J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

群馬県「谷川岳登山」天神尾根を登る

2013年08月17日 | ハイキング・山登り

タイトルの写真は谷川岳「マチガ沢」を上から撮った所で。左上奥が「一ノ倉岳」に成りますが今回はそちらまでは行きません。昨年「一の倉沢出合」まで車で入った時のBlog記事です
縦走コースとして次のピーク「一ノ倉岳」~「茂倉岳」を越え「茂倉新道」を「土樽駅」に下山するコースを2度程歩いた事がありますが、今と成っては体力的に無理に成って仕舞いました。




朝、「谷川岳ベースプラザ」に現地集合で某SNS登山関連コミュのイベントで男4名女1名計5名が集まりこの日の登山となった。今回はロープウェーを利用して天神平から「天神尾根」・谷川岳山頂の往復します。



ゴンドラに乗車中「西黒尾根」上をヘリコプターがホバリングしていて何かがあった事を示していた。後で判った事だが、「肩の小屋管理人」さんに聞いた所、熱中症で女性が倒れ救助に向かったとの事。
ヘリが判りにくいので赤丸で囲みました。
登山口から森林の蒸し暑いなかを登り、森林限界を超え、かんかん照りの日差しに当たり熱中症が発症したようです。



写真はロープウェイ天神平駅から北東方向の「朝日岳、白毛門、笠ヶ岳」この季節この時間ではスッキリとした風景は無理で霞が掛かりコントラストの無い写真に成って仕舞います。



天神平駅を10:00時丁度に出発。付近には「フジバカマ」「ヒヨドリバナ」が満開でアジサイ等も咲いていました。(2013/09/24訂正) 




やがて無風の樹林帯の中を緩やかに登る。とたんに汗が噴き出てくる。「熊穴沢避難小屋」辺りまでは割と緩やかな登りで、気温がもう少し低ければ快適な山歩きと成ると思います。



天神峠、土合(田尻尾根)の分岐を通り越して、更に登ると樹林の間から谷川岳山頂が見えてく来ます。



「熊穴沢避難小屋」へ着く前に写真のようなクサリ場が出て来る。傾斜も未だそれ程でも無いのでクサリを掴む必要も無い。写真右手方向が大きく落ち込んでいるので要注意。



やがて5分程歩くと、熊穴沢避難小屋に着く。この避難小屋も冬場はすっぽりと雪で隠れて仕舞う様です。中はガラス窓が閉まっていて蒸し暑く、汗だくの身体にはただ直射日光を遮るだけで体温を下げるまで行かず水分補給が精一杯!



「熊穴沢避難小屋」先から、急登が始まる、写真は熊穴沢避難小屋から15分程登った所のクサリ場で、山頂までの間にこの様な急な岩場が頻繁に出現する。



更に登り続けると、森林限界を超えるように成る、写真はそこから更に30分程登った所で、森林限界も超え「天狗の溜まり場」と云われるピークを撮った所です。この先辺りで時間は11:00を過ぎています。私は食いバテ気味で力が出なくなり先頭のTさんの判断で、小休止で握り飯などを食べた。いつもは単独で登るのでそうした判断は自由に出来ましたが団体の場合はそうも行きません。



写真は「天狗の溜まり場」手前から天神尾根西方向を撮った物で「万太郎」「仙ノ倉山」「平標山」と続く尾根で真ん中のピークは「仙ノ倉山」。



写真は「天狗の溜まり場」から谷川岳山頂方向を撮った物で、「肩の小屋」のケルンが近くに見える様に成りました。此所から更に30分程急登が続き「天神ザンゲ岩」に到着します。



そして更に15分程登ると漸く「肩の小屋」に出ます。この時の時間は12:25分、此所で小休止をしてザックを小屋前に置いて谷川岳山頂を往復します。その後昼食にしました。



写真は「肩の小屋」裏の広場でこの辺りは広く割と平坦な感じで、ホワイトアウトや悪天候の時など道を間違えたり思わぬ事故が起きています。



写真は、谷川岳双耳峰の一つ「トマノ耳」(1,968m)10分程登ると到着。結構人が大勢居るので取りあえず証拠写真を撮りました。



「トマノ耳」から「オキノ耳山頂」を撮った所です。
此所から一端下って登り返します、鞍部に出て、そこで撮ったのがタイトルの写真のマチガ沢です。



写真はこの尾根から西方面の「万太郎山」を撮った所で。この辺りから見る「万太郎山」と尾根がことさら美しい。すでに時間は13:00近く、ガスって来ました。急がねばいけません。



