J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

足柄上郡「大野山ハイキング」周回コースを行く 後編

2019年06月17日 | ハイキング・山登り
2019年6月13日(木)急遽好天に誘発されて「大野山ハイキング」の為我が家を出発し。さわやかな登山道歩きが始まる。前回Blogは山頂に到達した所で終わりました。
前編に引き続き後編を綴って行きます。

タイトル写真は山頂から東方向に見えるお椀の様な山、現在名称は「大野山かどやファーム」の牧場風景、写真左中央付近から中央下へ向けて下山道があり長い階段を下ります。

足柄上郡「大野山ハイキング」周回コースを行く 前編

前回の地図に更に黒色文字で追加書き込みしました。地蔵岩からの下りは舗装道路で意外と傾斜がきつく廃校になった共和小学校辺りから案内表示に従い集落の生活道路を歩きました。



さて山頂に到着して昼食休憩にします。山頂は広くベンチや東屋が有り車で来た人などが何組かいました。パーキングが山頂直下にあります。時間的に余裕があるのでゆっくりと40分程休みます。




山頂から北方面には丹沢湖が見えます。真ん中の写真は「三保ダム」多目的ダムで神奈川県の水源、発電、洪水調節など1978年完成ロックフィルダム。完成当初丹沢登山する時、このダムを下から見上げた事が記憶にあります。


この画像は南側「小田原市街」、どんどんガスって来て海は全く見えません。ゆっくり昼食休憩した後下山に掛かります。



上の写真はタイトルと同じ画像、二枚目は牧場らしく牛が休んでいました。この牧場は今、一般観光客には開放されていないようです。


広い山頂から指導表示に従って地蔵岩方面への道を下ります。写真は山頂から5分程歩いた所の駐車場です。


更に真っ直ぐ歩いて行くと下り登山道が出て来ました。この道を右に下ります電気柵の脇を行きます。



階段上部の写真と振り向いて撮ったのが下の写真



そして長く直線的に下る階段、私が下る時女性二人が登って来ましたがたいへんそうでした!


そして階段を一番降り切った所から樹林帯に入ります。此所は檜の植林帯で、間伐された檜が放置されていましたが、檜の良い香りが漂っていました。


こうした植林帯と広葉樹林帯が交互に出て来ました。放置された間伐材も結構太い木が多く勿体ないなと思いながらも、人手不足や予算不足なんだろうなぁ、などと考えると複雑な気持ちになります。


山の斜面を回り込む様な登山道は、時として片側が何十メートルも切れ込んだ所も有り気が抜けません。



上の写真は右手に行くと小さな祠(金比羅宮)に通じる様に誘導されていますが、此所でオオスズメバチにまとわりつかれ恐怖を味わいました。今の時期、たぶん女王バチと思いますが攻撃性もそれ程無いと思いますが、あの羽音だけでもびっくりします。頭に濃紺のタオルを巻いていましたのでそこをめがけて近づいてきたようです。


写真は「地蔵岩」ここまで山頂から途中一回休憩して1時間程、此所から舗装道路を山北駅まで歩く事になります。


人家がちらほら出て来て何となくホッとした感じになります。写真は「炭焼き小屋」丁度週末にこの釜の蓋を開けるイベントの告知の張り紙がありました。


この辺りは集落の生活道路の感じで此所から山北駅までは50分と指導表示に出ています。



上の写真の所を左に曲がると廃校になった「共和小学校」の前に出ます。民家が集まる坂道を歩くのですが結構急な道です。下の写真の道を真っ直ぐ行きます(通行止めは車のみ)


割と手入れされた竹林と炭焼き小屋



東名高速道の下を通過します。此所は「都夫良野トンネル」付近




上の写真は振り向いて撮った物です。下の写真が国道246号線。




この写真は「川村関所跡」の写真、この場所は江戸時代、街道筋の要衝であったらしい。トンネルの右横の看板がその説明板



国道246号線から別れ旧道方面へ行き、御殿場線を跨ぐ橋を渡ったら線路に沿って山北駅まで真っ直ぐ歩く。


途中「洒水の滝」(しゃすいのたき)方面への表示版があったが、今回はパス。直ぐ近くですが足がかったるくその気になれず!


