J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

自家製の梅干しと梅ジャムを作る。

2014年08月24日 | 作る(料理・その他)
例年はせいぜい2キロ程の果実しか取れないのですが、今年はどういう訳か全部で7キロ程の梅が採れました。「豊後梅」ですが梅の木の樹齢は10年程位と思います。日当たりがあまり良くない場所に植えた為と剪定なども自分で行い、素人なのでその影響も在ると思いますが、花の付きが悪く、毎年梅干しを作っても大した量には成りませんでした。

タイトルの写真が収穫した梅の一部です。
木で熟すのにひとつひとつの実の熟し方が違いますので、黄色くなり始めた果実を落下する前にもぎ取り、冷蔵庫で冷やし熟成を遅らせて、全部の実を収穫する迄、溜めておきました。
しかし梅干しにする為には、黄色く色づくまで熟成させないと、梅干しにした時皮が固くゴリゴリした梅干しになりますので全部の果実を均一に熟成させる事がポイントでした。

写真では割と均一に黄色みがかって居ますが、この後最後の収穫で青いまんまの果実で実に傷の無い物を一緒に漬け込んだら矢張りゴリゴリでした。右側の袋の物は多少傷物だったりしますので、此方は梅ジャムにします。最後に収獲した青い未熟で傷の在る実は梅ジュースにしました。又、熟成させすぎた果実は逆に実が崩れて仕舞い梅酢が濁ってしまいました。
中々梅干し作りも難しい・・・・・

梅干しの下処理等の詳しい事はネットなどで検索して頂けたら良いと思います。

写真はウメジャムにするため煮ている所です。梅は熱を加えるとすぐに柔らかくなります。
○ 沸騰してから1~2分でステンレス網に上げます。苦みが在るのでその際シッカリ、アクを取ります。
○ 次に「へら」でこの柔らかくなった梅の実をこそげ、種を取り出して更にステンレス網で濾して行き
  ます。
○ この濾過したウメジャムに重量比60パーセント程のグラニュー糖を混ぜて、火に掛けます。
  梅は可成り酸っぱいのでグラニュー糖の量は好みで変えます。
○ 火に掛けて煮詰めますが、中火以下でゆっくりとかき回しながら濃度を見て行きます。
○ 熱い状態でへらからの滴り具合で濃度を見ますがポタ・ポタ・・・と落ちるくらいの濃度が良いので
  すが、冷めると硬くなりますのでその変化分を考慮して火を止める時を決めます。(映像で無いと言
  葉の表現では難しい)


写真は適当な所で、ビン詰めにして蓋をして冷蔵庫で冷やし保存します。今回は少し柔らかめに仕上がりもう少し硬めにした方が良かった・・・・・


次にこの写真は干し上がった梅干しで、シワシワになった方が黄色に色づいた物でコロコロした物は青い内に漬け込んだ物です。
塩分濃度は18パーセントで、昨年作った時12パーセントでカビが繁殖して失敗したため、今回は用心して18パーセントにしました。


此方の写真も同じですが、シワシワになり実が崩れてしまった物が多くこの後、乾燥した状態に成ると多くが「種だけ」みたいな感じになり失敗でした。
シソ葉の処理などは他のネットなどで検索して下さい。


最後にこの写真は未だ残っていた「梅ジュース」です。
既にだいぶ使ってしまいましたが1リッター程出来ました。

○ 傷有り青梅が結構有りましたので、同量のグラニュー糖で漬け込みます。
○ 梅の実を包丁の腹を当て手で押しつぶし割ります。
○ ガラス容器にその梅を入れその上からグラニュー糖を交互に掛け漬け込みます。
○ 1日程でエキスが出てきますので数日放置します。
○ 適当な所で、梅の実を取り出してエキス分は火に掛け沸騰したら冷まして容器に保存します。
○ 残った実は種を取りピクルス替わりに使えます。(少し甘いですが・・・・)

以上
梅の時期が終わり季節外れに成って仕舞いましたが、梅の実の活用を自分なりに実行した結果を記事にしました。

再び「月山登山と鳥海山」などなど

2014年08月13日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は8合目駐車場で仮眠をとった後朝食を済ませ6:30分頃から登山を開始する。
登山口から近い「弥陀ヶ原湿原」へ分岐道の所から撮った月山山頂方面の写真で、この時点では山頂の霧は無かった!
しかし上るにつれ、霧が次第に濃くなり結局終始霧と時折雨が混じる中の登山となった。