写真は此所から来た道を振り返り「トマノ耳」を撮った所で、頂上に人が群れているのが見えます。



写真は途中に咲いていた「ホソバヒナウスユキソウ」エーデルワイズの仲間です。



写真は「オキノ耳山頂」(1,977m)から「一ノ倉岳」方向を撮った所で、この右下に一の倉沢が見えるのですが、此所からでは余りよく見えません画面右下奥に一の倉沢の岸壁の一部が少し見えますが、この上部辺りが「衝立岩」です。



写真は山頂の証拠写真で、此所も人が多く、人の入らない写真を撮るのが難しく、こんな写真に成りました。見知らぬ方ですが一応横顔なのでマスキングはしませんでした。
此所から今度は来た道を引き返します。この時間(13:15分)になるとガスが湧き出し入道雲も次第に発達してきた模様で、下山途中には雷がゴロゴロと成り始めました。
この後「肩の小屋」に戻り昼食で大休止を取ります。



「肩の小屋」で昼食の後一気に下山に掛かります。下山はそれ程小休止も取らないで順調に進みます。私の場合、登りの時は「筋力」を使う為遅いのです。歳と共に筋肉の量が少なくなり筋力を維持するのが難しくなります。下山時は「膝」が健在な物で割と順調に歩けます。


速いペースで無事「天神平駅」に到着です。写真は駅が見えてホットした所です。
雷の音も近づいて来てベースプラザでバスに乗ってから豪雨が来ました。
この後、水上駅行きのバス便の関係でそそくさとゴンドラに乗り込み、ベースプラザで至福の生ビールで乾杯!!
その後、「水上温泉」へ。たった一人の女性Oさんと別行動と成り、男どもは入浴後、駅に戻り、電車の待ち時間まで駅前の酒屋さんで買ったビール等を飲みながら待合室で反省会、18:37分各駅停車でも反省会!その後新宿までの間、各人流れ解散と成りました。

今回参加された皆様方有り難うございました。
全員無事下山出来、反省会でのお付き合いも、中々楽しく良いイベントでした。





群馬県日光白根山登山とキャンプ

2013年08月12日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は下山後、ゴンドラ山頂駅乗り場ロックガーデンから振り返り撮った「日光白根山」の雄姿。朝登山開始時点(9:05分)では山頂が雲に隠れて居たが登山開始後、暫くして雲が取れたようだ。
この所の梅雨明け10日と云われるような、安定した天候が続いていて登山日和の日々だ。

日光白根山は、片品村の北東部、群馬県と栃木県の県境に位置する日光火山群の主峰。標高2,578m、「座禅山、前白根山、白根隠山の外輪山」の内側には、弥陀ヶ池、五色沼、菅沼、丸沼、大尻沼等が点在している。




この日世田谷区から環八~関越高速道~沼田IC~国道120号線を通り渋滞無しで「丸沼高原」まで来た、この時点で時刻は午前8:30分、早速キャンプ場の手続きを済ませ、ゴンドラに乗り込む今回の登山は、私一人で、友人二人はゴンドラ山頂駅周辺のロックガーデン周辺などを散歩するだけにしてのんびりする事に成った。



写真はゴンドラ山頂駅ロックガーデン周辺。写真奥左方面に「二荒山神社」の鳥居と社殿が有りその脇から登山道に入る。
この時間(9:05分)では、まだ白根山山頂が雲に隠れて見えなかった。



この写真と下の扉の写真は下山時に撮影した物で。出発の時は人が沢山居たので撮影を諦め、そのまんま先を急いだ。



鳥居をくぐり「二荒山神社」の社殿前を過ぎると写真のような動物よけのフェンスと扉が有り此所を通過すると、原生林のなかを緩く登って行く。



登山道は写真のように最初は緩やかな登りで「七色平南分岐」位までは割と穏やかな登りだ。
「七色分岐」から北側を時計回りのコースと南側を反時計回りのように登るコースが有りますが今回は反時計回りで、下山コースとして北側に降ります。



写真は30分程すると「七色平南分岐」に到着、割と平坦な道は此所まで、山頂駅からの散歩コースとしては丁度よさそうです。



「七色平南分岐」辺りから本格的な登りになりシラビソなどの原生林のなかを次第に高度を上げる写真は「七色平南分岐」から数分ほど登った所で、「ゴンドラ山頂駅」が樹林帯の間から見える様に成った。



写真は登山口から一時間程過ぎた所で、これまで休憩を一回程取ったのみで登って来た。標高が高いせいか暑さで体力を消耗する事も無く此所まで来た、この辺りの急登を過ぎれば森林限界も近い。



更に30分程登ると「森林限界」に出た。此所からは明るい斜面を登る。



明るい斜面の登りに成ると「お花畑」となり、高山植物が見られるようになるが、時期的に遅く種類が少なくなっている。
写真は左上が「ハクサンフウロ」右が「ハンゴンソウ」左下花の終わった「シャクナゲ」右が「コケモモ」秋になると真っ赤な実に成る。その他にも「イワギキョウ」「シラネニンジン」等が咲いていた。



