J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

「Saxophone king Super20」

2008年02月16日 | Saxophoneと歌謡曲
昨年の暮れに、有るお店で演奏をすべく、我が家を出発したのですが、その時にケー
スごと立て続けに2回も落下させて仕舞い。お店にて、いざ演奏と言う段になって重大
な故障が判明して大変な事態になりました。その様子はmixiの日記をご覧に成った
方はすでにご存じと思いますが、詳細は割愛しますが今回はその後日談です。

故障は当日何とか本番までに緊急修理でしのいで、その後修理に出すまで3週間程
使い(何とか使えました)。
その後「CONGO SAXOPHONE工房」さんに持ち込み調整をお願いしました。
1ヵ月程後の昨日、金剛さんから連絡があり楽器が受けたダメージは可成り深刻な
モノで有った様で、分解修理に近い大修理でした。
管本体がねじれて仕舞い相当な狂いが生じていてタンポもホールから浮いているモノ
も有ったりしてタンポ交換など可成り大変な様でした。
修理に出す迄の3週間に録音してHP「音楽再生の章」にアップした曲が「北国行き」
「夜霧の空の終着港」の2曲です。
曲がりなりにも何とか騙しながら録音しました。それ程のダメージを受けたにもかかわ
らず、良く鳴ってくれたと思います。それを気が付かない私もアホと言えばアホですが!

管本体のへこみなどの外傷が無かったのが何よりの救いです。
それにしても純正ケースごとの落下でも、此ほどのダメージを受けたのですからSaxop
-honeと言う楽器は矢張り繊細な楽器と言う事を思い知らされました。
私の手元に来てから本格的な調整修理は初めてなので、此も良い機会でした、何せ私
と同じ様な年齢なので、各部にだいぶガタが来てます!(爆)・・・・・・

1950年頃作られた楽器で、製造ナンバー32万番代のKing の一番良い時期なので
貴重なモノです。
金剛さんのお話によると製造ナンバー34万番代当たり迄が良い様です。
その後kingというメーカーの変遷から楽器としてのkingの「音」は変わって行った様で
す。私の「king20」というハンドルネームもこの楽器から拝借したモノです。
デジタル一眼レフカメラ一台分余りの修理代も自分の過失からであり、管楽器ドックで
定期点検修理をしたと思えば納得できます。

其れにしても此の1ヶ月間は長かった!
アルトSaxophoneが代替楽器に成ると思っていましたが、どうも違う様で、練習に身が
入らず、音楽活動も鈍りがちでした・・・・・・・

「千畳閣」

2008年02月10日 | ツアー旅行

豊国神社(千畳閣)は、天正15年(1587年)豊臣秀吉は戦歿(せんぼつ)将兵の
慰霊の為に大経堂として建立されました。本尊は薬師如来ですが明治初年、神仏
分離令により大巌寺(安芸の宮島)に移されました。

着工から10年あまり経ち、完成前に秀吉が死んで仕舞ったため未完成のままで
すが、その為板壁、天井などが無く床も板張りのまんまです。
畳857枚の広さが有ると云う。そこから千畳閣と云われる様に成った様です。
隣に建つ五重塔と共に国の重要文化財に指定されています。
海側から見ると丁度、厳島神社拝殿の背後に屋根だけが見え、隣の五重塔が良く
見える。
本殿は入母屋作りとなっていて破風は古くなったとは云え、とても立派な物だ。

見学には拝観料を徴収されますが、中に入ると天井がないせいで小屋組がよく見
え、屋根の構造が良く解る。棟木には奉納された絵馬などが掛けられて居るが飾
り気は全くなく、ガランとした内部は、スケールの大きさが直に伝わってくる。
さすがに秀吉が作らせただけ有り使われている材料なども立派な物だ。
外側回廊の羽目板などは、京都三十三間堂にも劣らぬ物で頑丈な作りです。
完成していれば、さぞ立派な建物に成って居たはずと思います。

アーカイブ・シリーズ(No7)「広島県鞆の浦・尾道・厳島神社・山口県岩国」