設置された「上芦川」への分岐標識、この道を下れば途中の林道へ出ます



時折傾斜も緩くなり歩きやすくなります。晴天の日は気持ちの良い歩きに成ると思います。




山頂が近づくに従い傾斜も増してきます。雨も落ちてきます。幸いブナ林は雨が直接落ちないで、ある程度ブナの木が防いでくれます。


雨が降って来たので一眼レフはしまい込んでコンデジにしました。S隊長は傘を差します。カメラ二台持ち歩くのも雨模様の時は仕方ありません。


ブナ林の幻想的な雰囲気に成り、これ位の雨は気にならない、しかし山登りは写真を撮る為にする様な物で、雨天などの時は光の加減で余り気に入った写真は撮れない。(タイトルと同じ)
昔は現地に行き天候が悪いと引き返す事が多々あった!


いよいよ山頂手前の尾根に出ました。この看板右方向は「御坂峠」方面へ続きます。



黒岳山頂標高1,792.7mここの山頂は広い、左方向へ200m程行くと展望台と成る。





記念写真を撮った後、展望台へ行き13時に近いが遅めの昼食休憩にします。雨模様でしたが展望台は雨がやんでいました。


雨が止んだので一眼レフを出しました。残念ながら展望台からの見晴らしは無しでした。しかし雨が止んでいたので救われます。


前回ここへ来た時下山道にこの道から下山しましたが、すぐに急降下が始まり今日の様な天候の日は危ない感じに成ります。


展望台に咲いていたヤマハハコと思います。




20分程で昼食を終え山頂標識へ戻ります。ここはICタグ付きの一等三角点が設置してあります。

 注:一部の三角点では、測量作業及び基準点維持管理の効率化を目的に、標石にICタグを埋め込んでいます。ICタグにはucode(場所情報コード)と呼ばれる128bitのコードが格納されており、ICタグリーダを使用し、現地で基準点に関する情報を読み出すことができます。「国土地理院」


さて元来た道を下山に掛かります。写真は「マルバダケブキ」花が咲いていないので最初は判らなかったのですがS隊長に教えて貰いました。


林床の下草に「ヤブレガサ」が沢山生えていました。鹿などが食べた後が残されていて人間が食べるものを鹿も同じに食す。トリカブトなども沢山生えてますが・・・・


ミズナラの木だろうか? 弱った木にキノコが沢山生えてました。



登りと違い下りは余裕で辺りを見回せます。緑が雨の中でも映えています。





登る時は下を見ながら歩く事が多いので気がつかなかったのですがヤマボウシが結構咲いていました。この天候で暗く疲労した体で揺れる花を取るのは少し難しい。


14時12分登山口に到着。往復とも私たち以外にハイカーは無し静かな山旅が出来ました。マスクをする気遣いの必要も無く、知った者同士の山旅。


昨年の台風の影響が至る所で見られます。一度被害を受けると修復には何年も掛かる、この工事が台風の影響かは知る由も有りませんが。


この写真は先程途中の分岐表示「上芦川」から下山すると此所へ出るようです日向坂峠(どんべい峠)から車で少し降りた所に見付けました。登山口などの表示は有りませんでした。





途中「すずらんの里」へ立ち寄りますがスズランはすでに終わり今は殆ど見る物が無く途中の遊歩道に咲いていたヤマブキショウマ・ノアザミ・オオバギボウシの写真を撮りました。



日向坂峠(どんべい峠)から河口湖町の町の方へ戻りますが御坂山塊を通り抜ける「若彦トンネル」内の写真とトンネルを出た河口湖の見える道。
これから「山中湖」へ出て「道志道」を通りドライブがてら帰ります。


「道志道」は山中湖から八王子辺りまでの街道で丹沢山系と御坂山塊の間の谷を走る道路です。
途中に日帰り温泉なども有り車で来た時は何回か温泉などに入りました。
この看板は「道志道の駅」の物ですが、ウイークデーなので閑散としていました。