山北駅到着14時00分到着。

この後14時08分の電車が有る事が判り休んでいる間もなく、駅隣の温泉「さくらの湯」は木曜日は休みなので諦め到着ホームに急ぐ。でもビール位は飲みたかった!!
今回はこの後「JR御殿場線松田駅・小田急線新松田」で乗り換え。時間も早いので真っ直ぐ帰宅する事にします。

ヤマップデーター
 活動時間   4時間56分
 活動距離   11.2km
 高低差    629m
 累積標高上り・下り 990m/1038m

    完

最後までご覧頂きありがとう御座います。




足柄上郡「大野山ハイキング」周回コースを行く 前編

2019年06月15日 | ハイキング・山登り
朝起きたら快晴の空が広がっていた。梅雨時の今このチャンスに行かないと何時行けるか判らないとの思いでザックに道具を詰め込み我が家を飛び出した。
タイトル写真は大野山山頂から北方向に見える「丹沢湖」と「三保ダム」此所から流れ出た川は「酒匂川」となり各支流からの流れを集め小田原市内を流れ相模湾に出る。全長46kmの二級河川。
今回調子に乗りすぎ意外と写真の枚数が多く前編と後編の二回に分けて綴って行きます。


今回歩いた周回コースの軌跡、山頂付近まで牧場と成って居て舗装道路が山頂付近まで付いている為「谷峨駅」から登ると何回か一般道を横切る事になる。
途中つづら折りの登りが有るがそれ程傾斜はきつくない。むしろ「山北駅」に下る場合の方がキツく感じられ膝に来るし、太ももの筋肉痛になる程だ。「地蔵岩」位から下は村落の道となり舗装道路を歩くので「山北駅」迄は長く感じられる。


JR御殿場線「谷峨」駅9時01分到着、下車したのは自分も含め10人いなかった様に思います。


駅前の道を右手に行くと直ぐに跨線橋を渡る。渡った所で国道246号線に出て案内表示に従って跨線橋の下から近道の畑の中の道を歩いて行く。


田植えの終わったばかりの田んぼの中を行く、写真中央の高架橋は東名高速道路、その下を「酒匂川」が流れる。




「酒匂川」を渡る橋、表示の様に一度に10人しか渡れない橋。此所で若い人が捕虫網で何かを取っていたので聞いてみるとカミキリムシを捕っているそうだ、この後この若者のグループと前後しながら山頂まで一緒だった。この人達は同じ電車で来て途中でもう一人加わり3人で行動していた。


橋を渡り大型ダンプカーの通る道を行くと「大野山方面」への分岐が有り写真右手の道へ入る、牧場に繋がる道のようです。


村落の中の道となり開けた所から「富士山」が見えましたが、すでに半分程雲に隠れてしまいこの先山頂に行っても「富士山」を見る事は出来ませんでした。




集落の中の道に有った「ホタルブクロ」と「あじさい」、このあじさいを植えてある民家の裏手から本格的な山道となります。


此所から登り始めます。前日に大雨が降ったらしく登山道は可也湿っています。丹沢山系は「山ヒル」が多く、ソロソロ活動を始める時期で足下をよく見ながら歩きます。その他マダニにも気を付けながら歩きます。


登山道はコンクリで舗装された道が続き指導表示版も整備されています。


車道が出て来ました。写真に写っている「木」は頼朝桜との説明板が有り山北町指定天然記念物となっています。途中桜が沢山植林されていましたが食害の為の囲いもむなしくまともに育っているのは5割ほどでしょうか?