写真のように高い木が無くなるとさわやかな風が汗だくの身体に心地よい。
日差しはキツイが風で汗も引いて行く、写真右に見える黄色い花は「ハンゴンソウ」で春先にこの新芽を天ぷらにして食べると美味しい。東北の野山には沢山見られる。



登って来た道を振り向いて撮影した物で森林限界を越えたら一時間程で山頂だ。




写真は山頂まで20分ほどの所まで来て休憩した所、丁度この位置で、携帯電話が使えた。ナビで確認した所この位置で標高が2,510m、ここら辺りから岩がゴツゴツとしてきて傾斜も急になる。



斜面の向こうに出発した「ゴンドラ山頂駅」が見える。こうして見ると、良く歩いてきた物だと思うこの写真を撮影した時間が丁度11時05分、丁度休憩時間も含めて2時間掛かっている。
今回は結構快調に歩き、若干コースタイムも早めに推移して居る、休憩も2回程、計10分程しただけで太ももの筋肉が引きつる事も無く無事に推移した。左方向を見ると「中禅寺湖」も見えるが霞が掛かり逆光の為見にくい。



写真は一応山頂に有る「祠」(ほこら)一応と云うのは、この頂上に三角点は無く、三角点が有るのはこの後噴火口跡に降りて登り返した所に有る。山頂は下から見ると三つのピークに見え、その各のピークへ行には一端噴火口跡に降りて登り返さ無ければ成らない、結構複雑な地形の山頂と成って居る、おかげで下りの道が判らずまごついた!



写真はその偽ピークを過ぎて噴火口跡に降りたところで、写真中央左が本当の山頂です。



漸く山頂に到着しました。狭い山頂で、大勢の人がひしめき合っていましたが同世代の方に証拠写真などお願いして写真を撮った後、山頂から少し下がった所で昼食にしました。



写真は30分程昼食休憩した後、北側へ下る登山道を探しながら三つ目のピークを撮した所で、再度噴火口跡に降りて登り返し、写真中央左の縦走路に出ます。
この後左手方向へ進みますが、標識も無くケルンも無く見通しが効かず、少々不安でしたが先へ進みます。岩にペンキで丸印が遠くに見えたので少し安心しました。



やがて文字のハッキリしない標識と「「阿弥陀ヶ池」とハッキリ判る標識が有りホットした所です。
道が判りづらいので赤い点線で示しました。
この点線が切れる所から急勾配のガレた道を降ります。



写真がそのガレた下り道で、前方に下山者がおり、浮き石だらけの滑りやすい道を落石しないように慎重に降ります。



滑りやすく転ぶと転げ落ちるので、可成り神経を使いました。写真は傾斜が緩くなった所で振り向いて撮った物で、こちら側(七色平北側分岐方面)から登る登山者も居ましたが大変そうです。



写真は白根山北側の「森林限界」でこのダケカンバから先が森林に突入で、風も次第に無くなって行き汗が引かず暑くなります。



写真は森林地帯に入り、まもなく灌木の間から「阿弥陀ヶ池」が見えて来ました。頂上からは遠く中禅寺湖や、此方の幾つもの火口湖が見えましたが「阿弥陀ヶ池」はこの辺りからの景色が良い。



山頂から30分程で「阿弥陀ヶ池」と「座禅山」「七色平北」方面の分岐点に出ました。ガイドブックなどでは下り45分と成っていますが結構速いペースで来ました。
写真右下が「阿弥陀ヶ池」右斜め上が「座禅山」左方向が「七色平北分岐」方面



当初は「座禅山」山頂方面へ行っても良いと思っていましたが、どうも良好な展望が望めないと判断して「七色平北分岐」方面へトラバースする事にしました。
「七色平北分岐」方面へ下るとすぐに原生林となり苔むした岩肌などが独特の景観を作って居ます。



道は次第に穏やかな下りになり、写真のようにシラビソなどが鬱蒼としてくる。



写真のような分岐標識が出て来ると道は平坦になりゴンドラ山頂駅がちかいと感じさせる。



「七色平北分岐」分岐から休憩を入れて50分弱でゴンドラ山頂駅に到着した。

ゴンドラ山頂駅付近の携帯電話が通じる位置を探し、キャンプ場で待っている友人二人に連絡。
ロープウェー駅で待ち合わせ「センターハウス1F座禅温泉」にて即、入浴する事にした。
写真はゴンドラ上からキャンプ場を撮った物で、金曜日なので未だ客は少ない。元々スキー場ですが夏はオートキャンプ場と成り、トイレなども綺麗で使いやすい。

今晩は、此所でテント泊。これから酒盛り・・・・・・
明日は「赤城山」を周り「富岡製糸場」を見学する予定!