写真は時系列が前後しますが、2日後羽黒町桜ヶ丘地区から撮った写真で朝8:00頃の写真です。快晴で8合目駐車場がよく見えます。分かり易いように赤丸で囲みました。稜線右手の方が月山山頂でなだらかに登っているのがよく判ります。。。。。。。。。
月山に3回来て(昨年8月、今年7月17日、8月3日)遂に山頂を「遠く」から見る事ができました。
しかし8月1日時点の登山ではガスの中での登山でしたので以下、写真は植物を中心に載せて行きます。

雲の峰
幾つ崩れて
月の山

松尾芭蕉



参籠所を通り過ぎ、登山道脇には季節の植物がたくさん見られました。写真は登山口から30分程歩いたところに在った「ハクサンイチゲ」です。


写真は「ツリガネニンジン」この花も多く見られました。



写真は「ハクサンフウロ」この花も結構目立ち多くありました。



写真「シロバナトウウチソウ」



この写真はおそらく「キオン」?と思われます。いろいろ調べましたがこの写真一枚しか無い為、特定するのが難しく?マークを付けました。


写真は「マルバシモツケ」と思います。シモツケソウも種類が在り、花の色が白いのと葉が丸い形なので特定できます。


この写真を撮った辺りはちょうど山頂までの中間辺りと思いますが、周りの景色が一切見えませんのでどの辺を歩いて居るのか判りません。この植物は「ウサギギク」


写真は「ヨツバシオガマ」相変わらず風が強く登山中ですので三脚を使う事も出来ずISO感度を上げて対応しました。


写真は「佛生池小屋」この時点で8:15分コースタイム通りで還暦をとっくに過ぎた男3人パーティーとしては順調です。しかし相変わらず霧の中の歩きで何も見えない!


「佛生池小屋」に在った温度計で、17度を指しています。このとき下界では気温32度前後では無いだろうか。。。。。。。。


写真は「コイワカガミ」この花は多くは在りませんでした。



写真二枚とも「コバイケイソウ」花の咲いている個体は少なく標高の低い所は多くが終わっていて高い所は未だ開花していないという感じでした。


写真は「トウヤクリンドウ」開花直前のようですが行程中見たのはこの一株だけでした。



写真は「ヤマハハコ」と思います。背丈は割と低かった。



写真は「ミヤマホツツジ」(深山穂躑躅)群生している所を撮ったので、花が小さく拡大しないと判らないのですがこの花も図鑑と見比ながら特定しました。


写真は「ミヤマウスユキソウ」で有名な「エーデルワイズ」の仲間です。



写真はミヤマリンドウ



写真は山頂手前15分ほどの所で木道とケルンが幾つか出てきた。同行メンバー二人の後ろ姿も何処か力無い!


山頂も近くなると岩場も多くなりますが、傾斜が緩く転ばなければ大丈夫、雪渓も結構残っていて晴れた日はこの辺りの景色はさぞすばらしいだろうな~・・・・・・

写真は「ショウジョウバカマ」この花も少なかった、時期にもよると思いますが・・・・・



遂に山頂到着!山頂の三角点はこの鳥居の向こうにあり、祈祷料500円を納めなければ入れない。。。。。。という事で、入り口でお祓いを受けて「登拝認定書」と「月山神社御祓守」「紙形」を頂き、山頂の神社でお参りをする、無信心の自分ですが「お賽銭を」二回も払い、二拝二拍一拝。儀式に乗っ取りムニャムニャ~と願掛けをしました・・・・・・この後、山頂直下にある無料休憩所で少し休憩している時、私達がお祓いを受けている時、その間をすり抜けて祈祷料を納めずに行ったおばさんが来ました。案の定休憩所の方から指摘されたらしく戻って行きました。。。。。。。おばさん!山頂入り口の表示を見なかったの?・・・・・・!


写真は「ゼンテイカ」(ニッコウキスゲ)です。登りでも見ましたが下りの時に丁度良いアングルで撮影できました。弥陀ヶ原の方ではあまり群落が見られませんでしたがここでは結構まとまっていました。


写真は「キンコウカ」この花も群落を作りますが、この写真の方が一輪で判りやすい。



写真は「オゼコウホネ」オゼコウホネは通常のコウホネより少し小型のようです。この写真は弥陀ヶ原の「地塘」で先々週行った時と同じ場所で、此処でしか見られません。


写真はこの日月山登山から下山して今晩は「羽黒山キャンプ場」でキャンプします。
テント場は写真中央奥、手前の建物はキャンプ場のサービスセンターで、管理棟はこの手前でホテルの受付と同じ所でこのホテルの大浴場が使えました。月山から駐車場に下山したのは13時過ぎ。駐車場で簡単な昼食を取り、8合目駐車場から六十里越街道羽黒山方面に戻り羽黒山ビジターセンターへ、近くのキャンプ場へ行きます。途中お酒などを買うために羽黒山表参道近くのお土産屋さんに立ち寄りましたがお酒は殆ど無し!・・・・・・地酒が手に入らず!
ま~取りあえず持参した酒類でこの日夕食は酒盛りでした。


