J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

山梨県都留市「九鬼山」を登る

2016年01月17日 | ハイキング・山登り
タイトル写真は「九鬼山」(970m)山頂少し手前から撮った物で10時59分時点の画像です。朝車窓から見ると曇っていましたが、近づくに従い雲が取れてきてスッキリとした富士山の写真が撮れました。
今回の山行は富士吉田線「禾生駅」から杉山新道を登り「九鬼山」をへて「馬立山」(またてやま)(797m)を往復し「田野倉駅」へ下山するコースにしました。「九鬼山」はリニアー新幹線の発進基地そばでリニア線用トンネルの真上にある山です。



今回登ったコースです。九鬼山から先、急激に下り標高を下げます。札金峠で630m近くまで標高を下げた後、馬立山(またてやま)への登りは可成りキツイ、標高差167m程登り返す間大きいアップダウンが2度程有ります。コース全体に倒木が多く荒れた感じがします。ルートが沢山有る割に案内標識や分岐標識が分かりにくく注意が必要と思いました。特に馬立山に連なる尾根から田野倉駅へ下るコースは昭文社の「山と高原地図」に実線で書かれていますが破線ルートの様な感じです。大月市と都留市の国境に有るせいでしょうか、管理が甘い感じです。



「禾生駅」(かせいえき)を出てから国道20号線を大月方面へ戻る様に歩きます。途中コンビニへ寄って少しの食べ物とトイレを済ませ15分程歩くと「九鬼山」への登山口の案内板が出て来ます。写真はその途中の朝日川に掛かる「落合橋」が見える所、電光表示板には気温がマイナス3度と出ている。



写真は登山道入り口の標識、小さく見にくいがその先の大きな看板に概念図が出ています。



案内表示に従って右に折れ歩いて行くと、水道橋が正面に見えます。「多連式アーチで川床を越える煉瓦造りの落合水路橋は、大月市駒橋の駒橋発電所に桂川の水を引くための送水路として、東京電燈(東京電力の前身)が駒橋発電所の建設工事とともに明治40年に建設したたもの煉瓦造りの落合水路橋は、長さ56m、幅8.5m、高さ5.6mを有し、上部の水路幅5.7mの水路は現在も毎秒最大25㎥の水が流れているという」。
この下をくぐり左折すると突き当たりに愛宕神社方面と杉山新道方面へ左右に分岐します。今回は杉山新道方面進路を取ります。



すると写真の様な登山道入り口が出て来ます。何となく荒れ気味の道で不安ですが大丈夫です。この時点で9時11分。



写真の様に荒れていますが、歩くに従って道がハッキリしてきます。




最初は緩やかに登って行きます。次第に尾根筋の植林帯と広葉樹林帯の境を巻気味にジグザグに登り始めるときつくなり始めます。やがて樹林の切れ目から三つ峠などの山々が見え出します。



南西方向に富士山の頭が顔を出しました。




初めの方は割と写真の様に「登山道」と書いた看板が所々に設置してあり、落ち葉で隠れた道ですが何となく安心感があります。写真は弥生峠でこの辺りから尾根歩きの感じになります。



所々北西方面の展望があります。写真は手前「高川山」後方右手が「滝子山」でどちらも以前登っています。



標高が上がるにつれて富士山が大きく見える様に成りました。タイトルと同じ。




途中「倉岳山」方面からの主稜線の尾根を左に折れ、一登りで「九鬼山」(970m)の山頂です。11時02分着。



小休止した後「札金沢」方面へ向けて下ります。初めは結構急な道で気を付けながら歩きます。



写真の様に虎ロープが張ってありザレて滑りやすい急傾斜の道を虎ロープに頼りながら降りました。



一気に標高を下げます。谷間から大月の町が見えます。




暫くザレた急傾斜の道を慎重に下り傾斜が緩やかになると、そこは紺場休場(こんばやすんば)と思われます。



更に数分進むと何やら人工物で古い送電線の跡らしい。




写真は振り向いて後方を撮った所ですが時間的に12時少し前となり次第に遠景が霞んできました、気温も少し上がってきましたが稜線では冷たい風が吹いていて、休むと途端に身体が冷えてきます。先へ進み登山道にはイノシシが餌を探し掘り返したと思われる場所が幾つも出て来ます。



写真は分岐標識がありますが、表示が分かりにくく猿橋方面という表示が目立ちすぎですが。反対側の田野倉方面へここから札金沢に向けて降りるようです。更に数分進むと下の写真の「札金峠」へ下ります。