車道を少左手方向にし歩くと再度登山道に出ます。そこに東屋と真新しいトイレが設置されていました。


そこから見えた「大野山」(標高723m)山頂方面



「サラサウツギ」ウツギ属には6つ位の「科」に分かれ更には沢山の種類が有り知らない花の場合特定するまでかなり時間が掛かる、この花はユキノシタ科ウツギ属で園芸品種、園芸品種となるとなおさら特定が大変。


広葉樹林帯の中を緩やかに登って行く、舗装路以外の登山道はかなりえぐれていて昔から歩かれている様子が感じられる。


再度一般道を横切る。この階段を登りしばらくすると伐採された開けた場所に出る。



動物よけのフェンスが出て来ました。しかしこの先へ登って行きますが動物が入り込んだ痕跡は沢山残っていてフェンスが壊れている所等が有りました。


写真が伐採された所で見晴らしが非常に良い、地図で九十九折りに成って居る場所、しかし前にも書いた様に西側の「富士山」は全く見えなくなっていました。


此方はユキノシタ科ウツギ属の「ウツギ」○○ウツギと言うよな前振りは付かない。この花は登山道沿いに沢山咲いていました。


気持ちの良い緩やかな登りで左手方向西側から発破の様な音が常に聞こえましたが、途中休憩している方に聞いたら自衛隊の演習の音らしいと云う事でした。


この写真はたぶん小田原市街と思いますが、右手の方に「富士山」が見えるはずですが・・・


「シジミチョウの仲間?」



トンネルの工事現場、当初発破の音は此所の工事現場からと思っていました。



山頂までは僅か、此所を登るとやがてマイクロウェーブ回線のアンテナ群が出て来て広々とした山頂への道になります。



マイクロウェーブ回線のアンテナ群と山頂への平坦な道、牧場のフェンスに沿って歩きます。


そして山頂、この写真正面に「富士山」が見えるはずなのですが・・・・・・

此所で今回の前編の物語は終了です。
次回に続きます。

   


群馬県渋川市「赤城自然園」にて花と遊ぶ

2019年06月02日 | 花を愛でる

新潟県の入広瀬村からの帰路「赤城自然園」に立ち寄り、季節の花を見に行く事にした。 「赤城自然園」へは2016年6月にも立ち寄っています。 タイトル写真は「赤城自然園」内シャクナゲ・ゾーンの少し上「見晴台」からの展望。

 

 

写真は「赤城自然園」の入場ゲートを入った所の写真です。入場料は民営の植物園と云う事から少し高めです。園内はレストラン、飲料水自動販売機等が無く、この日は日曜日でしたのでゲートの所にパン屋さんとお弁当屋さんが出張販売をしていました。

 

 

 

「マムシグサ」なにやら可哀想な名前ですが茎の部分の模様がまむしの様な縞模様が有ります。このテンナンショウ属の仲間には幾つか種類が有り花がそれぞれとてもよく似ています。

 

 

 
「シャクナゲ」。個別の種類名は省略しましたが、沢山の種類が有りました。
 
 
「ミヤコワスレ」
 
 
「ギンパイソウ」
 
 
「シラー」
 
 
「アマドコロ」
 
 
「ベニバナイチヤクソウ」
 
 
「マイズルソウ」
 
 
 
「ササバギンラン」
 
 
「ラウシマソウ」「クガイソウ」花は此からです6/3訂正。
 
 
「クリンソウ」
 
 
「タツナミソウ」
 
 

「エンレイソウ」丁度花が終わって種ができはじめた感じです。こうして花の名前だけ挙げていると、なんだか花図鑑の感じになって仕舞い恐縮です。

 

 

「コゴメウツギ」(木)
 
 
「エビネ」
 
 
「シライトソウ」
 
 

「ウラシマソウ」この花も前出のテンナンショウ属の仲間です。未だ若芽で此からもう少し大きく成長します。

 

 

「バイカウツギ」この花は草では無くウツギ属の木です。
 
 
「オダマキ」
 
 
「クサタチバナ」
 
 

「キンラン」この花は入場ゲート前の木の根元に咲いていました。 以上、主立った植物の写真を載せましたが、未だ沢山有って、とても全部は紹介できません。 花が終わっている物や此からの物。例年同じ時期に訪れても、気候の影響か可也成長にばらつきが有ります。それぞれ敏感に気候の変化を感じ取り生きている事が判ります。