翌日は「鳥海山」まで行こうという事に成り「鉾立登山口」まで行く事にしました。羽黒山からカーナビ任せで広域農道などを通り国道7号線から鳥海ブルーラインへ入り「鉾立登山口」迄。写真は駐車場から「象潟」(きさかた)の街を撮ったところでこの日は晴れで雲も少なく鳥海山山頂も何とか見る事が出来ました。


写真は駐車場展望台から鳥海山山頂方面を撮った所ですが右側の方が山頂のようです。霧が晴れたり掛かったりでこの時点で9:30分、此から登り始める方も多く居ましたが、私達は此から又月山方面へ戻らなければならないので、今回は見るだけで登山はナシ!


写真は鳥海山への登山口で、山頂まで5時間以上掛かりそうです。



鳥海山登山は又の機会にして、今日は友人の山荘へご厄介になります。月山の麓に在りますがトップの写真がそこから撮った物で「桜ヶ丘」地区まで鳥海ブルーラインから日本海側の国道7号線を使い戻ります。
その途中にある「奈曽ノ白滝」へ立ち寄ります。写真がその滝へ続く階段写真の人と杉の大木を比較すると木の大きさが判ります。


写真が滝で何十段かの階段を下りて行くと、水量の多い立派な滝が現れます。



順番が前後しますが写真はこの滝の場所まで行くにはこの「金峰神社」の大鳥居をくぐり参道を上り下りしながら行きます。


「金峰神社」の由来と滝の由来を書いた案内板です。



写真が神社の本堂です。
「奈曽ノ白滝」を見学した後、国道沿いの「道の駅」で昼食を取り日本海の海岸に沿って「湯野浜温泉」方面へ向けて車を走らせます。友人の山荘に到着したのが14:00時過ぎでした。


写真は山荘の周りを散歩しながら撮った「ヤマユリ」です。ここへ来る道すがら道路脇にも沢山咲いていました。


写真は「フジバカマ」ようやく本物の「フジバカマ」を見る事が出来ました。今では「フジバカマ」はレッドデーターブックに記載されるほど希少種に成っています。
「ヒヨドリバナ」と違い背丈も大きく葉の付き方が違います。


写真は此も散歩の途中に撮った物で、大きさが判るように補助線を入れました。草むらの中を沢山飛び跳ねていて初めはバッタかと思いましたがカエルでした。この個体は大きい方で多くは此より小さめでした。

この日は山荘で持ち主のご夫婦と歓迎会で酒盛り。次の日は福島駅近くの「あずま総合運動公園スタジアム」で開催される「福島復興支援エキジビションマッチSupported by MIFA」のサッカー観戦です。
「J-レジェンド」対「福島県高校生混合チーム」。「J3リーグ第20節」福島ユナイテッド対SC相模原の試合。


写真はJ3リーグ第20節の試合が始まる前の「名波浩」選手等のインタビューシーンです。


私はサッカーが全く解らず興味も無いので12:00時キックオフでしたが、かんかん照りのスタジアムには入らず友人をスタジアムに下ろしたら、地元の温泉めぐりに出かける事にしました。その一つ「土湯」の温泉街にあった「銭湯中ノ湯」です。スタジアムから20分程車で行った所に有り温泉街の中程にありました。

この温泉、公衆浴場なので中にシャンプー等は無く入浴料200円で安く、私が入った時はこの日初めての客らしくお湯の温度が非常に熱く手を付けられない程でした。適当に水でうめて入って下さいとの事で石けん等の用意も無かったので湯船に浸かっただけでした。


次に行ったのが「微温湯」(ぬるゆ)コレガ又とてつもない山奥で「土湯」からはそれ程遠くは無いのですが凄い山道を登って行きます。本当に「秘境」の温泉ですね~
そして本当にぬるい湯で入浴料500円を払って入り、湯船は四畳半ほどの大きさで源泉温度31.8度との事ですが、江戸っ子の私にはなが湯は無理で隣に暖かい浴槽があるので其処で暖まってそそくさと出てしまいました。何だか500円損した気分!食事も出来ず。仕方なく福島市内に戻り遅い昼食にしました。

その後、前出の写真で西日が暑いスタジアムに入り「J3リーグ第20節」観戦をした後17:00時終了と共に東京へ一気に帰ります。