この後京王線調布駅で3人で反省会、本日の〆です。久しぶりの再会で大いに飲み話し。知った者同士(コロナ感染の有無を含め)の親交を暖めた所です。

追記
COVID-19に1付いて。
先日来PCR検査で大量の感染者が出ました。東京がエピセンター化(発信源)と言う事がハッキリしてきました。今集中的に押さえ込まないと大変な事態に成る事が想像出来ます。
又コロナウイルスに付いての国会集中審議の場で参考人として「東京大学 先端科学技術研究センター がん・代謝プロジェクト プロジェクト リーダー/東京大学名誉教授」児玉 龍彦氏の発言が有りました。
科学者らしい明確な意見と考え方が示され感動的な報告でした。科学者はこう有るべきだと言う哲学を示されたと思います。今、国を挙げて利害や思惑を超え科学的な立場に立ち英智を結集し国会を開き必要な法整備を真剣に考え実施する時と思います。
  デモクラシータイムス 【新型コロナと闘う 児玉龍彦×金子勝】2020年07月17日号
「緊急提言・エピセンター新宿を制圧せよ~まずは30万人PCR検査から」




今年も梅干しと梅ジュースを作りました。

2020年07月14日 | 作る(料理・その他)
今年も梅を収穫し梅干しと梅ジュースを作る事が出来ました。昨年は10kg以上の梅を収穫しましたが梅干しの漬け込みに失敗してカビを発生させてしまい梅干しはすべて廃棄しました。
今年はその反省を込めてフリーザーパックで漬け込む事にしました。この方が簡単でコンパクトです。
  昨年の記事 収穫した梅を処理する
   リンクが間違えていました修正しました2020-7-14


写真は梅干しを漬け込んだ直後。
今回は3kg程収穫出来ました。昨年は10kg程でしたが今年は梅の木の剪定をキツくしたので収穫量は少なく2kg程を梅干しにして残りを梅ジュースにしました。今年はすべて収穫し追熟は止めにしてほんのり黄色みがかった梅を選別し、青い方を梅ジュース用にする。すべて綺麗に洗った後乾かし梅干しは20パーセントの塩分濃度で漬けます。
梅の実のへたを綺麗に取り、そこに塩をすり込み漬け込んで行きます。最初小さいフリーザーパックしか無かったので3袋にしましたが、途中から大きなパックに交換しました。


ステンレスバットに入れて梅の重量2kgに対して重りは3.5kg物を乗せましたが重さはそれ程重要ではありません。塩を全体に均一に成る様にひっくり返したりして一日ほどしたら水が上がり出しました。


これがその写真です。タイトル写真に使用しました。すでに大きめの新品パックに入れ替えましたが、その前は古い小さな物を使ったので漏れがありました。
安いステンレスバットでは塩分で錆びます。その為下にビニール袋を敷き詰めます。梅を入れたパックの空気を良く抜きます。この作業が大事と思います。
この頃に成れば重しは必要なく軽い物を乗せておきました。


一週間ほどして赤シソが手に入ったので処理をして漬け込みました。(直後の写真)
赤シソの処理は、まずシソの葉だけにして良く洗います。水を切った後乾いたら、大さじ一杯程の塩を振り良く揉みます。黒いアクが出ますので良く絞りアクを捨て、同じように再度繰り返します。今度は梅酢を掛け綺麗な発色を確認して、それから漬け込みます。





二週間程後、梅自身が赤色に成りました。それまでの間毎日の様にパックの点検、攪拌をして空気を抜く作業をしました。この状態で8月ぐらいまで保存します。数日毎にカビなどの点検をします。

8月位に梅を天日干しして仕上がったら、梅の塩出しをします。20パーセントではしょっぱすぎキツいです。バットにぬるま湯を入れ塩を少し入れます。2時間~4時間ぐらい塩抜きします。加減は食べてみる! その後再度天日干しします。

次に梅ジュースを作ります。


途中の過程は省略します。(詳しくは昨年の記事を参照して下さい)
昨年と同じですが今回は種を取らず漬けます。重さと同量のグラニュー糖を使います。
1リッタービン二つで1kgの分量で写真の様な感じでした。これも少ししたら水分が出てきますので攪拌します。


数時間すると水分がどんどん出るので出来るだけ早く砂糖が溶ける様に攪拌します。1日程したら写真の様に成りました。



砂糖が完全に溶けたら写真の様にキッチンペーパーとザルで濾します。下の鍋の写真のまんま火に掛け沸騰させない様に90度程までにしてゆっくりかき回し1~2分ほど加熱しました。
その後冷えたらビンに詰めます。丁度1リッター有りました。
暑い日に水で割り氷を入れて冷やすと酸味と甘みでとても美味しいです。