写真は「札金峠」で標高630m位、「九鬼山」(970m)から可成り下がった。ここからこの先「馬立山」へ行くには167m程登り返す。前にも書きましたがこれが可成りキツイ大きなアップダウンを2回も繰り返す。ここから左方向へ札金沢から田野倉へ下る分岐があるのですが不鮮明で手前上の写真の場所から下った方が良さそうです。



「馬立山」への登りの途中で振り向いて「九鬼山」を撮る。逆光ですが一気に下った事が判る。
この後次のピークの登り手前でお腹が空いたので昼食にして短い休憩としました。



写真は「馬立山」へ通じる主稜線へ出た所ですが、後から判ったのですが、ここは田野倉方面との分岐になっています。しかし田野倉方面への案内が無く、一方的に「馬立山」と「九鬼山」だけの表示板です。写真を撮ったこの位置真後ろが田野倉方面の道なのですが・・・・・



漸く「馬立山」山頂(797m)です。この標識でも右方向田野倉方面の案内はありません。この標識の設置者はどう言うつもりなのでしょうか?
此処まで来て田野倉方面へ下る事が出来無いと判り、タブレットのナビと紙の地図を見比べて慎重にナビの画面を見ながら上の写真の所まで戻る事にしました。



写真が先程の所へ戻った所です。黄色矢印で示しましたが手前向きの矢印は登り、真っ直ぐへ行く矢印は田野倉方面、コナラの木に赤いペンキで二重線が描かれています。後は赤テープも朽ち果てた道でバリエーションルートのような感じです。これでは、ここから田野倉方面へ下る人は居ないのでは無かろうか?春から夏にかけて草刈りをしなければ登山道は廃道の様な感じに成り判らなくなると思います。



田野倉方面へ向けて急激に下り、次に平坦な所へ出て道は落ち葉で隠され非常に分かりにくくなっています。写真は前方右側が667mのピークへ出る道、左はトラバースルートと思えるので、左の道を行きました。



道は非常に荒れています。途中熊かイノシシの物と思える糞の跡も沢山有り用心しながら歩きます。



途中振り返って撮った物ですが、可成りの藪漕ぎを強いられました。足下をしっかり見て歩けば落ち葉で隠されていますが良く見れば判ります。



写真は上の分岐から1時間弱程の悪戦苦闘の後、漸く田野倉駅のすぐ側の登山口に出た所です。これではこちら側から登る人も殆ど居なさそうです。左端にホンのお印程度の私設案内標識があるだけです。ここから田野倉駅迄は6~7分で到着です。14時16分下山完了。



田野倉駅で20分程待ち15:46分発大月行きの電車に乗りました。駅で登山者のおばさま2人が居ましたので話を聞いた所、矢張り禾生駅から九鬼山に登り愛宕神社方面から降りたようでした。私が途中遭った登山者は九鬼山山頂で夫婦ずれ2人だけでした。朝禾生駅で電車から降りた登山者は私一人でした。
富士吉田沿線には温泉が近くに無いようで、今回は時間も早めなので真っ直ぐ自宅へ帰ります。


八王子七福神めぐり

2016年01月06日 | 街歩き
タイトル写真は最後に立ち寄った「吉祥天」が有る「吉祥院」からの南側の景色。
小高い丘の上にあり丘全体が「吉祥院」の寺領のような感じでした。普通「吉祥天」は七福神には入りませんが八王子の「八」から八副神とする事と言う事です。
まず、京王線八王子駅へ行き、JR八王子駅北口迄歩き、そこから出発としました。歩く距離は5~6キロ位と思いますが殆ど平地の町歩きで旧街道などには昔からのお店があり立ち寄るのも面白い。



写真は駅などに置いてあるパンフレットですが、同じ物(看板)が最初に寄った「伝法院」に有ったのでその画像撮り、歩いた経路を黄色い矢印で入れてみました。
帰りにJR西八王子駅近くの甲州街道へ出た所で路線バスに乗り京王八王子駅で終了としました。



写真はJR八王子駅北口、ここから出発します。正面の道を真っ直ぐ行きます。出発時間は11時33分。



三崎町の信号を通過します。




三崎町の信号を通過してから数分で左折し富士見通りに出る、更に進みやがて国道16号線に出ます。更に16号線突っ切り真っ直ぐ行きます。



写真の真宮病院の所を右折すると50m程先に「伝法院」の門にのぼり旗がはためいています。




写真は正門から中を撮った本堂です。「恵比寿天」は参道の左手にあります。




写真は「伝法院」で今回御朱印は専用の「八王子七福神めぐり」色紙を買い求めます。順番は何処のお寺から初めても良い様に各お寺に色紙や御朱印帳があります。



写真が「恵比寿天」(商売繁盛の神様)




次に「伝法院」を出て富士見通りを戻り気味に横断しすぐに路地を入ると正面に「本立寺」の正門が見えます。



写真は「本立寺」正門




写真は本堂で中に毘沙門天の「像」(開運勝利の神様)が安置されていました。




お寺を出て更に進むと再度国道16号線に出ます。写真は「金剛院」前の交差点。




写真は「金剛院」の本堂。




本堂の左手脇に「福寿堂」が有り中に福禄寿(福寿無量の神様)が安置されています。招福と立身出世を司る。いずれも真新しいお堂で、八王子七福神めぐりの為に建立された様な感じですね!



本堂の脇には「マニ車」の様な石造りの物がありました。
「オン アボキャ ペイロシヤ ノウ マカポタラ マニ バンドゥマ シンバラ バラバリタヤ ウン」と唱えながらこの車を回すと「光明真言」と言う長い真言を一遍唱える事に成るとか!



次に再度国道へ出て八王子消防署方面へ行くこの信号を右折する。




そのまんま八王子消防署を通り過ぎ10分程歩くと「心松院」に着くここは「布袋尊」(家庭円満の神様)が安置されている。中国の高層で七福神の中で唯一実在した人物。



「心松院」正門





写真は「心松院」の本堂「布袋尊」はこの本堂の地下に安置されている。




写真は地下の「布袋尊」像と、その他の販売所




次に県道32号線を北に向かって歩く、JR線をくぐり国道20号線を突っ切り15分程歩くと「善龍寺」へ出る、ここは「走大黒天」(健康増進の神様)インド出身の神様



「善龍寺」正門




写真は「善龍寺」本堂。隣には「善能寺」が有る、間違えやすいのか車の駐車に気を付けて下さいとの注意書きが・・・・・・



写真は本堂内部の拝殿。「走大黒天」は左側の隅にある。






「善龍寺」を出て甲州街道へ戻る。昼食時なので途中のそば屋さん(中清グループ)へ入った。手打ち蕎麦で安くて非常に美味しかった、それに量も十分で手打ちそば屋さんには珍しく安くて美味しい良心的な店だ!写真はだいぶ食べた後慌てて撮ったので少し少なめ。



Google地図が使用出来なく成った為リンク不能です。




そば屋さんを出た後甲州街道を大月方面へ行く、途中「こんにゃく専門店」に立ち寄り幾つかのこんにゃくと牛すじの煮込みを買い求めた。



甲州街道追分を左方面へ入ると「銀杏並木」に成る5分程歩くと街道反対側に「了法寺」が見える、写真は本堂、ここは「新護弁財天」(良縁成就の神様)音楽芸能の神でもある。





写真は「新護弁財天」どういう訳か「シロ蛇」が沢山!縁起物の様だ。




更に甲州街道を進みJR西八王子駅入り口で右に折れ10分程歩くと「宗洛院」ここは「寿老尊」が安置されている。



山門をくぐると本堂が真正面に見える。その左手にお堂がある。




写真はお堂の中、「寿老尊」と地蔵尊が仲良く安置されている。




「宗洛院」を出て道を左手方向へ行く、すると「南浅川」の土手にぶつかる、土手へ出て左方向へ少し進み写真の橋を渡る。



橋を渡った後更に左へ歩くと小さな沢に架かる「ながふさ橋」に出る、写真の道を右手方面へ歩く。




写真は「吉祥院」ここは8番目に当たる「吉祥天」が有る。「吉祥院」は小高い丘の中腹に在りお墓が丘の上にある、その中間に「吉祥天」が祀ってある。



参道を遡って行くと中腹から写真の様な景色が見られる。西八王子の町が見渡せる様になり遠く山並みも見える。この時間生憎雲が下がり初め、あっという間に山並みが隠れてしまった。タイトルと同じ写真。




写真は一番上に設置されていたトトロの彫刻で、どなたかが奉納された物のようです。後から調べて判明しましたが、住職と出入りの石材やさんと相談の結果子供達の為に設置したそうです。2016/01/11 訂正及び修正




写真は「吉祥天」(福徳自在の神様)インド出身の幸福と美の神様。

この後甲州街道西八王子迄戻り、八王子まで歩くつもりで居ましたが足裏も痛くなり、足の痙りも酷くなり始めたので、バスに乗る事にしました。
バスで京王八王子まで行き帰路に着きました。

2016年 年賀

2016年01月01日 | 年賀
  明けましておめでとう御座います。例年と同じく昨年末は何処へも出かける事無く終わり、ブロク記事も更新出来ないまんま終えました。
今年も登山、旅行、その他面白そうな記事を書きたいと思いますので、このブログをお訪れて頂いた読者の皆様。今年も宜しくお願い致します。