残った梅は時期を見て梅ジャムにでも使用と思います。

追記 2020年8月8日

梅干しができました。梅雨が明けてから3日間干してようやく出来上がりました。晴天の日が続きよく乾燥できました。


一緒に「赤しそ」も干してカラカラにします。「梅酢」は一緒に干していたのですが、袋ごと風に飛ばされ全部ぶちまけて仕舞いました。もったいない事をしました。
この赤しそは、粉にしてフリカケにでもします。


干した梅干をビンズメにします。蓋をしっかり閉めていても数か月もすると、湿って来ていつの間にかビショビショに成ります。
食べてみましたがすごくしょっぱい、さすが20パーセントの塩分濃度、この梅干し一つでご飯一善は食べられそうです。

アジサイが一杯「府中市郷土の森博物館」を廻る

2020年07月03日 | 公園散歩
2020年7月2日好天に誘われてCOVID-19感染の常況を考えながらの「府中市郷土の森博物館」の見学散策でした。
アジサイの季節と言う事で平日なのに結構な人出でしたがアジサイの花が見頃を迎えていました。

今回も車使用で我が家から40分程、初めての場所なので頼り無いカーナビに案内させました。
写真は入園の為のチケット売り場、駐車場料金は無料、市営なのでその点は良かった。


大人300円を払い手の消毒を行いゲートを入る。出来るだけ園内はマスクを付けて下さいとの事ですが屋外では付けませんでした。写真は園内案内図。


ゲートを入ると真っ先に見える博物館本館、取りあえずここはスルーしてアジサイが見られる所へ行きます。



本館の前を左に入りケヤキ並木を行くと移築した邸宅があります(旧島田家と田中家)写真右手は薬種屋店舗と店先風景





小川の流れの上と下で崖を下りハケの下へ出ます。なにやら騒がしいと思ったら東南アジア系の数人が写真を撮るのに騒いでいた、この所外国人を見る事が少ないがどのような一行なのだろう!
園内の道を大まかにアジサイの植えられている所を中心に廻る。


この民家も移築された物(農家)



別な民家の裏手に有った水車小屋



アジサイ、この白いアジサイは「アナベル」と云って良いと思いますが、西洋アジサイとも違います「アナベル」はアメリカ原産の様です。



ガクアジサイ



小川の流れとアジサイ



上の写真の反対方向(上流側)



こちらは又別の流れで「水遊びの池」へ流れる水流が止められていました。どうやら子供が入るのを防止する為らしい。




珪化木(木の化石)





こちらは先程の「アナベル」とは別の群落で規模も大きい(アメリカアジサイ)



ノリウツギ(マジカルムーンライト)



こちらのノリウツギは(ピンキーウインキー)




ヤマボウシ



ピンク系アジサイ、比較的発色が良く元気な花でした。



ムラサキ系アジサイ



ノカンゾウ




根尾谷のウスズミサクラ




スイレン



早咲きコスモス




ふるさと体験館(休止中)脇の小川の流れ(滝)



シモツケ



旧府中市郵便取扱所




旧府中町役場とその内部

この後博物館本館に立ち寄ります。検温されてマスク着用で常設展示・企画展示・特別展示などを見て回りました。
府中市のと多摩川の関係・大國霊神社・古代縄文遺跡群・古代国府・江戸時代府中宿の成り立ちなどなかなか興味深く見ました。

○ 東京都のCOVID-19感染常況が先程発表されましたが昨日に続いて100人を超えると云う。
  今までPCR検査数を押さえていたのが次第に増えて来て感染状況が明らかに成って来た。
  自粛期間中に殆ど対策も取らないでレインボーカラー(東京アラート)だなんて都知事の
  選挙宣伝効果ばかりが先に来ての結果だ。一方夜の町だなんてレッテルを貼られた方
  はたまったもんじゃ無い!
  全く無能無策の政治がまかり通り不安を拡大させている。東京都がCOVID-19感染の発信
 源となり広げている常況が次第に露わに成って来ています。どうか皆さんもお気を付けて。